表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/44

第18話 ファンタージ王国

前回のあらすじ

オリハルコンを求めて、ファンタージ王国へ向かうプリズム達、しかしドグランデの大穴から降りると、そこは能力が使えない空間だった

なんとか通り抜けたプリズム達だったが……

こうしてファンタージ王国に辿り着いたのだった




「きゃあ!」

フィステリアが悲鳴をあげる



そう、何故かファンタージ王国には大量のモンスターがいたのだ



スペリュードにマャーミー、マービットなど今まで戦ってきたモンスターもいる


またそこらにいる住民も、ただの人間ではなさそうだ、翼が生えていたり、体の半分が怪物の体になっていたりするわけだ




その時だ

「あ、すいませ〜ん!」



一人の女性が駆けつけた


そして、つまずき転んだ



「だ、大丈夫ですか?」


「ごめんごめん、ちょっと躓いただけなの!」

その女性の髪は紅色に染められていて、背中には蝙蝠の羽が生えていた



「それより、このモンスターをどうにかしてくれ!」



「あれ?家畜が逃げ出してる!?どうしよう!?」


「かち…く…?」

プリズムは戸惑いの表情を見せた



「ちょっと待て、これは家畜なのか」

ファイは尋ねた


「もちろん!最近凶暴化してるみたいだし、勝手にどっか行っちゃうの、もしかして助けに来てくれたの?」



「モンスターを飼うのはこの国では普通なのか?」



「はい!」


「モンスターがいろんな国に出没して、暴れているのは知っているのか?」



「ん?え…国外に脱走?そんなことあるわけないって」

女は何のことか分かっていないようだ



「おい!」


「ところでお前は誰なんだ?」



「私ですか?私はレッドって言うんです」



「名前なんかどうでもいい」



「ああ!なるほど、私はですね、なんとこの国の国王、ジブル様の補佐をしているんです、すごいでしょ!」


「そうか、俺様はエレスタ王国の国王だ」



「え〜本当に?おっかしいな、あ!それで、ここに来るまで大変だったでしょ」


「そういえば、何であそこでは能力が使えないんだ」



「あそこには、魔法がかかってるもん」



「魔法?」


「ああ、MAGICがかかってるもん」


「言い方変えても同じだ」


「あれはね、結構昔にお爺さんが来て魔法をかけてくれたの」



「それが能力封じの魔法か、何のためだ?」


「しらな〜い、セキュリティがなんちゃらとか言ってた」




「なる…ほど、昔ここに魔法をかけた奴がいると言うことか!」



「そういうことです、そう言えばここに何しに来たんですか?やっぱり私に求婚?」



「断じて違う、オリハルコンを買いに来た!」


「じゃあ、あとあなたの後ろにいる人は?」


「僕は国衛軍総司令官のメアナイトです!」



「メアナイトさんか〜!すごいかっこいいね!今日は求婚に来たんでしょ!」


「違いますよ」



「でもなんだオリハルコンか、え〜っと何だっけ…え〜あっ、どうしよ!?」

レッドは体から力が抜け、倒れてしまった



「あの…レッドさん?どうなさいましたか」

フィステリアが心配そうに声を掛ける



「あの……実は私、吸血鬼で…」


「え?」


「私、人の血を摂取しなければ生きていけないんです!、すみません、あの、少しだけでいいんです、血を吸わせて貰えませんかしら……」


「え…わたくしで良ければ」


「わぁ、本当にありがとうございます」



レッドはフィステリアの首筋に噛みついた



「ん…これっすごい、あぁああ……フィステリアさん、君はただの人間じゃないでしょ」



「ん……何をおっしゃいますの、わたくしは、わたくしはただの人間ですわ!」



「ああ、まあ、ありがとうございます!」



「でも吸血鬼?僕は聴いたことないですね」



「私達、ファンタージ王国の人々はえ〜と、なんて言ったらいいかな、え〜と、あ!人に非ずっていうか、あれ、ちょっと違うね、Monsterって言えばいいのかなぁ」



「何言ってるの?」



「私、人に説明するのが苦手なだけだもん!」


……そこに青い目をした男がやってきた

青白い肌は、まるで亡霊のようだった

「……僕たちはね〜あの家畜とおんなじ、この国の神から生まれた〜モンスターだよ〜」男は一枚の金貨を投げ上げて遊んでいる




「あ〜!ジブルさん?」


「あれ、その人たちはレッドの知り合いかな〜?」


「あ、この人たちはエレスタ王国から来た人です!」



「あ、そうなの、え〜と確かこの人は〜、エレスタの王だ!……なんで?」



「俺様達はオリハルコンを買いに来た、そしてお前は誰だ」



「あ!ファンタージ国王のジブルだよ〜、それで、え〜、オリハルコンか〜、ああ、アンラッキーだねぇ、オリハルコンは今はダメなんだよ〜まあ、なんとかなると思うけどね」ジブルはずっと一枚の金貨を眺めながら話していた


「ダメってどういうことだ?」


「国中のオリハルコンを、誰かが盗ってるんだよね〜」


「どうにかならないのか」



「あ!夢司超皇神様ゴッドファントムマスターに頼むのもありかな〜」



「夢司超皇神って誰だよ」



「誰って言われてもねぇ」



「吾だ!」

空から竜の様な生物が降りてきた



「おお、来たね」


「もしかしてあいつが夢司超皇神か?」



「そうだ!吾が夢司超皇神ゴッドファントムマスターのティラノサウルスだティラ!」


……だが、ティラノサウルスと言うには翼が生えており、口から火を吹き、その身には棘が生えている



「テ…ティラノサウルス?あの古代生物の?」プリズムは古代生物なんかも一応知ってた様だ



「ああ、それは吾を真似した生き物だティラ、吾はあんなに弱くないし夢もあるのだティラ!」



「そう、なんですね…」

メアナイトは困惑している



「吾は夢を司るゴッド、吾の夢は全て叶う、この国もその一つ、この国は吾の夢が現実に映し出されたもの!そこの女や男も吾が創造したもの!」



「夢が叶う、すごいじゃ無いですか!」

メアナイトはキラキラに満ちた目でティラノサウルスを見つめている




「おお、そこの紫の髪の奴、キラキラして超越幻夢(イマジネーション)に溢れてるティラ!吾はもっと凄い技が使えるティラ、それが何か知りたいティラ?」



「知りたいです!」



「答えは【夢の超必殺技ファイナルファントムフォース】だティラ!自分で考えた必殺技が使える技だティラ!」


「すごい…」



「そういえば、おまえが着ている鎧、ドリームアーマーじゃないかティラ?魔神の兜と夢幻の大剣…お前もしかしてベントの弟子か?」



「はい!」



「この鎧はベントと共同制作したんだティラ、あいつもキラキラに溢れてたな!あと、お前らよく見たら全員エレスタの偉い人だティラ、面白そうだな!何しに来たんだ!」



「オリハルコンを買いに来たんです!」



「あ…、今はオリハルコンの鉱山が占領されてこっちも困ってたんだ!そうだ、よしこの機会に奪還しに行くティラ!」


「そうですね」



「そう言えばオリハルコンは何に使うつもりティラ?」



「僕達は宇宙に行きたくて、宇宙船の素材に必要なんですよ!」


「宇宙に行く…でもお前ら偉い人ばっかりだし、ただで行くってんじゃないティラよね!」


「ええ、宇宙の危機(ハルマゲドン)から救うって感じですね!」


「おお、そう来たか!最高にキラキラしてるティラ!」


「じゃあ鉱山に向かいましょう!」


「よーし、みんなで行くティラよ」



「うーんよく分からないけどメアナイトが楽しそうで良かった」


「でも、結構危険みたいだし、戦う準備が必要だね!」



「では、申し訳ございませんがレッド大臣とジブル国王はどのような技をお使いになるのか教えていただけるとありがたいですわ」



「ああ、僕はね、透明人間なんでね〜透明化の秘術が使えるよ〜」


「私は噛みつき攻撃と、あと蝙蝠に変身したり出来るの!すごいでしょ」


「ところで、お前らはそのティラノサウルスに作られて出来たんだよな」


「はい、だからあなたたちが持つ【特殊能力】とは少し違うもんね」


「OK、早く行こう!」

プリズムも闘いが楽しみらしい


今回は戦闘なくてすみません、次回からはバリバリ戦闘していきます!ファンタージ編も結構気に入ってるんで楽しみにしておいてください。

〈予告〉坑道を進むプリズムたち、しかし行く手を阻むモンスター、一体誰に操られているのか

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ