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第14話 ホムランド大聖国

前回までのあらすじ

《ハラルド火山のマグマ》を手に入れるために、プリズム達は鉄道に乗ってホムランド大聖国へ向かって行った


「ついに着いた!」


「ホムランド大聖国ですね!」



「あそこでシュークリーム売ってるから買ってくるね!」

プリズムがどこかに行ってしまった


「それにしてもなんかさっきから(さむ)ないか?てか雪降ってるやん」

吹雪が吹いていた、雪が降り積もっていた



「見ろ!ハラルド火山が凍ってる」


「大王様、火山だけではありません!国全体が氷漬けになってます!」


「おーい!シュークリーム買って来たよ」

プリズムが戻って来た



「そんな場合じゃねえぞ」



「あ〜確かにみんな凍ってるね」

そう、ホムランド大聖国は氷漬けになっていたのだ



「取り敢えず、ハラルド神殿で話を聞きに行くぞ」ファイが提案した



「分かった」



「なんかこの辺凍ってて進みにくいな」



「まかしとけ、ようやく使い道出てきたな!」

大蛇の鱗を掲げると凍った道が解凍された


しばらく歩いていくとハラルド神殿に着いた


紫色の髪の女性と黒髪の男性が5匹のモンスターと戦っていた



「なんか戦ってるよ、加勢する?」


「いや、あのウサギはあまり強くないだろう」

5匹のモンスターは殺人ウサギのマービットだった



「じゃあ、見守っときましょう」



……

「…はぁっ!」

黒髪の男性がキャンバスにドラゴンの絵を描くと、そのドラゴンの絵が実体化し、5匹のマービットを焼き払った


「待て、あそこにもなんかいるぜ!」


「まだ残っていた…、僕としたことが」

黒髪の男性は、プリズム達をモンスターの残党だと思い込み、絵画ドラゴンをけしかけた



「うちらは違っ…!」

ドラゴンは火を吐いた

プリズム達は死んでしまった



「えっ、人?嘘だっ!また罪のない人を死なせて…しまった」


「あたいに任せとけ」

紫色の髪の女性がやって来た


懐から《強制ふっかつ薬》なる薬を取り出して、プリズム達に振りかける、

するとなんとプリズム達が生き返ったのだ


「おい、ふざけんなよ!まじで」

ハイドが男につかみかかる


「本当に申し訳ない」


「舐めてんのか?」


「おい、問題になると面倒だから困るだろ!阿呆(アホ)だな」

プリズム達を生き返らせた女性は男を咎めると、口封じに3億エルトを差し出して来た


「分かってるじゃねえか、でもその金はどこから出て来たんだ?」

ファイは尋ねる


「そりゃ僕達がこの国を指揮を取らせていただいているので」



「指揮?お前らがか?」


「はい、この神官の僕と、隣のケミの二人が主にやってるんだ」


「神官が政治とか出来るの?」

プリズムが馬鹿にしたような声で尋ねる


「出来ます、一応ね」


「エイント、間違ったことを言うな!あたいらの国は国会という仕組みを使っててな政党の中から選ばれた奴らが政治をやるんだろ!あたいらは権威と権力はあるがただの調整役にすぎないんだぜ」


「本当にすごいですね…国会」

メアナイトはニコニコ笑いながらケミという女を見つめている



「ていうか、あんたらエレスタ王国から来たんだろ?なぁメアナイトにはいつもお世話になってるぜ……」

紫色の髪の女性、ケミがメアナイトを睨みつける


「そうだ、俺様がその王だ」


「やっぱりだぜ、今まで国から出てこなかったのに何しに来たんだ?今度からはお前があたいと交渉してくれるのか?」


ファイは黙ったままだ


「さては、最近の《全世界同時多発暴走現象》に関係があるんだな」


「これにそんな長い名前つけてたのか、まぁ大体あってるか」


「ていうか、お前らは結局何がしたいんだ?この国にお前は用はないはずだぜ」


「俺様達はハラルドのマグマが必要なんだよ!」


「ああ、なるほど、そうきたか……でも無理だな、山は凍ってしまったぜ」


「それは知ってる、俺様もその原因を知りたいんだが」


「分からん、あたいも分からんぜ!」



「いや、ノーヒントでは……ないはずだ、僕たちもちょっと調査してみようか」

神官エイントはキャンバスに望遠鏡の絵を描き、それを実体化させていた


そう、エイントの能力はこの【飛び出るポップアート】だ!


「何が見える?」


「うーん…あれは…さ…猿?」


「猿がどうしたんだ?」


「猿だ、猿みたいなのが凍らせてる」


「あたいにも見せろ!」

神官ケミが望遠鏡を覗くと、確かに白い大きな猿が山、いや国全体を凍らせていた


「あれは、カチリタス…なのか?」


「なんですかそれは?」

メアナイトが尋ねる


「カチリタスはハラルド山に住み着く大猿だ、百年間生きているらしいぜ」


「それで」


「おそらく、《世界同時多発暴走現象》が原因だな」


「どうやら生物、無生物問わず、暴走する可能性があるみたいだからな」


「なあ、お前らはマグマが必要なんだろ、だったら協力してくれ、お前の能力も役に立つはずだぜ」


「だが、俺様の能力【着火の極意】でも溶かし切れないぞ」


「それなら、炎神様の力を借りようか」

エイントが口を開いた


「炎神様って、何それ美味しいの?」

プリズムがまた馬鹿にしたような声で尋ねる


「…炎神とは則ち、朕の事ナリ!」

後ろを振り向くと大きな緋色の怪鳥がいた



「おおっ、炎神様が来て下さったぜ」



「あれが…炎神様?」


「そうだ、あたいらのハラルド神殿が祭る炎神のフェニックス様だ!」



「ほっほっほ、今こそ朕が活躍する時!さあ、凍てついた大地は朕が暖めてやろうゾ」


炎神フェニックスはそういうと、口から【プラズマビーム】を発射した


凍りついた大地は暖かさを取り戻した

……ところがハラルド火山の頂では


「…炎神め、邪魔しよって!余の前に全ての物は凍てつくが良い!」


猿帝カチリタスは【冷凍波動弾】を放った

ホムランドは再び凍りついた


……


「…やはり、元凶を叩かなければならぬな、さあ山の頂を目指そうゾ!」



「やっぱり、フェニックスがいれば心強いからね、多分」



「僕たちは、帰っていいですか?」


「ダメじゃ、朕に協力するゼヨ!」

みなさん、今回はどうでしたか?

もし心に響いたというなら、★やブックマーク、感想をいただけると励みになります。

〈予告〉次回、猿帝カチリタスとのバトルスタート!


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