被験体番号010(gin rummy)
Q、どおしてこんなに更新が遅れたのでしょう。
A、作者がアホだから
ジンラミーにどうやってもって行くか悩みに悩んでました
『やっと出会えた...トランプのハート...』
トランプは4つの軍にわけられる。
ハート、スペード、ダイヤ、クラブ。
そして私はそのどれにも属さないイレギュラー...
それが私、皆は私の事を...
ジョーカーって呼ぶの
薄暗い地下の部屋。
光の射し込まないこの空間は、私の為だけに作られた。
そして鳥かごのような檻に閉じ込められ
この世界のイレギュラーは外に出られないように人間に隠された。
今私の目の前に尻もちをついた可愛らしいヴァンパイアはラミィヴァーニ、このお城のお坊ちゃん。
赤い髪と赤い瞳、所々に見える青色は彼を上手く引き立てている。
背は低く、まだまだ幼いようだ。
しかし、外見の割に大人びた雰囲気がある。
まあ、所詮子供ではあるけど。
「...お前は、いったい何者なんだ」
おっと、観察ばっかりしてても進まないね。
「私はミュウティア、ここに監禁されてる被験体だよ」
そう、私はここに監禁されてる。
なにせ、あの御主人のお気に入りだったのだから。
「私以外に監禁されてる被験体がいるなんて...」
「まあここでずっと隠されてたからね」
なんだか自分で言ってて笑えてくる。
私を閉じ込めるなんて出来るわけないのに。
「...私をここに呼んだな、目的はなんだ」
「そりゃ、君を外に出すのが目的だよ」
「...本当にそれだけか?」
「もちろん、条件付きだよ」
「......」
ここで諦めるなら、彼はその程度だと言う事。
「そんなに難しい事じゃないよ、人を連れて来て欲しいだけだから」
「人?」
「そう、君と似た、選ばれた被験体を。」
「...傑作品の事が?」
「違うよ、人間が選んだヤツじゃなくて」
期待に答えてよ、ハート
「世界が選んだ、軍の代表」
「...わけがわからない」
「...君はハート」
「ハート?」
「そう、君はハートの軍の代表なんだ」
「だからなんでそうなる」
「世界が選んだから」
「だからその世界ってのは!」
「......」
私は笑った、話して理解出来る内容じゃないのは分かってる。
だから笑った。
「......目的はなんだよ」
「そんな事聞いてどうするの?外に出たくないの?」
「...出たい」
「じゃあ勝負しようか」
「...え?」
「私が勝ったらお願いを聞いてもらうよ」
「...さっきの連れてこいってヤツか?」
「うん、そして君が勝ったら…
今までの生活に戻ってもらうかな」
「...話にならない、私にいったいなんの得があるんだ」
「けどゲームしないと、この部屋から出れないよ?」
ここは地下、私の力で一時的に扉を作る事で出入りが出来る空間。
「ここまで来たのは君の判断でしょ?」
「......」
わぁ、綺麗な顔が見る影もないほど歪んでる。露骨に嫌そう。
「わかった、やるだけやってやる。」
「ふふ、ごめんね」
「聞きたいことは山ほどある、ゲーム中に質問してもいいよな?」
「答えられる範囲なら」
「わかった、じゃあ早く始めてくれ。」
「トランプを用意するよ」
「...」
「世界はね、世界の都合のいい方にしか転がらないんだよ」
そう、私の言っている事は間違っていない。
何故なら私が、1番この世界に近い存在なのだから。
名前 ミュウティア
愛称 ミュウ
身長 155cm
種族 ???
武器 ???
番号 ???
ジョーカー。
何か知っている。目的は不明。
ラミの御主人に監禁されている。




