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第13話 王都へ

先週は更新できなくて申し訳ございませんでした…

翌々日

一昨日は依頼の日まで何しようかと悩んでいたほどであったが

昨日の孤児院での一件の後始末などに付き合わされ…その後は孤児院の子供たちと遊んでと多忙であったためあっという間に依頼の日になってしまった

出発の時間まではまだ全然早いが…早い分には問題ないだろう

俺はいそいそとパジャマから着替え、冒険者ギルドへと向かうのであった


冒険者ギルドに着くとやはり人は少ないようだ…今の時刻は10時ごろ…大半の冒険者は依頼を受け出払っている時間である

まだ約束の時間までは時間があるので俺は適当に飲み物を頼んで時間を潰すのであった


「おやルリさん、もういらっしゃっていたんですね…言ってくだされば何かおもてなししましたのに…」

「いえいえ、寧ろ早く来すぎて迷惑かもと思っていたので」

「滅相もない!いやはや全く…他の上位冒険者はルリさんを見習ってほしいですね…」

「そんなにひどいんですか?」

「いえ、皆が皆傲慢であったりするわけではないのですが…強い冒険者はやはり…その…個性的な方が多く手ですね…」

「なるほど…お仕事ご苦労様です」

「ありがとうございます」

初めて見るギルマスの満面の笑み…正直ちょっと引いてしまったのは心の中にとどめておくことにする


ギルマスと話し始めて30分くらいが経っただろうか、俺たちの方に近づいてくる人影があった

どうやらこの人が今回の護衛対象、ギルマスの妹のナズナさんのようだ

「あれ?お兄ちゃんが女の子と楽しそうに話してる…ちょっと、犯罪者にはならないでよね」

「ごめんね、お兄ちゃんが何か迷惑かけなかった?」

開口一番に見知らぬ俺の心配をしてくる…悪い人間ではなさそうだ

「いえ、ナズナ、彼女が今回の護衛依頼を受けてくださったルリさんですよ」

「え?こんなに可愛い子が⁉Bランク?うそでしょ?」

「本当ですよ…ルリさん、ギルドカードを見せてあげてくれませんか?」

「いいですよ…ストレージ起動…はい」

俺は収納魔法からギルドカードを取り出しナズナに見せてあげた

「え~!本当だ!すごい!私もっとガタイのいい人が来ると思った…だってお兄ちゃん強い剣士の女の人って言ってたじゃん!」

「でも収納魔法を使ってたってことは魔法使いなんだよね?お兄ちゃん?」

そうギルマスを問い詰めるナズナだったがどうやらギルマスも困惑しているようだ

「ええと…でもルリさん…試験の時は剣で戦ってましたし…魔法も…アッ!」

「そういえば最初剣を収納魔法から取り出していましたね…失念していました…」

「じゃあルリちゃんは…魔法剣士ってこと…?」

「魔法剣士…!ンンッ確かに、そうなるかもしれませんね?」

魔法剣士という言葉の響きに惹かれた俺は得意げにそう答える

ただ…返ってきた返事は何か含みがありそうで俺は少々困惑してしまった

「…うん…!それじゃあ王都までよろしくね!ルリちゃん!」

少し引っ掛かりはしたものの問題なく準備は進められ…

俺たちは王都へと旅立つことになったのであった


処女作です!まだまだ未熟な身ですので暖かい目でご覧ください!


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