傷だらけでも信じたい
こんにちは✨みぃてゃです‼️
前回に引き続き第2話を書かせて頂きました☺️
皆さんの両親がこのような人たちならどうしますか…?
嫌だ。帰りたくない。
毎日のようにそんなことを考えていた。学校に居たって楽しくは無いけど家に帰ったところで気を張ったままなのは変わりない。
私は友達の家庭が羨ましかった。まるで私を家族の一員かのように受け入れてくれる。ちゃんと話を聞いて笑ってくれる。優しい言葉をかけてくれる。やりたいことを全力で応援してくれる。そんな家族に、そんな両親に恵まれたかった。
第2話 傷だらけでも信じたい
「ただいま」
私のその言葉に対して「おかえり」という言葉は帰ってこない。今日は機嫌が悪い日か。一瞬で察して一目散に自分の部屋へ向かった。決して自分の部屋にいるからと言ってリラックス出来るわけではない。ただ一瞬でも1人にならないと自分が壊れてしまいそうだから。
ドン!
大きな音を立てていきなり私の部屋の扉が開いた。そして父親が入ってきた。
「お前、またお母さんに生意気な口を聞いたのか!いい加減にしろ!」
そう言われた直後、数回に渡って顔や腹を殴られ、蹴られた。そして顔には痣が出来る。
今に始まったことでは無い。母親が大袈裟に父親に告げ口して、父親が私に罵声を浴びせながら殴り掛かる。いつもそう。ここにいるのが心の底から嫌でたまらなかった。
気付けば私は毎日親の顔色を伺って、いつ殴られるか分からない恐怖と戦う日々を過ごしていた。座ってテレビを見ているだけで殴られる、食事中に包丁を向けられる、「邪魔だ」と言われて真夏の炎天下の中ベランダに閉じ込められるなどそんなことは私の中では日常茶飯事だった。抱きしめられることなんて愚か、話すらまともに聞いて貰えない。 だからみんなが「お母さんには感謝してる」とか「お父さんを尊敬している」って言っている意味が理解できなかった。
きっと私が本当の娘ではないから気に食わないのだろう。父親は母と結婚したかっただけで私はただの邪魔者。それなのに都合のいい時だけストレス解消の道具、性欲処理の道具として扱われる。母親とは血が繋がった関係ではあるけど実の娘が殴られてたり、体を触られて嫌がったりしてても見て見ぬふりをする。そんな人たちをとても親だと思いたくなかった。
泣いていても、リストカットをしても、自殺未遂をしても私を見てくれない。私に興味が無い。
学校で陰口を言われたり、LINEで”裸の写真が欲しい”とせがまれたりしているけどそれをこの人達に言ったところで解決しないことなんてわかっていた。わかっていたけどもう心がズタボロで限界だった。
そんな時、私は同じクラスの男の子に恋をしていた。その人と話している時は嫌なことも全部忘れられて、誰よりも幸せを感じてるとさえ思えた。彼に心配をかけたくなくて家庭のことはほとんど話さなかった。だって私は彼の笑顔が1番好きだから。きっと彼なら私を幸せにしてくれる、沢山愛情を注いでくれると思った。そう信じたかった。
とある日に彼の家に招かれたが、目的はやっぱり私の体だった。やることだけやったらすぐ捨てられる。所詮私は男の性欲処理道具だった。本気で好きだったからこそ物凄くショックだった。けれどそれでもいいと思っしまった。今まで両親にすら邪魔者扱いをされてきた。きっと私の存在はあってもなくてもいいものだと思う。だからこそ体しか見ていないとしても、必要としてくれるのであればいいと思った。一瞬だけでもいいから愛して欲しい。一瞬だけでもいいから抱きしめて欲しい。それが私の心からの願いだった。
いかがでしたでしょうか?
前回の話で体目的だとわかっていても一緒にいたいと思ってしまった理由がわかりましたね。
ここから主人公ちゃんはどう変わってしまうのでしょうか。




