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私が私を汚す理由  作者: みぃてゃ


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3/3

愛情と引き換えに

こんにちは✨みぃてゃです!


両親からまともに愛情を貰えなかった主人公ちゃんはついにあることに手を出してしまいます。果たして主人公ちゃんは幸せな道に戻れるのでしょうか。

もうこんな家いられない。もう限界。





第3話 愛情と引き換えに









「あの、まるおさん…ですか?」

「あ、そうです!えっと…みるくさん…ですかね?」

「そうです。今日はよろしくお願いします」


初めて会う中年男性と一緒にファミレスに入って、趣味の話や芸能人の話などをしながらおなかいっぱいにご飯を食べた。その後は決まってホテルに行った。


「じゃあNSで3貰いますね」


そう言って私は”まるお”とかいう中年男性から現金3万円を受け取った。お金を貰ったからには抵抗も何もしない。今まで沢山の男たちが望んだこと。私はその男といる数時間の間だけ身も心も預けた。


高校を卒業して専門学校に入学した私は、ひとり暮らしを始めたからなのか前よりも笑うことが増えた。恐らく両親への恐怖心やプレッシャーから逃れて安心したのだろう。だけどそんな私には誰にも言っていない秘密がある。それはパパ活をやっていること。

パパ活はSNSなどで出会ったおじさんにいくらかお金を貰うことが出来る。その金額は食事だけなのか、体の関係も含めてなのかによっても変わってくる。

私は誰でもいいから抱きしめて愛して欲しくて体の関係を持つことを選んだ。


少し前まで私は、みんなと同じような接客業のバイトをしていた。高校生の時から働いていたからリーダー的立ち位置で頑張っていた。だけどいつの日からか親からお金を貰って楽している人を見て必死に働いているのが馬鹿みたいに思えた。別に必死に働いたからと言って誰かが褒めてくれる訳でもない、稼いだ給料は全て生活費に回ってしまうから遊びに行くなんて簡単にはできない。

「じゃあパパ活してみたらどう?」

同じクラスの凛がそう提案してきた。聞いたことはあるけど実際危なくないのかとか色々考えた。

「それってほんとに大丈夫なやつ…?」

私が恐る恐る聞いてみると凛がスマホを開いて私にとあるSNSアカウントの画面を見せてきた。そこには”優しくしてくれるパパさん募集中だよ♡”という文章と共にセクシーな写真が載っていた。

「これ私が使ってるパパ活用のアカウント!」

それを聞いて私は少し疑問を抱いた。

「凛、私が知ってるパパ活って一緒にご飯を食べてお金を貰うってやつなんだけど…」

それを聞いて凛が笑った。私がキョトンという顔をしていると凛が教えてくれた。

「そんなわけないじゃん笑 おぢたちは体売らないとお金なんてくれないよ?」

それを聞いて衝撃を受けた。そういえば凛はコンビニのバイトもしているけど、週3くらいしか入っていないのにブランド物のコスメやバッグを沢山持っている。好きなものが買えるのは嬉しいけど知らないおじさんに体を売るのにはやっぱり抵抗があった。悩む私の顔を覗き込んで凛が言った。

「心配ならまずは私のパパを紹介してあげようか?凄く優しいから大丈夫だよ!」

こうして私は凛のパパと呼ばれるおじさんに会うことになった。


”駅前、着きました”

私は今日会う予定のひでさんにメッセージを送った。待ち合わせ場所で緊張しながら待っていると後ろから男性の声が聞こえた。

「みるくちゃんかな?」

振り向くと高身長で優しい顔立ちの男性が立っていた。思っていたより怖そうな人ではなくて私は少し安心した。

「じゃあお店予約してるから行こうか」

ひでさんは私をリードしてくれた。やっぱり凛がいい人だよと紹介してくれただけある。

お店に入って食事をしながらもひでさんは緊張してなかなか話せない私に話を振ってくれて優しい笑顔で聞いてくれた。その時ふと思った。

”この人が私の本当のパパだったらきっと幸せだったのかもしれない”と。

お店を出たあと、私とひでさんは近くのホテルに入った。「あ、忘れないうちに」と言ってひでさんは自分のカバンから茶封筒を取り出して私に渡してくれた。中身を確認するとそこには3万円が入っていた。でも正直今の私には、お金なんてどうでもよかった。気付けば私はひでさんに抱きついていた。初めてちゃんと抱きしめて貰えた。初めて人の温かさを知れた。その相手がその日初めて会った人など関係なく抱きしめられただけで嬉しかった。その後ベッドで体を重ねた。


それから私は凛と同じようにSNSでアカウントを作り、メッセージをくれた”おぢ”たちと会うようになった。中にはお金を貰わず体の関係だけを持った人もいた。


私が欲しいのはお金じゃなくて愛情だから。




ピロン

スマホに1件のメッセージが届いた。このメッセージから私の人生がさらに狂っていくとは、この時の私は知る由もなかった。

いかがでしたか?

ついに愛情と引き換えに自分の体を売るという選択をしてしまいました。しかしここまでは序章にすぎません。


最後にメッセージを送ってきた人は何者なのでしょうか。


4話をお楽しみに!

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