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No16
たまには
たまには草原に寝転がり
眩しすぎる空を眺めてみるか
目まぐるしく移る日々を忘れて
こんな風に心を休めてみるよ
耳元で囁く爽やかな風は
あの日の君の声のようだ
柔らかな響きに素直な心
ただそれだけで君に夢中さ
たまには後ろを振り返り
たどった道を見つめてみるか
先を急ぐ歩みを止めて
こんな風に思い出を探してみるよ
かすかに聞こえる大地の唄は
あの日の君の鼓動のようだ
秘めた情熱に確かな心
ただそれだけで君に夢中さ
たまにはひとり旅でもしようか
東へ西へ自由な旅に
君の声さえ届かぬ世界で
僕の心は何を欲しがるのか
遥かに広がる荒野を前に
無力の自分を思い知るだけか
やっぱり君の声が聞きたい
ただそれだけで君に夢中さ




