No13
言葉にして
君に出会って 君にあこがれ・・・
君と会うのは決まってこの店だね
テーブルは街路樹が見える角の席
朝の光が窓から差し込むと
グラスにはじけて君の頬を照らすよ
さあ行こう手を繋いでさ
南南西の風に向かって
正直さがあれば言葉はいらない
僕は本気でそう感じてた
君の思いに気づきもせず
君と寄り添い 君を見つめた・・・
昼下がりの店のひとはまばらで
いつもの席であなたを待つの
コーヒーカップの中はもう半分よ
あなたを待つ心はなぜかむなしい
息を切らして入ってくるあなた
汗が光ってとてもステキね
目と目が合えば言葉はいらない
私もその時そう感じていた
あなたの辛さに気づきもせず
君とふれあい 肩を抱いた・・・
午後からの雨もすっかり上がって
空には星がかすかにまばたく
こんなとき流星が流れたら
あなたは何を願うのかしら
私はあなたの夢を願うのに
友達にも自慢だったあなたが
今はだんだん遠くに思えて
少しの涙をこらえているのよ
私の気持ちを感じてほしくて
あなたに出会って あなたに恋した・・・
朝日が街を明るくすると
あなたは行くと決めているのね
私はいつもあなたの隣にいたいの
だから今度は言葉にするよ
私のなかの正直な気持ちを
あなたには優しく受け止めて欲しいな
これって私のわがままかしら
だからあなたも聞かせてよ
あなたの思いを言葉にしてさ
あなたがいるから 私もいるのよ・・・
手を繋いで行くんでしょ
南南西の風に向かってさ
私はもうくよくよなんかしない
自分の強さも信じてみたいから
いつもの店でまた語ろうよ
これから何を越えればいいかを
あなたに恋して本当に良かった
今度はそれを言葉にするよ
その時は強く抱き締めてね




