表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作文  作者: 花見 福馬
12/90

No12

時代(とき)


色あせた表紙のアルバムを開くと

若かかりし頃の母の笑顔に会える

隣にはちょこんと座る赤ん坊の私

両手に何かをもち真剣なまなざし

ページをめくると時も進み

まるでタイムマシンみたいだね


時代(とき)の流れはさりげなく

私を大人に導いて

時代(とき)の場面は鮮やかに

私の瞬間を映し出す


写真の下の母の文字には

その時々の私の成長がにじむ

黄色い帽子に大きなランドセル

背負い背負われる小さな背中

ページをめくると時も進み

まるでタイムマシンみたいだね


時代(とき)の流れはしかしむなしくて

私をおきざりに逃げて行く

時代(とき)の場面はなぜか悲しくて

私の涙をもてあそぶ


色あせた表紙のアルバムをめくると

小さかった私も大人になっていた

隣にはやっぱり母のいつもの笑顔

だけどその手は小さくなってた

ページをめくると時も進み

まるでタイムマシンみたいだね


時代(とき)の流れはされど優しく

私をいつも見ていてくれた

時代(とき)の場面は和やかで

私の涙をぬぐってくれる


喜びや悲しみを幾重にも

時代(とき)の中に織り込んで

こんな私でもいつの日か

親となる日が来るのでしょうね

母のような優しいまなざし

父のような大きな愛情


時代(とき)の流れに身を寄せて

いつか出逢う素敵なあなた

どうか私の夢を叶えて

あなたと寄り添い歩く未来を























評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ