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恋の詩
『恋の詩』
『リンデンバウムの花一つ
咲くや乙女の恋心
甘き香りに心寄せ
かの人想ふ初夏の風
リンデンバウムの実一つ
落ちる音は実か恋か
秋の風に羽広げ
かの人のもとへ飛んでゆく』
トスカ公国歌集 第2項『愛』より
*注釈
リンデンバウムの花には「結ばれる愛」という花言葉があります。初夏に淡い黄色の花を咲かせ、その可憐さと甘い香りを乙女の心として描きました。
秋になると実をつけますが、その実には1枚の羽がついております。ひらひらと回りながら落ち、遠くへ飛んでいく様を恋に落ちる乙女と想い人の幸せな未来として描いております。
ー作者 ルドヴィカ・ディ・トスカー




