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第37話

「まったくわかりませんわ。どうして光莉さんはまたあの失礼なドワーフに会いに行くのですか?注文を取りたいなら、使用人にまたは兵士に頼んでいいですよ。」


ジュリエットさんのうなり声を無視して歩き続ける。ラプラプさんの所から戻って以来、彼女は彼の失礼な態度と金をたくさん頼んだためにイライラし続けた。憤慨したジュリエットさんは、一日中不機嫌そうな顔をしていて、目が覚めるといつもの自分に戻った。


実は私も彼女を注文を取るように連れて行くつもりはない。なぜなら、良くなった気分を台無しにしたくないから。もう一つの理由は、途中でしつこいことや苦情を聞きたくないということだ。そのため、お城を出るときはとても気を付ける。残念ながら、この子は私がどこへ行ってもいつでも私についていくことができる。鋭い感覚えを持っていても、彼女の存在を検出することもできない。


「光莉さん、彼にあなたのお金を取り戻さなければなりませんよ。あのドワーフがしたのは恐喝でしたよ!違法行為です!」


私は歩くのをやめて、両方の頬をかなり強くたたきながら彼女の方を向く。ジュリエットさんは驚いたように見える。しかし、私が手を離さなかったので、彼女はうめき声も話すこともできない。


「ジュリエットさん、あそこにある武器を覚えてる?」と私が答えた。


ジュリエットさんは口を開けられない代わりに一度うなずいた。


「ちゃんと見た?」と私はまた答えた。


ジュリエットさんは首を横に振った。


まだ両手を顔につけたまま、もう一度聞いてみる。「彼の家も見た?」


ジュリエットは頭を振る前に少し考えた。


それから私は深呼吸をして話を続ける。「ラプラプさんは鍛冶屋さんだ。よく見ると、彼が作った武器には擦り傷もほこりもない。彼は一人でその武器を大事にするという意味だ。」ジュリエットさんに誰も雇用されていないことを知らせるために、私は意図的に最後の言葉を強調した。わからなくても、なぜ彼が従業員を探していなかったのか理解できた。


「でも、彼の家はとても散らかっている。家の屋根の多くは不注意にパッチを当てられ、窓ガラスはほこりっぽくなり、衣服が散らばっていた。それはなぜだろうか?」


ジュリエットが反応しないのを見て、私は続ける。「ラプラプさんは、景気後退の影響を受けた住民の一人だと思う。彼はストレスをしているように見え、仕事を続けることでそれを隠そうとした。その理由で彼がサービスの価格を上げたとしても、私にとっては問題ない。彼は生き残るために必要なことは何でもしなければならなかったから。」


他の理由があるかもしれない。例えば、彼は仕事だけを気にするドワーフとか。気性が悪いと、誰もが彼に近づきたくないとか。彼はだらしない人とか。最後の理由で、それは無視することができる。なぜなら、彼が働いている場所は、そこに少しのゴミもなくきれいに配置されているから。それで、彼がそのように故意に彼の住居を去った方法はなかった。


ジュリエットさんの顔が変わったのを見て、頬を離す。自分の迷惑に飲み込まれているよだ。しばらくの間、アネリアの危機が過ぎなかったことをおそらく忘れていた。それは何も悪いことない。ジュリエットさんは、すべてをうまく対処し、別の視点から見る必要がある。そうすれば、彼女は以前ほど簡単に怒ることはない。


「彼に会うことはいやなら、路地の前で待ってて。一人で行くから。そのあと、一緒に帰りましょう。」


「うん。」と彼女は小さい声で答えた。


そのようなジュリエットを見て、私は彼女の臆病さを思い出した。どうやら、誰かを変えることは簡単じゃない。


私が言った通り、ジュリエットさんは路地の前で待っていて私は一人でドワーフに会いに行く。目を閉じて胸を組んで働いている場所の前に座っていたので、私を待っていたようだ。


「おはようございます、ラプラプさん。注文を取りに来ました。」と私は丁寧に言った。


彼は目を開けると、私の後ろに誰もいないことに気づいた。彼は私が誰も連れてこなかったので安心したようだ。


「もう完成した。」ラプラプさんはそれから彼のそばのパッケージを持って行き、それを私にあげる。「確認しろ。お前が去ってから戻って文句を言うなら、お前を無視するぞ!」


私は彼が何を意味するのか理解して、かすかな笑顔を見せてうなずいた。パッケージを開封して中身を確認する。アイスシェーバーは木でできているのにとても軽い。サイズも十分に広いので、大きな氷を砕くことができる。保持材も非常に握りやすい。ブレードを取り外して、研いだり、新しいブレードに交換したりできる。


「ラプラプさん、これ…」そこにあった3枚のスペアブレードを見せた。


「ふん!そのブレードは支払いに含まれていた。無料であげたわけじゃねえ!」


故意に激しくされた彼の声のトーンを聞いて、私は笑わないように一生懸命する。彼のツンデレは、他の人を誤解させる可能性がある。幸いなことに、私はその行為の本質を理解することができる。私は荷物を詰めて、敬意の印としてお辞儀をする。


「ありがとうございました。この道具をちゃんと使います。私はあなたを失望させません。」


「はい、はい。もう何かないなら、はやく行け!忙しいだ!」


ラプラプは椅子から起き上がり、保護メガネをかける。まだ動いていない客に気を配らず、刀を打ち始め、部屋全体に声を響かせる。


私は荷物をしっかりと抱きしめ、出発する前にもう一度お辞儀をする。路地の終わりに、ジュリエットさんは彼女の顔に新しい表情で私を見る。どうやら、彼女はその決心した外観を与えることができるように何をすべきかをすでに知っていた。


「取りましたか?」と彼女が聞いた。


「うん。さあ、お城に戻って、かき氷を作ろう!」


何か新しいことを学んだばかりの子供のように、ジュリエットの目は好奇心で輝いている。それから彼女はお城を指差しながら熱心に私の手を取る。「はやく帰りましょう!かきごおりを楽しみです!」


確認のために一度うなずいた。「そう。きっと気に入るはず!」


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