第22話
髪を結んだ男がろうそくを手に暗い廊下を歩く。彼の唯一の表現であるかのように、かすかな笑顔が途中で続く。照明はごくわずかが、何度も足を運んできたので、歩くのに苦労しなかった。
所有者が暗闇を好むため、その場所は意図的に照明されていない。彼が光が好きではないということではなく、光にさらされたときに彼の目が少し敏感であるというだけ。なぜなら、所有者は夜に自分の活動に多くの時間を費やしているから。
男はしっかりと閉まっていないドアに到着した。ドアの後ろで、甘い香りと酔わせるバラが空中に混ざり合っている。その最小限の隙間からも、床に横たわっている裸の若い女性を見ることができる。彼女たちは死んでいない。胸が上下するかどうかがわかる。まだ呼吸していることを示している。彼女たちの顔は赤い頬で疲れ果てているように見える。
彼の鋭い聴力はそこでため息をついている女性の声を聞く。彼はこの場所の所有者でもある彼の主人の活動に干渉しないことは非常に賢明だ。彼は主の活動が終わるまでを待っている間、静かにドアのそばに寄りかかって立っている。笑顔も顔から消えない。
部屋の中では、そこにあるたった一つのベッドで、異性の2人の人間がお互いの欲望を発散している。いいえ、ここで最も満足しているのは女性なので、お互いに言うことはできない。
女性は頭を下げて臀部を上げた姿勢になっている。彼女は得た喜びの見返りにうめき続ける。手も散らかったベッドマットを握り続ける。それ以外に彼女が把握できるものは何もなかったから。
彼女の上に、男性が彼のものを突き刺し続ける。彼は前後に動き続け、女性が最初に叫ぶまでそれを繰り返す。
「王子様…私を休ませて…もう限界…」女性は懇願した。
動きは後で止まり、女性は休むことが許されていると思った。しかし、彼女の長い髪が力ずくで引っ張られ、痛みの叫びを伴って彼女の背中をアーチ状にした。
その瞬間、また男性が強く動いて、女性のおっぱいを絞る。「休ませねえよ!まだ終わっていねえぞ!」彼は冷たい声でささやいた。
それから男性は再び腰を速く動かし、女性の髪を引っ張り続ける。女性が意識を失い始めたのと同じように、その瞬間、男性はすでに満足している。彼は最終的に彼自身を分離する前に、唇に少しの間熱いキスをする。
主がもう終わったら、あの男性が仕事を報告する。「サエヴァ様、ジュリエット様の向かいの準備はもうできておりました。まだ何かありますか。」
この質問を受けて、ダラス王国の皇太子であるサエヴァという男はすぐには答えない。彼は右足を折りたたんでベッドの端に座り、床で眠っている女性たちを見ている。すると、唇にひどいニヤニヤができた。
「いいよ。もう何も。全部終わったら、俺たちの出発日を早めて。あの隠し子のお姫様を味わいたい。」彼は下唇をなめながら言った。
男は主の答えを聞いて、右手を胸に当ててお辞儀をする。「申し訳ございません、サエヴァ様。本当の目標を忘れないでくださいませ。」丁寧に注意した。
「わかったよ!俺に思い出させ続ける必要はねぇぞ!あのじじと同じもんだな、アスは!」サエヴァ王子は不平を言う。
アスという男は全く恐れない。それどころか、彼はその後さらに大きく微笑む。「申し訳ございません、王子様。王子様が王の王になり、悪魔を倒すことに成功する日が待ちきれておりません。」
これを聞いて、サエヴァ王子の笑顔が広がる。「心配すんな!あの日はもうすぐ来るぞ!セイントのクラスを手に入れると、すべては簡単になる!まず、マークス・ドーナタの首をもらい、その頭が俺の勝利のトロフィーにしてやる。そして、魔王を倒して、残りのアクマを奴隷にしてやる!ハハハハハ!!」大きい声で笑った。
笑顔で残っていたアスは、動揺しない。尊敬の念を表すために、主がそれを見なかったとしても、彼は頭を深くお辞儀することしかできない。
「王子様がその目標を達成できると信じております。その日が来たら、王子様がまだ私を使ってくれることを願っております。」
「もちろん。お前は俺の役に立つ犬だ!お前を絶対捨てねえぞ。まあ…」サエヴァ王子は目の隅でドアをちらっと見る。「お前が俺を裏切るとき…何が起こっているのかわかるよね?」彼は手がかりに満ちた口調で続ける。
「はい。この犬は与えられたご信頼を無駄にすることはありません。王子様のご期待を応えるために最善を尽くします。」彼は頭を下げたまま答えた。
「いいだろう。お前のそういうところが好き。お前は俺の忠実な犬だ!」
それから、サエヴァ王子は大声で笑ったから、それはホール全体に響き渡る。すると稲妻が現れ、一瞬空が明るくなる。その瞬間、角と尻尾のある翼のある人物の影が壁に現れる。その影は笑顔で真っ直ぐ前を見つめていたアスに由来している。




