ACT06 辻占いのリュード
後天祭の警備も考えなければならないのに、さらに片付けなければならない事柄が、サキの頭の中で山積みになっている。
王都を跳梁する夜盗、神将像が向きを変える、夜空に浮かぶ謎の人影、サキの頭の中は大混乱だった。
夜盗の捜索は、時間さえ掛けて一つ一つ順を追ってゆけば解決できるだろうが、サキの大嫌いな怪異の方は解決の糸口さえ思い付かない。
考え事をしながら神殿に戻る途中、サキの視界に小さな露店が映った。折りたたみの小さな木の机と椅子を出しただけの、辻占いの露店だった。
「あっ、リュードだ」
リュード・フォリナーと名乗るこの若者は、天狼と呼ばれる漂泊民の一群の人間だった。黒い髪と小麦色の肌は東方系異民族の血が濃いことを示している。だが、珍しいことにリュードの瞳の色は北方系の青灰色の独特の色をしている。
リュードは、方術という魔道に似た異国の術を使って占いをやっている。
フードの付いた褐色の長衣を身にまとい、机上に青銅の器を載せた占いの露店を前にしたリュードのその姿は、魔道士と大差がない。
もっとも、サキにとっては方術士も魔道士も、『怪しい魔法使い』でひとくくりに認識してしまっていて区別が付かない。
芝居がかった仰々しい仕草と口上に加え、ちょっとした手妻で客を驚かす。それに加えて、銅貨六枚という格安な割に良く当たると評判で、それなりに繁盛しているようだった。
珍しく、客足が途絶えた一瞬だった。
サキは、客を装って露店に近寄った。
「お客さん、失せ物探しか、悩み事かな……って、なんだ、姫さんか」
リュードが、サキの姿を認めて親しげな微笑みを口元に浮かべた。フードの奥から覗く青灰色の瞳がイタズラっぽい輝きを見せている。
「今日は、何を占って進ぜようか?」
芝居がかった仰々しい口調に、サキは眉間にしわを寄せてリュードをにらんだ。
霊力が皆無に等しいサキは、占いの類いと無縁だった。神殿の神託でさえ『本当かしら』と疑っているくらいだから、辻占いなど信用できるはずもない。
「別に、イカサマ占いに用はないわよ」
だが、この占いには、リュードと初めて出会った時にサキは心底から驚かされた記憶がある。
魔除け札を現場に残す謎の盗賊につながる手掛かりが欲しいと言ったサキの目の前に、魔除け札の神託が現れた。だが、それも後になって種明かしをされたら馬鹿馬鹿しいほど単純なイカサマだった。
「奇妙な出来事があったの」
サキが口を開いた。
王家と天狼が結んだ約定を継いだサキに対して、天狼側の相棒として現れたのが、リュードだった。約定の力を借りるほどの事ではないが、リュードの知恵は借りたかった。
だが、サキが巻き込まれた夜盗の探索には、リュードは興味を示さなかった。
「連中がどこに隠れているのか、盗んだ品物をどこに隠してあるのかを丹念に調べてゆくしかないだろうな」
わざわざ聞くまでのこともない、当たり前の言葉が返ってきた。だが、それでは間に合わないからサキは焦っている。
「後天祭までに、何とかしろってさ……命令する方は気楽でいいわよね」
後天祭が始まるまでもう、十日しかない。
このまま無策のままで後天祭が始まれば、夜盗に祭礼をめちゃくちゃにされるのは確実だった。
「護民官も、必死で探索に当たってるのよ……おまけに、あたしの大嫌いな怪異話まで出てきて困ってんだから。
神将像が動く、亡霊が空を歩く……こんだけ厄介事が立て続けに起きてるのよ」
「この際、怪異の方は放っとけば?」
予想通りの、ふざけた答えが返ってきた。
リュードは、こういう男だった。
今日のリュードは、特にやる気がない。リュードは、興味の無いことには、とたんにものぐさになる。だが、興味のないことにはテコでも動かないが、一度興味を示すと不眠不休でのめり込む気まぐれな部分がある。
妖魔や魑魅魍魎といったシロモノに、リュードは全く興味を示さない。
目の前を亡霊がうろうろしていても、リュードは驚かない。
妖魔や亡霊などには免疫が強すぎて、リュードは目の前に妖怪がいても、人様に悪さをしなけりゃいいや、という考えの持ち主だった。下手をすると、目の前に姿を現した亡霊と酒を酌み交わしかねない男だった。サキだったら、目の前にそんなモノがいたら、悲鳴を上げて座り込む。
リュードが、これ見よがしにあくびをした。
イラッとしたサキが、リュードをにらんだ。
「あのねぇ……神将像が動いたって怪異が起きたんだったら、神殿警護官の縄張りじゃない?
放っておけるもんですか!」
だが、リュードの答えは驚くべきものだった。
「神将像が動くのは、別に珍しいことでもないんだがね」
「珍しいどころか、あり得ないわよ」
サキが、不服そうに頬をプーッと膨らませた。
「いや……あるんだよ」
リュードが、急に声を潜めた。思わず、サキは釣り込まれてリュードの方を見た。
「神殿にある神将像とか、この手の彫像が売りに出されたりして古物商とかに流れる時には、神抜きの儀式をするんだけどね……たまに神抜きをされずに売られてたりする」
「神抜きぃ?」
サキが聞いたことのない言葉だった。
「ましてや、角笛の岬の神将像とかは現役だからな……彫像とか人形とかの人の姿を模した木偶は、念が宿りやすいんだ」
「念?」
聞き覚えのない言葉に、サキは思わず聞き返した。
「人の想う力って、存外大きいもんでな……毎日毎日、木偶に祈ってると、その念が木偶に宿るんだよ」
「宿るとどうなるの?」
サキは、背筋に寒気を覚えた。
神殿のアグネアの像など、毎日神官や信者がお祈りを捧げている。その祈った数の累積たるや、一人の人間が毎日祈った量の比ではない。
「歩き出したり、向きを変えたりするのさ」
「それって……」
「ほら、姫さんのすぐ後ろに」
「!」
サキが慌てて背後を振り向いたとたん、リュードの笑い声がはじけた。
「リュードの馬鹿ぁ!」
サキが、リュードをにらみつけた。
「あたしがお化け苦手なのを知ってて、また、あたしを脅かそうとして嘘並べてんでしょ!」
リュードのとぼけた顔を見ると、サキがお化けにおびえる姿を面白がっている様子が見える。
「いーわよ! あたし一人で正体暴いてやるんだから! 絶対、誰かのイタズラよ!」
「そう言って、本物の亡霊に遭遇するってのが、お定まりなんだがなぁ」
「リュードの馬鹿ぁ!」
再び悪態をついたサキが、きびすを返した。
振り返りもせずに、サキが憤然と歩き出した。
◆
「あーあ、行っちまった……姫さんが突っ走ると、ろくな事が無いんだがなぁ」
サキが立ち去るのを苦笑交じりに見送ったリュードは、懐から銅貨を引っ張り出した。器用に親指で弾いた六枚の銅貨が、辻占いの露店の机上を踊る。
机上で独楽のように踊っていた銅貨の回転が止まり、銅貨のそれぞれが、裏表を見せて机上に倒れた。
「おっ?」
その占いの結果に、リュードの表情が変わった。
青灰色の独特の瞳が、考え深げに銅貨を眺めている。
「睫毛のように目の前にあるのに見えぬのが真実なり、闇雲に猪突猛進して突っ走るは凶、冷静に耳目を澄ませば吉」
リュードが、占った神託をつぶやいた。
「追っかけて止めた方が……まぁ、無駄かな」
サキの立ち去った方向に、リュードが視線を移す。
視線を運河沿いに移すと、サキの後ろ姿は、中央大橋を渡ったあたりの人混みの中だった。
サキの性格は、リュードもよく知っている。サキが行動に出ると、止めるだけ無駄だった。
「しゃあねぇ、貧乏くじだぜ」
あくび混じりにリュードが立ち上がった。
木製の折りたたみの机と椅子を畳み、店じまいを始める。
「やれやれ……今夜は、徹夜になりそうだ」
だが、そうつぶやいたリュードの表情は、ぼやいている割にはどこか楽しげだった。
大きな革袋に、占いの道具の入った木箱と畳んだ机と椅子を放り込む。リュードは革袋を担いで、運河沿いの道を歩き出した。
運河下流の港湾地区へと歩くリュードの姿は、軽快なものだった。
フードの付いた長衣、腰帯に下げた奇妙な文様の護符や首から二重に下げた宝珠という方術士の姿を除けば、その辺りにいる若者と大差のない姿だった。
だが、のんびりとそぞろ歩きしているように見えて、その歩みは全く上下左右に揺れない。
「?」
リュードの視界に、人影が映った。
運河沿いの道から、運河を挟んだ王城地区を見上げる巡礼者がいた。
小高い丘の頂上から覗く、王宮の尖塔を見上げるそのまなざしは険しかった。
リュードは、その巡礼者の邪魔をしないように距離を取って、視界をさえぎらないように背後を通り過ぎた。
通り過ぎてからしばらく歩いてから、リュードが振り向いた。相変わらず、巡礼者は王宮の方を見上げたまま立ち尽くしている。
「怒り、憎悪……久々に感じる嫌な気配だ」
小声で呟いたリュードは、肩をすくめて再び歩き出した。
◆
神殿の本殿へとつながる参道の長い石段を駆け上ったサキは、左に神官のいる社務所を見ながら門をくぐり、神殿の大広場を抜ける。
大広場に面した正面の大聖堂の大きな扉は開け放たれている。サキは、大聖堂へと足を踏み入れた。
刀を鞘ごと外し、石畳の床に膝を付き、奥に安置されている聖教の神将像に拝礼する。
絶対神アグネアと、それを守護する地水火風を司る四体の神将像が無言でこちらを向いている。
(念が宿っている……ねぇ)
サキは、不意に先ほどのリュードの言葉を思い出し、微かに顔をしかめた。
(神様が宿っているはずだけどね……信者のお祈りの念も宿るのかしらね)
生まれついて霊力が皆無に等しいサキには、神将像をどんなに眺めても神が宿っているのかさえわからない。
(我ながら嫌になるわ……どうして、あたしって霊力が無いんだろ?)
神殿内では、サキは劣等感の塊だった。
神官の血筋を受け継ぐ三姉妹の中で、次女のサキだけは霊力がない。セアラやスーは、神殿のあちこちで精霊が遊ぶ姿を見掛けると言うが、どんなに目をこらしてもサキには見えない。
神官の道を閉ざされたサキが、神殿警護官の道を選んだのは必然だった。強烈な劣等感が、サキに過酷なまでの刀術の鍛錬に熱中させたのかも知れない。
(あたしには、見えないけど……きっと神様は、ここで見守ってくれているはずなんだよね)
気を取り直し、サキはあちこちにある石を彫った神将像に頭を下げ、大聖堂の周囲の回廊を抜けた。
夜中の神殿内の見回りで、神殿の神将像が動き回っている姿など目撃したら、サキだったら間違いなく悲鳴を上げて腰を抜かす。
(どうせ、リュードがあたしを脅かそうとして、あたしが怖がりそうな作り話をしただけだわ)
西に傾いた陽射しが、神殿の広場を囲む回廊の柱の間から差し込み、神将像の顔を照らし出した。誰が彫ったのかもわからない昔から、神将像はここにある。
神将像の柔らかな表情は、あたかも生きているかのような生き生きとした写実的なものだった。
光の加減なのか、神将像の表情は日々刻々と変わって見える。微笑んでいるようにも、悲しんでいるようにも、怒っているようにもサキには見える。サキの見る時の気分次第で、神将像が表情を変えているかのようだった。
(突然、あたしの前で動き出したりしませんように)
もしもここにある神将像が動き出したら、という不吉な想いを頭から追い出そうと、サキは頭を強く振った。
頭の後ろで束ねた金髪が、大きく揺れる。
頭から追い出そう、追い出そうとすればするほどに、サキの脳裏に生まれた神将像が動き出す幻影が大きくなってゆく。
「リュードの、馬鹿!」
サキは、幻影のきっかけを作ってくれた脳裏のリュードに悪態を一つ投げて、神殿の裏口に回る。
神殿警護官の詰め所の脇にある細い横道を抜け、自宅へと続く雑木林の小径をたどってゆく。
サキは、日暮れを待っていた。
ディンゴが目撃したという夜空に浮かぶという奇妙な現象を、サキ自身の目で確かめるつもりだった。
相棒のリュードが全くやる気を見せなかったので、サキが動くしかない。
霊力が皆無に等しいサキは、魑魅魍魎のようなものとの相性が悪い。理性でなんとか克服しようとしても、駄目なものは駄目だった。霊力は皆無に等しいのに、妖しい気配とかは敏感に察知するので余計に手に負えない。
神将像が夜中に動くという怪異などは、それこそ論外だった。関わらずに済むなら、一生涯関わりたくもない。
だが、気乗りはしないが、耳にしてしまった以上放っておくことも出来ない。
神将像の奉られている区画は、神殿警護官の縄張りだった。
どうせ誰かのイタズラだろうが、それを証明しないとサキの気が収まらない。
「誰かのイタズラだったら……ただじゃおかないから」
とたんに、サキの腹が微かに鳴いた。
自分が昼飯抜きで動き回っていたことに気が付いたとたん、急に激しい空腹感が襲ってきた。
朝からバタバタしていて、サキは昼飯を食べそびれている。
裏口からこっそりと厨房を通り、食堂に顔を出した。幸いなことに誰もいなかった。セアラとスーは神殿の社務所にいるのはわかっているが、母のマオが屋敷にいたら、また説教の続きが待っている。
姉のセアラが戸棚の中に置いておいてくれた昼食を、慌てて掻き込む。スープはすっかり冷めている。考えてみれば、もう昼よりも夕方が近い。
今夜は、神将像が動くという怪異の探索が待っている。サキは、一晩中張り込むつもりだった。
「まだ、ちょっと時間があるわね」
遅い昼食を終えたサキは、裏庭に出た。合間の時間といえど、サキには貴重な一刻だった。のんびりしている時間はない。
庭に、洗濯物が干されている。
サキの生まれ育ったシェフィールド家は家柄からすると、かなり質素な生活だった。使用人がいないため、家事は家族全員が分担してやっている。
「ちょうどいいわ」
サキは、乾いた洗濯物を急いで取り込み、洗濯物を干していた細引きの紐を立木から解いた。
「ええと……重りになるものって……」
裏庭に転がっているいびつな形をした小石を拾い上げた。紐の片端に小石をしっかりと結びつけると即席の分銅鎖ができあがった。
昨夜の夢に出てきた、分銅鎖の相手に対する対策も立てなければならない。
夢の中の影法師の師匠は、容赦がない。
サキが眠ると、とたんにサキの夢の中に姿を現して次から次へと刀術の課題を与えてくる。全く対処法が思い付かなかったら、次の夢の中でどんな悪夢が待っているか知れたものではない。
「早くこの武器の特徴をつかまなきゃ……この武器の弱点はどこに?」
昨夜の夢に出てきた分銅鎖の軌跡が、サキの脳裏に甦ってきた。
どう考えても、刀の間合いに踏み込む前にやられる自分の無様な姿しか思い描けていない。分銅をかわせば、横薙ぎの鎖になぎ払われる。
「さて、こんなややこしい武器はどう使う?」
重りを振り回してみる。紐を引くと投げられた重りに引っ張られ、紐が強く張った。
「狙ったところに投げるのも、意外と難しいわね」
左手に紐の反対側を持ち、石礫を投げる要領で右手に持った石を投げてみる。
これだと、まっすぐに石が狙ったところに飛ぶ。
だが、頭上で石を振り回して投げ縄の要領で投げると、狙ったところに石が飛ばない。下手に紐を強く引くと戻ってきた分銅に自分が攻撃されそうになる。
「こりゃ、相当熟練が必要な武器だわ」
分銅代わりの石に襲われかけ、サキは顔をしかめた。
だが、紐を振り回しながら分銅を投じる場合、自分の全周どの方向にでも投げられることにサキは気が付いた。
背中側でも攻撃できる。
「四方八方に敵がいる場合は、こいつは怖い武器だわ」
一対一と言うよりも、広い場所での乱戦向きの武器だった。
◆
半刻ばかり自作の分銅鎖を振り回して得たものは、悲観的なものだった。
対抗策が思い浮かばない。
(どうすれば、分銅鎖をかわして刀の間合いまで踏み込める?)
サキは、裏庭にたたずんで考え込んでいた。
そこへ、裏口からひずめの音が響いてきた。
「あっ、母様だ」
所領から戻ってきたばかりのダンとマオの二人も、王族のあちこちへと挨拶回りで忙しい。
マオは、神官ではない。
神官としての知識も能力も十分にあるが、普段は神殿周辺の掃除とか屋敷周りの雑用をして、あまり神殿でその姿を見掛けることはない。
王族にふさわしい洗練された物腰と上品な言葉使いと裏腹に、神殿ではマオは影に徹している。
だが、ひっそりと暮らしている割に、マオはシェフィールド家で一番顔が広い。ダンとマオが所領から王都に戻ってきていると知ると、あちこちの豪商や、貴族までがご機嫌伺いの挨拶に来る。
マオは商才に長けているのか、マオが動くと神殿への寄進が一時的に増える。
馬を曳いてきたマオが、手慣れた仕草で手綱を投げた。蛇のようにしなった手綱が宙を舞い、厩舎の横木に飛んだ。
厩舎の横木に、手綱がくるりと絡まった。
サキが不思議に思うのは、マオの乗馬が一族の中で随一ということだった。
上品で優雅な立ち居振る舞いでありながら、馬の扱いがずば抜けてうまい。サキが手綱を強く引いても、サキを小馬鹿にして動こうともしない馬が、マオが扱うと驚くほど従順に従う。
マオが馬屋に馬をつなぐのを横目に、サキは石をくくりつけた紐を手近な立木に向けて投げてみた。
狙いを外した石が、厩の壁に当たって派手な物音を立てた。
「あらまぁ、何をしてらっしゃるの?」
背後からのマオの非難めいた声に、サキは顔をしかめた。
「ちょっと試してるの」
マオが背後で見守る中、サキは再び分銅代わりの石を振り回して木の枝に向けて投げてみた。
「ちぃっ! また失敗!」
サキが舌打ちをした。
背後から、マオの微かな失笑が聞こえた。
「何をしたいのか、わからないけれど」
マオが、サキの手から紐を取り上げた。
ひょいと石をくくりつけた紐を二三回ばかり頭上で回して手を離すと、勢いよく石が飛んだ。
「!」
石をくくりつけた紐が、あっさりと立木に絡まった。
「母様……」
サキが驚いて、マオを見た。
マオは、にこりともしない。
「馬の手綱と扱い方は同じよ……一月も練習すれば、サキにも出来るようになるわよ」




