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召喚勇者の英雄譚 ――三人の勇者は、祝福を受け、しかし記憶を失った――

作者:霧島 高
最新エピソード掲載日:2026/08/05
『その祝福は、誰へと向けられたものか』

 目を覚ましたとき、僕たちは何もかも忘れていた。
 名前のほかには、何ひとつなく。
 けれど僕たちは「勇者」であり、その使命はこの国を救うことだと告げられる。

 挑む先は、魔石の枯れた迷宮。
 僕たちは、その最奥へと向かわねばならない。

 そこには、誰の悪意もない。
 それでも、すべては、失われていく。
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