足利義満は後小松天皇に2度の諒闇(天皇が両親の喪に服すこと)は不吉だと言ったが本当だろうか。
歴代天皇の在位期間と、両親の崩御・薨去年を表にしてみた。


2度の諒闇という例はかなり少ない。後小松天皇以前では、一条天皇、四条天皇、後醍醐天皇だけである。古い時代の天皇は、先代の崩御の後に即位するので当然ではあるが、院政が始まってからは母親が長生きしていることが目立つ。
義満が不吉と言ったのは、南北朝を分裂させた後醍醐天皇と、他愛ない悪戯が死を招いた四条天皇のことを指しているのだろう。しかし一条天皇は特別に不吉なことはなかったようだ。それでも義満がよく歴史の勉強もしていたことがわかる。