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脳出血後における生活上の注意事項

さて、あんまり前向きでない話になります。悪くなった事を受け止めろ、という事を書きます。あがいたって良い事ばかりではありませんよ。だったら受け止めるしか。謙虚に受け止めることによって、見えてくるものもあります。

 まあ、脳出血に限るわけでもないのだが、身体機能に異常をきたす症状が出た場合、基本的には無理に動こうとするな、と言うのが大前提になります。普通?は病院での療養入院後、昨日の回復なり動けるようになるために(体を動かせるようにするために)リハビリ療養を行うことになると思いますが、やはり若い内は体を動かしたくなるものだし、少なくとも倒れる前と同等に動くことを志向するものだと思います。支えてくれる親族の有無にも左右される話ですが、う~ん、何だろう。まず、家族=介護をする側としては、急がせない事が大事でしょうか。甘えている場合もあるでしょうが、少なくとも私のような半身に麻痺が出ている者としては、動かないものを動いて見せていることもあるのです。そこで周りに色々言われると、もしかしてこれ、やらねばならないの?とかできなければ見捨てられる?とか思って無理をして僅かな段差にひっかっかって転び、足とか手を折ったり痛めたりするかもしれません。そうなったらことですよ。外傷まで負ったら、病院に逆戻りだし、そういう怪我の直りは遅くなるものです。本人の気力も持つかどうか。自分はダメなんだと落ち込むでしょうし、何より「お前が無理をさせるから」とかと逆恨みされてしまう可能性もあります。一度そういうダークサイドに落ち込むと、人はなかなかそこから這い上がれなくなるものです。でも、多少の無理(無理と思えるような事)しないと、思ったより良くならないのも本当の事。患者本人にやる気=治ろうという意識が見えない場合、それをみせてほしくなるのが支える側の本音ではありましょう。そこで患者側=介護される側としては、出来る(と判断できる)ことはやってみましょう。人が言うからやる、、人が見てくれているから出来るくらいに思う事です。そのためにも病院でリハビリに真摯に取り組むことが大事になります。動けない自分を自覚することが、どこからが動けることなのかを知れる良い機会となります。自分の不本意な状態を自覚できること、それが出来なくては何にもなりません。自覚したくないものですし、もしかしたら嫌味(と思ってしまう事)も耳にするかもしれません。それでも自分の思ったことをそのまま口にするものではないと思います。よほどのことが無い場合、他人の痛みを自分の痛みとして正確に受け取れる人は、いないですよ。アスリートなんかで怪我が絶えなかった人は色々分ってしまえるかもしれませんが、でも大抵は、そういう人は怪我の治り方も心得ていて逆に取り組み方に厳しすぎる場合もあるかもしれません。家族であっても他人です。その相手に余計な気苦労は書けるものではありません。それでなくとも日常生活に支障があるからこそ入院してまで直そうとするわけですし。その辺のさじ加減は、介護する方よりされる方の自覚によるところが大きいと思います。私の場合は、それまでの生活のつけで見てくれる方がいない、もしくは老齢で頼ってはいけないという事情から、なるべく病院で、よくなれる方法を教わろうと言われた事には積極的に取り組もうと思っていました。やり方がわからないのが一番怖い。やってみなければ何をしたらいいかも良くわからない。どう聞いていいかもわからないので、出来るうちに、やってもらえるうちに慣れておこうと心に決めていました。無駄な取り組みになるかもしれませんが、無駄なら無駄でいいじゃないですか。どうせなってしまったんですから。だったら出来ることはやってみないと。恥ずかしいと思いすぎるのもいけないけど、そういう気持ちって言うのも、恥を感じることも一般生活では大事なことです。そのためには、相反することかもしれませんが、無理をしない事。無理をしてどこか痛めるのが一番心配です。私は自宅で1回、リハビリ施設で一回転んでしまいました。昔取った杵柄で、そんなに高くない位置からなら転んでもケガをしない頑丈さと転び方は会得していたのが良かった事ですかね。高校時代、ほんのわずかの時間ながら真面目に受け身の練習していたのが今になって役立ちました。もっとも、私は重いので、まずその辺を考えてくれた主治医の先生の存在も大きかったですが。まあ、脳出血と怪我でも気を配るべきところは違いますが、何にしても焦らない事ですね。自分も家族も。必ずしも良くなるわけではありませんが、何もしないまでもその状態になれる事も=その状態を落ち着いていなせることも必要ではないかと思います。何もなかった状態になれるほどは医療も進んではいません。なら、消極的にでもその状態を普通と受け止めることも重要なのではないかと思うのですよ。前に書いた、車を使うのはその後の事です。

リハビリは一日にしてならず。継続こそ力です。場合によっては、筋力くらいなら戻せますよ。もっとも、無理すれば動けなくもなりますが。なお、椅子に座りっぱなしの場合、便秘には気をつけましょう。たまには立てるようにしておく、なるべく立つように心がける事です。まず立てない場合、それが一番大事だし力を使います。

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