自宅に帰って出来る事
入院を終えることが出来、そこから日常生活に戻るのも大事なリハビリです。一度倒れれば、次もあるかもしれないと思われることは致し方ないのです。後は、以前と同じようなことが退院したからと言って出来るわけでもない事に注意しましょう。以前のルーティンより新しい生活のルーティンを早めに確立できるように頑張りましょう。これをやらねばならない、と気張るより、これが出来るようにしたい、という謙虚な姿勢が大切です。してくれる方がいるのなら、気持ちよくお願いいたしましょう。頼り切るのはどうかとも思いますが、それでも出来る範囲で。
2018年9月初め。長きのリハビリ入院から自宅に帰還して、まず最初にするべきだったことは、ほんの少々でも散らかっていた自室を片付けれことだったとは、今になって思う事ではあります。なんせそれから8年近く、全然片付いていませんもん。以前からそのままだった某ジャズLPも封も切らずそのままですし、そもそも重さのある家具は動かしようとてない。帰り着いた自宅はさながら異世界という感じでありました。いつかは出来るでその都度やってないと、まさかの事態の時に後悔が残りますよ。確かに体が動くのなら問題はありません。なら動く時に何故やっておかないのか。今更のさらですよ。片付いていない部屋を家人に見られるのも、他人事の弟に馬鹿にされるのも悔しいものです。何せこの弟、その後すぐ私の着る衣服を親戚と一緒に買いに行ってくれたのは良いのですが、買ってきた衣服の柄が、あまりにアレだったのですよ。ミニオンのTシャツや(まだ夏場なので)短パンなんて、普通じゃ買いませんわな。街内の服屋なんてそりゃあし〇むらくらいしかありませんし、大きいサイズを選ぶと自ずから値段の関係もあり若干偏ったラインナップになるのは致し方ありませんが、さすがに限度というものがあるでしょう。まあ、着ましたけど。おかげで今でもそういうものを着ています。サイズが幸か不幸か変わらなくなりましたし、お礼もちゃんと渡しましたから、もったいない。
問題はどちらかと言うと、以前から着ていた特にズボン関係がぶかぶかだったことでしょうか。急激なダイエット(効果)はそんなとこに影響します。骨量は幸い変わってないですので、上半身はまあいいのですよ。ただ下はねえ。紐で調整できるズボンがお勧め。ただ、あまりだぶっとしたものは。裾を踏んだりして、はくときに転びかねない。だからこその(夏場なら)短パン。でもデザインは考えて欲しかったですね。まだ自分じゃ買いに行けないんですから。それからご飯は、さすが私。立っていることを念頭に頑張った甲斐もあって、台所に立ち料理が出来るくらいには回復出来ていました。もともと大したものは作ってなかったし、母親(もう年でしたから)と自分の食べる分くらいは退院初日に作れました。もう一人ははなから自分の分だけ別に食べていましたので問題なし。お米だけは共用でしたけど、炊くのは私。炊飯器にセットするのは何とか出来ましたので、何度か米を研ぐ慣らしをしたぐらいでできましたので無問題、でも無かったのですが、まあ何とかなりました。住まいの地区の共同作業は弟が行くことになり、色々不平も言っていましたが、兄よりうまくやっているというアピールがしたいらしく、思ったよりはすんなり行ってくれたのが頼もしいやら不安やら。あんまり良く言うと調子に乗るタイプの人間なので、匙加減の難しい事。そんな事で頭を悩ませるのは避けたいところなんですが、家の中の調和を乱したのは時分ですからねえ。色々甘んじなくてはいけないのですよ。料理に関しては、包丁で物を切るのがつらくなっていました。左手が利かないので食材を抑えることが難しい。リンゴがむけるぐらいの回復度合いでも肉とか魚をさばくのは、結構面倒なものです。肉ならば多少凍らせればエッジが立つので切りやすくはなりますが、手が冷たくなるうえに、ちょっと力加減を間違うと、余計なものまで切りそうで。野菜は手を添えることが出来れば、利き腕が無事なら何とかなるものです。以前からやってたことは出来るようにがリハビリのコンセプトでしたから、その辺は安心しました。ガスの扱いは今でも注意をしています。火傷でもしたら様々な面で影響が出ます。何より家人に余計な心配はかけたくない。その一心で注意することが、ある意味モチベーションでしょうか。大変なのはそんなわけで?洗い物。お湯は使いたくないし、茶碗を押さえて洗うことが割と難しい。玉ねぎの皮は剥けても剥いた中身が割とよく滑る。今でもよく取り落とします。食器はなるべく軽く、小ぶりのものがよいですね。調味料は、塩分控えめで少量のものが楽ですが、お弁当についているタイプの小袋のものは切りにくくて困ります。切込みから切る際に、やはり押さえづらいのです。いきおいよくやりすぎて左手にこぼす事度々。キッチンばさみを活用しましょう。冷凍食品を暖めるだけでも食べる時に袋から取り出すのが、同じ理由で今でも面倒です。
洗濯は前々からドラム式でない昔ながらの全自動なので、特に問題は無いのですが、干すのが面倒なので乾燥機を使っています。ただ、洗濯槽からの洗濯物の移動は割と面倒。乾いた後畳むのも一苦労。一回ごとの量は少なめが良いですね。掃除は自動のを置けるような家でもないし、踏んだらヤバそう(まずこける。)なので、充電式のスティックタイプのを今は使っています。コードが絡まるとやっぱりこけるし。因みに家は2階建てですが、階段なんて上れません。まず体重移動もできないので、手すりにつかまっても怪しいです。廊下の足元周りに余計なものが置いてあるのも厳禁です。紐とか落ちていたり、猫が歩いているのも障害にはなります。家のも、まあ何とか踏まずには済んだのですが、慣れっこい、特に犬はリードなんか特に気をつけましょう。思わぬ転倒を誘発します。屋内を歩くのは、壁沿いなら手を壁につけている分には何とかなりますが、可能なら杖を突く方が安全でしょう。車いすで過ごすのもだから検討の内です。私の場合、家の中に余計なものが多かったことと、もしもの時に自力でトイレにくらい行きたいという思いと、家人の一部が家の中で杖を突く音がすることに拒否反応を示したことも、杖を使わず歩くことに繋がりました。杖を突いてトイレに行って洗面所で手を洗うときに杖は邪魔にもなります。不衛生にもなりがちですし。使う場合、四つ足等の自立式をお勧めします。付き方に若干のコツを要しますが、置忘れを回避しやすいのも利点です。音もやりようですが、単支点のものより抑えることが出来ます。まあ、なれ、ですがね。入浴時はとにかくご注意を。私は入浴そのものは可能なのですが、それ用にチューンされた浴槽であっても、上がる際に他人の介添えが無ければ立ち上がれない事もあります。のぼせ癖があるならなおの事。私は現在は、主にリハビリ施設で入浴の介添えを行ってくれるところで入浴をすることにしています。お風呂は好きだし、無理して温泉施設に行くこともありますが(細心の注意は必要ですよ)、一度のぼせかけて洗い場で倒れて頭を打ったことがあります。自己責任とは言え、温泉施設の人に、余計な手間をかけるのはお勧めできません。一度某温泉地の公衆浴場でふろ上がりの女性がのぼせて建物の入り口で転んで救急車で運ばれるのを見たことがあります。消防とか警察の対応とか、入浴客の問い合わせとか、かなり大変だったようにお見受けしました。自分が外出先で倒れた時もこんな騒ぎだったのかなと反省することしきり。
あくまで自分が家に帰った時に注意したことを列挙しただけとなります。まだまだ、例えば外に出る場合の注意点もあります。気がついてない事もありますし、屋内にも危険は一杯。自分の身体がどのくらい動くのかは少しづつ確かめましょう。急激になんて、動けませんよ。準備運動も大切です。




