リハビリを始めたとて
リハビリ病棟での印象に残った事前編みたいなとこです。割と出入りは激しいんですが、なんかリハビリでは4カ月くらいしか(当時)入れなかったみたいだし。そんなわけでリハビリ入院は4カ月間で終わります。実地でのリハビリも後半は割とハードになっていきます。詳しくは(ちゃんと覚えてはいないけれど)また次回。
入院病棟で最初に言われたことは、まず無理をしない事でした。転院初日のように無理をして仮に怪我でもすると、その分入院日数高が増えるだけでなにも良いことは無いという事だけは肝に銘じるよう言われました。まあ初日から余計なことをしていれば当然そう言われますわな。他にも患者さんもいるわけだし、その方たちにもいい影響は与えない。まあ、手を煩わすなという事です。そのせいもあってか、その翌日に救急車で運ばれてきた患者さんが隣の個室に入院してきた時、かなりひどい病状だったためか、一晩中、「看護婦さ~ん。」と譫言を言い続けていたのを、私の行状だと言われ続けたものです。前の病院での手すりカンカン事件がモノを言っていたようで、しばらくは何かあると疑われていました。入院病棟だけに、当番の看護師さんはいるものの、緊急事態や病状の変化、トイレの世話など当直の看護師さんはやることがいっぱい。私も車いすで送っていただかなければトイレにすら一人で行けませんでしたし、行ったとてじゃあ動けるのかとなると、そもそもが一応衣服が何とか一人で脱げるという状態でしたから、時間もかかれば身支度もうまくは行かない。とりあえずは就寝前ぐらいにトイレに行ければ、後は一晩何とかなるというぐらいでした。ナースコールのボタンを押せば真夜中でも当直の方が来て下さるのですが、代謝もかなり落ちていましたので、夜中に催す事が少なかったのは幸いでした。まあ事前に、おむつをしているんだから、いざとなったら漏らしちゃえとは言っていただいたのですが、それもねえ。最初の内は慣れない環境もあって、いわゆるおねしょもしたものですが、2月、3月と入院生活を続ける中で慣れてきまして、最終月にはほぼ現在の状況まで落ち着けることが出来ていました。ちなみに、リハビリ入院の病院も、地域の緊急指定の病院だったもので、ほぼ毎晩のように夜中に救急車が来て少しずつ入院患者が増えて言ったものです。先に述べた方もそういう救急搬送の方のおひとり。ただ、あまりに夜中に騒ぐもので、そのせいかすぐに転院されました。その後私も看護士長の知遇を得て、たまに以前の話も出来るようになっていましたが、やはり、周りの患者さんに影響を与える=夜中にうるさくする、のはご法度だという事です。食事メニューの好き嫌いも出来れば避けてほしいと言われました。私にも食べたくないメニューはあったのですが、なるべくは無理をしても飲み込むようにしていました。でも、変に残すくらいなら事前に食べられないものは言っておいてくれれば、給食の際に配慮するからとは言われました。ただ、病状によっては必要な栄養素を含んだ食事もあるので、やっぱり患者それぞれだとのこと。毎食の配膳の際は、よく「〇〇さんのメニュー、指定と違う」とか「××さんの、フルーツが無い」とかのセリフが飛び交っていましたっけ。いつの間にか、売店で購入した食品を持ち込む患者もいましたし、間違えて?他の患者の食事を食べてしまう方もいましたから、若い患者が余計な手間をかけるわけにはいかない。周りはある程度以上の年配の方が多いですから、入院も中盤になるとほとんど一人で食べられるものは食べる、という食事状況になってました。最初の内は別室で、一品ずつ食べさせていただく感じだったのを考えると、よくぞそこまで回復したなあと。ほんとそれまでは、手も口も思い通りには動いてくれませんでしたし、そのへんもまたリハビリですよ。自分でできない事は恥ずかしかったり申し訳なかったり。でも中には、事故で手足を失くす方もいるのだとか。そういう時は大変よとの話。痛みもあって、看護士さんの話も聞いて居れない状態もある(夜中に騒いでいた人がそうだったようですが)ので注意してねと言われて、なるほどなあと。前の病院で自分がどんな迷惑をかけたのかが身に染みましたわ。やはり普段から、非常時に限らず身の振り方は考えておくべきだなあと。まあさすがに次は無い筈ですが。今でもそんなに良くはない。でもせめて、他所様の面倒にならないようにとだけは考えてます。
入院生活の心構えと言うよりはいうよりは、社会人としての常識ですね。なんと自分が出来ていなかったことか。心構えが無くとも常識でしょう・・・いえいえ、緊急事態が我が身に降りかかるとそうも言ってはいられなくなりますよ。次は厳しさを増すリハビリの実態について。




