◼︎登場人物紹介(2-17)
⚪︎遠征先の主要人物
エレノア(17)
神殿前に店を構える薬屋の店主であり、薬師。前世の記憶や薬学生としての知識を活かして薬を開発・販売する。
将来の夢は、おいしい薬を作り、世界に広めること。火を通した薬草の回復成分が強まることを知ってからは、よりおいしくより効きやすい薬を作るための実験に夢中。
7年前、故郷を襲った竜災を機に薬屋を志すようになったこともあり、竜にはそれなりの恨みとトラウマがある。
レイモンド(21)
王国騎士団の二級騎士、人呼んで“先駆けのレイモンド”。
魔法が効かない特殊な体質を活かして、騎士団では先鋒を務める。しかしその体質ゆえに治癒魔法が効かず、エレノアの薬に幾度も助けられる。
遠征先でも治癒師を連れずに一人で行動できることから、危険な役回りをよく命じられ重宝されているが、今回の遠征ではそれが裏目に出たようだ。
ロゼ(20)
治癒師。普段は王都の神殿で働いているが、訓練を受けたうえで騎士団の遠征に同行している。
まだ年若いが経験、魔法の腕ともに優れており、遠征に同行する治癒師の中でも指揮役を務める。
エレノアの幼馴染・ホリーの恋人でもあり、関係の深い相手。
エレノアの薬に興味を持ち、たびたびアドバイスをくれる頼れる姉御である。
アルフレッド(21)
王国騎士団の四級騎士。
レイモンドの同期であるが、平凡な能力とがっつかない穏やかな性格のため出世はゆっくり。
想い人がいるが彼女の家族に交際を認められていないらしく、騎士としての身分を確立させて認めてもらうことが目標。
しかし今回の遠征先で飛竜に襲われかけたエレノアを守るため、大怪我を負う。
メメル(18)
王国騎士団の魔法士。
類い稀なる“防御魔法”の使い手で、結界を張ったり人の体にバリアを付与したり、とにかく守ることが得意な魔法士。
常に大きなフードのついたローブをまとっており、フードで顔を隠している。
暑がりなので本当は夏場はもっと涼しい格好をしたいのだが、顔を見せたくない心理と天秤にかけたうえで暑いのは我慢することにした。
○遠征先のその他の人々
ガリア(38)
王国騎士団の魔法士。人の良さそうな髭面のおじさま。
ガーベラ(25)
遠征に同行する治癒師。数少ない女性陣の一人であり、エレノア、ロゼ、メメルとテントをともにする。
ライカン(56)
王国騎士団の特級騎士。遠征隊の指揮官。顔に傷のあるいかにも歴戦の戦士。頑固。
ウルフロッド(32)
王国騎士団の一級騎士。騎士団遠征隊の副官であり、レイモンドの直属の先輩。狡猾。
パンテオン(47)
王国騎士団の一級騎士。騎士団遠征隊では、拠点防衛を担う安全面での責任者。筋肉。
○エレノアの故郷の人々
ホリー(18)
神殿で働く治癒師。
エレノアが遠征に同行すると聞いて、心配すぎて一週間ごねた。
エレノアにはすっかり鬱陶しがられていたが、今日もエレノアの安全を祈って故郷で待っている。
デボラ(14)
エレノアの薬屋の従業員。工房の親方・ディエゴの娘。
料理人志望の腕と経験を活かして、いまはエレノアの代わりに店の薬作りを担当している。
ロラン(22)
エレノアの薬屋の従業員。
明るく快活な青年だがレイモンドと過去に因縁があり、悪巧みをしてエレノアに近づいてきたのではないかと非常に警戒されている。
エレノアが遠征でいない間に、レイモンドが仕掛けた人間性を試す策略に引っかかり、大変な思いをした。
ディエゴ(42)
街で工房を営む魔導技師であり、デボラの父。
エレノアの店の常連であり、娘が心配なこともあってときどき店を訪れようとするのだが、照れくさくて外から覗くだけで終わることもしばしば。
ラインハルト(21)
本来は王都の警備や公務を担う近衛騎士だが、レイモンドの依頼でロランを試すため辺境にやってきた。
レイモンド、アルフレッドとの三人で士官学校時代の同期だった。
配属先が違ったので仕事上での協働は少ないが、交流は今も(休日を使って人を騙すのを手伝いにきてくれるくらいには)続いている。
〜お知らせ〜
いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます!
ただいま、物語はエレノアの薬作りの意義にも関わる大変重要なシーンに差し掛かっている……のですが!
改稿作業のため、本日より数日間連載をおやすみさせていただきます。
大変申し訳ございません;;
ここからの重要な物語を、ちゃんと整合性を保った上でさらに面白くするため、
序盤から一度手直しをしよう! の期間でございます。
勢いだけで書いてきた部分がたくさんあるので……(大反省)
連載再開は7/1を予定しております。
しおりを挟んでお待ちいただけますと大変嬉しく思います……!
引き続き、よろしくお願いいたします!




