第19話:一方その頃、侯爵邸の朝
帝都ガルツブルクの南郊に広がる、肥沃な穀倉地帯。
かつて「帝国の至宝」と讃えられたアルトハイム侯爵邸は、春の暖かな日差しに包まれているはずだった。
だが、その門をくぐった敷地内に漂っている空気は、爛漫たる春の気配とはおよそかけ離れた、澱んだ腐敗の匂いを孕んでいた。
車寄せの大理石の階段には、風で吹き寄せられた枯れ葉が何日も掃き清められることなく吹き溜まりを作っている。庭園の噴水は水が濁り、水底には苔が繁殖し始めていた。手入れの行き届いていたはずの低木は伸び放題で、あちこちに蜘蛛の巣が張っている。
わずか数日前まで、この屋敷には五十名を超える使用人たちが規則正しく行き交い、埃一つない完璧な美しさが保たれていた。それが今や、油の切れた大時計のように、屋敷の機能そのものが緩慢に停止しつつあった。
本館一階の豪奢な大サロン。
南向きの大きな窓から陽光が差し込んでいるが、レースのカーテンには黒ずんだ埃がこびりつき、室内の空気はひどく埃っぽかった。
そのサロンの扉が、気だるげに押し開かれたのは、すでに正午を回った午後一時のことだった。
「ふあぁ……あ、よく眠れましたわ……」
大きく口を開けてあくびを噛み殺しながら入ってきたのは、セレスティア・ランベルトだった。
薄桃色のシルクのネグリジェの上に、趣味の悪いフリルが幾重にも波打つガウンを羽織り、乱れたミルクティー色の髪をかき上げている。
彼女の目の下には、昨日までの狂乱の酒宴の残滓である薄い隈が張り付いていたが、その表情には依然として、身の丈に合わぬ傲慢な陶酔がこびりついていた。
(ああ、なんて優雅な午後かしら! 好きなだけ眠って、起きたい時に起きて、サロンでお茶をいただく……これこそが、真の貴族の奥方の暮らしですわ!)
セレスティアは鼻歌交じりに、サロンの中央にある豪奢なガラストップのテーブルへと歩み寄った。
昨日、エントランスの鉄門に借金取りが押し寄せてきた悪夢のような騒ぎは、ユリウスが「近衛兵の威を借るただの脅しだ」「エレオノーラが実家から金を戻せば済む」と適当に言いくるめたため、彼女の鳥頭の中ではすでに「終わったこと」として片付けられていた。
自分はアルトハイム侯爵邸の女主人なのだ。金の工面など男の仕事であり、自分が思い悩む必要などない――そう都合よく脳内を書き換えていたのである。
セレスティアはふわりと一人掛けのソファに腰を下ろし、優雅に足を組んだ。
だが、テーブルの上に置かれていたものに目を留めた瞬間、その可憐を装った顔立ちが、不機嫌そうに歪んだ。
「……何よ、これ?」
テーブルの中央、銀のトレーに乗せられていたのは、一本のティーポットと磁器のカップだった。
しかし、カップに注がれていた液体からは、湯気の一つすら立ち上っていない。表面には淀んだ茶渋の膜が張り、まるで泥水のように冷え切っていた。
さらに、テーブルのガラス面には、指でなぞればくっきりと跡がつくほど、うっすらと白く埃が積もっていたのだ。
「ちょっと! 誰か来なさいよ! メイド! メイドはどこにいるの!?」
セレスティアは甲高い金切声を張り上げ、テーブルの上の銀のベルを激しく振り鳴らした。
ジャラン、ジャラン、ガラン!
耳障りな金属音が静まり返ったサロンに響き渡る。
だが、待てど暮らせど、若いメイドたちが「申し訳ございません、奥様!」と駆け込んでくる気配はなかった。
「なんなの!? 女主人が起きているというのに、熱い紅茶も淹れ直さないなんて! 掃除もしていないし、昨日の残飯の匂いがまだ漂っているじゃないの! どいつもこいつも、私を誰だと思っているのよ!」
セレスティアがヒステリックに足を踏み鳴らした、その時だった。
ギギ……と、重く軋んだ音を立ててサロンの扉が開いた。
入ってきたのは、メイドたちではなかった。
「……お呼びでございますか、セレスティア様」
現れたのは、老執事ルートヴィヒ・ホルストだった。
だが、その姿は、かつて先代侯爵に仕えていた頃の威厳ある忠臣の面影を完全に失っていた。
完璧に撫で付けられていたはずの白髪は乱れ、仕立ての良い執事服には皺が寄り、何よりもその顔色は、土気色を通り越して死人のように青白かった。目の下にはドス黒い隈が落ち窪み、背中はまるで巨大な岩石を背負わされているかのように痛々しく丸まっている。
ここ数日、彼は一睡もしていなかった。
エレオノーラが去り、金庫が空になり、次々と押し寄せる債権者たちの怒号を門前で一人で浴び続け、胃の腑が焼き切れるような激痛に耐え続けていたのだ。
そして、その老執事の細い両腕には――。
ドンッ!!
鈍く、重々しい地響きのような音が、サロンの大理石の床に響き渡った。
ルートヴィヒがテーブルの脇に置いたのは、大人の背丈の半分ほどもある、分厚い羊皮紙と革表紙の台帳の山だった。その数、優に百枚以上。
「きゃっ……!? な、何なのよルートヴィヒ! 人がお茶を飲もうとしている時に、そんな薄汚れた紙の束をドスンと置くなんて、無作法にも程がありますわ!」
セレスティアはネグリジェの胸元を押さえ、眉を吊り上げて怒鳴りつけた。
「それより、このお茶は何なの!? 冷え切って埃が浮いているじゃないの! 早く淹れ直させなさい! それから、この部屋の掃除も! 絨毯に昨日のワインの染みが残っているわよ!」
喚き散らすセレスティアに対し、ルートヴィヒは深く頭を垂れ、掠れた声で淡々と答えた。
「……申し訳ございません。今朝方、本館のメイド長をはじめとする掃除係四名、ならびに給仕の従僕三名が、給料の未払いを理由に荷物をまとめて屋敷を出奔いたしました。現在、館内に残っている使用人は、厨房のカテリーナ料理長と下働きの数名のみでございます。お茶の差し替えも、掃除も、人手が足りず手が回らぬ状態でございます」
「はぁぁぁっ!? 出奔したですって!?」
セレスティアは信じられないといった顔で目を剥いた。
「なんなの、その勝手な召使いたちは! 侯爵家に仕える名誉を与えてやっているのに、たかが数日お給料が遅れたくらいで逃げ出すなんて! 恩知らずにも程がありますわ! ユリウス様に言いつけて、衛兵に捕まえさせて地下牢に放り込んでもらいますわ!」
「……勝手になさるがよろしゅうございます」
ルートヴィヒの瞳から、光が完全に消え去っていた。
かつて主家に抱いていた誇りも、忠誠心も、この無知蒙昧な愛人のヒステリーを前にして、音を立ててボロボロと崩れ落ちていく。
老執事は乾いた指先で、テーブルの上の巨大な書類の山をトン、と叩いた。
「それよりも、セレスティア様。本日の『最優先決済書類』でございます。速やかに内容をご確認の上、女主人の承認印をいただきたく存じます」
「け、決済書類……?」
セレスティアは露骨に嫌そうな顔をして、書類の束から身を引いた。
「左様にございます。今週中に手配せねばならぬ近隣諸侯および帝都高官への『春季定期贈答品』の品目リスト。ならびに、領地東部防衛線の自警団より緊急要請の出ている『武器・防具修繕費』。そして、今月分の屋敷維持管理費および食糧調達費でございます」
「な……っ! なんで私がそんな小間使いの仕事をしなければならないのよ!?」
セレスティアはヒステリックに叫び、肘掛けをバンと叩いた。
「私は侯爵夫人よ! 可憐にドレスを着て、サロンで微笑んで、ユリウス様を癒やすのが私の役目ですわ! どうして私が、そんな埃っぽい書類の山を見なければならないの!? エレオノーラは毎日、優雅にお茶を飲んで暇そうにしていたじゃない! あの女がやっていた程度の仕事、執事のあなたが勝手にやっておけばいいじゃないの!」
――エレオノーラ様は、暇そうにお茶を飲んでいた。
その言葉がセレスティアの口から吐き捨てられた瞬間。
ルートヴィヒの老躯が、ピクリと小さく痙攣した。
伏せられた老執事の瞼の奥に、かつての日々の光景が、鮮烈な痛みとともに蘇る。
(……暇そうに、だと……?)
ルートヴィヒは奥歯をギリリと噛み締めた。
あの前奥様――エレオノーラ様が、どれほどの過酷な努力を重ねていたか。
毎朝五時に起床し、誰よりも早く身支度を整え、冷え切った地下霊廟で領地全土のための祈りと魔力充填を捧げる。
その後、朝食前のわずか二時間の間に、領内各地から届く百通を超える陳情書と決済書類に目を通し、赤ペンで完璧な指示を書き入れ、使用人一人ひとりの体調や家庭の事情にまで配慮した差配を行っていた。
彼女がサロンでお茶を飲んでいたのは、一日の中でわずか十五分、すべての実務を完璧に片付けた後の、束の間の休息時間にすぎなかったのだ。
それを――裏方の苦労の一欠片も知らぬこの泥棒猫は、「暇そうにしていた」と吐き捨てた。
自分が手に入れた「女主人の座」が、他人の血の滲むような自己犠牲の上に成り立っていた安全地帯であることすら理解できず、その責任をすべて他人に押し付けようとしている。
(……ああ。アルトハイム侯爵家は、本当に終わったのだ)
ルートヴィヒの胸の中で、最後の忠義の糸がプツリと音を立てて切れた。
もはやこの女を諌める気力すら湧かない。ただ、前奥様が予言した通りの結末が、刻一刻と迫っていることへの冷え切った確信だけがあった。
「……前奥様は、これらすべての書類を毎朝、ご自身の頭脳で精査し、自らの個人資産から即座に決済を行っておいででした」
ルートヴィヒは感情の籠もらない、氷のような事務的な声で言った。
「現在、女主人の印章と鍵束をお持ちなのは、セレスティア様、貴女様でございます。貴女様がサインをなさらぬ限り、自警団の武器は修理されず、屋敷への食材の搬入も完全にストップいたします」
「う、ぐ……っ」
セレスティアは息を詰まらせ、忌々しそうに書類の束を睨みつけた。
仕方なく、爪の手入れのされた指先で、一番上にあった羊皮紙を一枚、乱暴に引き抜く。
そこに記されていたのは、『領地自警団・第一特務隊 防衛装備定期修繕申請書』だった。
東部国境の警備兵たちが使用する、魔導槍の穂先の研磨代、破損した革鎧の補修費、そして何より――魔獣の接近を感知し、遠隔から迎撃するための『防衛用小型魔晶石』の補充予算。
セレスティアは眉間に皺を寄せ、書類に並ぶ文字を目で追った。
しかし、数字や法務用語を学ぶことなど一度もしてこなかった彼女の頭脳にとって、羊皮紙の上に並ぶ文字は、単なる呪文の羅列にしか見えなかった。
彼女が理解できたのは、一番下の枠の中に、大きく太い文字で記されていた『合計金額』だけだった。
『総請求額:金貨五〇〇枚(五、〇〇〇万ゴルト)』
「……はあ!?」
セレスティアの喉から、裏返った金切声が上がった。
彼女の貧相な脳細胞が、短絡的な防衛本能を爆発させる。
(ご、金貨五百枚……!? なんで武器の修理ごときに、そんな大金が必要なのよ!? 今、うちの金庫には金貨三十四枚しかないのに、こんな大金払えるわけないじゃない!)
セレスティアにとって、数字の多寡は領地の安全保障の重要性とは何の関係もなかった。
彼女にとっての計算式は極めて単純だった。
『高い数字=私の贅沢を邪魔する、生意気で失礼な請求書』。
ただそれだけだった。
「ふざけてますわ! こんなの詐欺ですわよ!」
セレスティアは書類を机に叩きつけた。
「武器の修理なんて、兵士たちが自分でヤスリで削ればいいじゃないの! 防具なんて布を当てて縫えばタダで直せるわ! それなのに金貨五百枚だなんて、この自警団長という男、侯爵家の金を騙し取ろうとしているに決まってますわ!」
「なっ……セレスティア様!?」
ルートヴィヒが思わず声を荒らげた。
「魔導兵器の修繕には、専門の魔導鍛冶師の手が必要不可欠です! 魔晶石の補充を怠れば、万が一魔獣が侵入した際、兵士たちは丸腰で戦うことになりますぞ!」
「うるさいわね! 魔獣なんて、この領地に一度も出たことがないってユリウス様も仰っていたわ! 出もしない魔獣のために大金を払うなんて、金の無駄遣いよ! こんな請求書、【不採用】ですわ!!」
セレスティアは羽ペンを乱暴に引っ掴むと、申請書の真ん中に、真っ赤なインクで巨大な『×』を書き殴った。
そして、それだけに飽き足らず、書類をクシャクシャに丸めると、足元のゴミ箱へと投げ捨てたのだ。
「セ、セレスティア様……ッ!?」
ルートヴィヒの顔から、完全に血の気が失せた。
自警団の武器修繕の拒絶。
それは、領地の防衛線を自らの手で武装解除したに等しい、狂気の沙汰だった。
だが、セレスティアの暴走は止まらなかった。
彼女は次々と書類をめくっては、金額の大きなものだけを槍玉に挙げ、ヒステリックに叫び散らした。
「次! 『東部河川・新式堤防補修工事費・追加予算:金貨千二百枚』……はぁ!? 泥を盛るだけの土木工事に金貨千枚!? 平民どもにスコップを持たせて掘らせればタダでしょうが! 不採用、却下!!」
ぐしゃり、と丸めてゴミ箱へ。
「次! 『領民用備蓄穀物倉庫・定期防腐結界維持費:金貨四百五十枚』……カビを止めるだけで四百五十枚!? 穀物なんて天日に干しておけば十分よ! 不採用、却下!!」
破り捨てて床へポイ。
「次! 『屋敷の全暖炉用・煙突清掃および耐火レンガ補修費:金貨百枚』……煙突掃除に金貨百枚!? 煤なんて風で吹き飛ばせばいいのよ! 却下、却下、全〜部却下よ!!」
バサッ! ビリッ! クシャッ!
静かなサロンに、領地の生命線を支える重要書類が引き裂かれ、踏み躙られる破滅の音が連続して響き渡る。
セレスティアは息を荒げ、まるで邪魔な敵をすべて薙ぎ払ったかのような、歪んだ全能感に満ちた笑みを浮かべていた。
「ふん! どう、ルートヴィヒ!? 私の見事なコストカットの手腕は! これだけで金貨二千枚以上の無駄金が浮きましたわ! エレオノーラがいかに無駄遣いばかりしていたか、これで証明されましたわね!」
誇らしげに胸を反らすセレスティア。
その足元には、領地の防衛、治水、食糧保全という、文明社会のインフラのすべてを記した羊皮紙の残骸が、無残に散らばっていた。
その光景を見つめるルートヴィヒの瞳から、ついに一切の感情が消え失せた。
老執事は、ただただ静かに、床に散らばる書類の残骸を一瞥した。
『要緊急補修――放置セバ、次ノ増水ニテ堤防決壊ノ恐レ有リ』
『防衛魔石未納ニツキ、魔獣警報システム停止ノ危機』
『備蓄穀物、防腐結界ナケレバ一ヶ月以内ニ全量腐敗』――。
鮮血のような赤文字で書かれた、現場の技術者たちの悲鳴のような警告文。
それを、この女は「無駄遣い」と言い放ち、ゴミ箱へと放り込んだのだ。
「……セレスティア様」
ルートヴィヒの声は、もはや震えてすらいなかった。完全な絶対零度。
「では、こちらの書類はどうなさいますか」
ルートヴィヒが最後に差し出したのは、ひときわ豪奢な香水の香りを漂わせる、金箔押しの請求書だった。
『帝都最高級宝飾店・セレスティア嬢特注エメラルドブローチ、ならびに夜会用最高級絹ドレス一式
至急請求額:金貨八〇〇枚(八、〇〇〇万ゴルト)』
セレスティアは一瞬で目を輝かせ、その請求書を胸に抱きしめた。
「まあ! これはもちろん【即時承認】ですわ! だって、侯爵夫人である私がみすぼらしい格好をしていたら、アルトハイム侯爵家の名誉に関わりますもの! これは必要不可欠な『公的経費』ですわ!」
セレスティアは迷わず、女主人の承認印をその請求書に押し下げた。
領民の命を守る武器や堤防の予算を全額切り捨て、自分の見栄のためのドレスと宝石のツケ払いを公金として承認する。
寄生型の泥棒猫の、救いようのない本性が完全に剥き出しになった瞬間だった。
「さあ、ルートヴィヒ! 今日の仕事はこれでおしまいですわ! 早くその汚い紙屑を片付けて、厨房に言ってお昼のステーキを焼かせなさい! 最高級の赤身肉じゃなきゃ嫌よ!」
セレスティアは扇子を広げ、勝ち誇ったようにソファの背もたれに身を預けた。
だが、ルートヴィヒは動かなかった。
老執事は一礼すら平伏すらすることなく、ただ冷淡にセレスティアを見下ろしていた。
「……承知いたしました、セレスティア様。ご指示の通り、自警団への予算支給は『全額停止』と通達いたします。……どのような結果が訪れようとも、すべては女主人のご采配でございますな」
「当たり前じゃない! 文句があるならユリウス様に言わせなさい!」
セレスティアは苛立ちまぎれに、机の上のお茶のカップを払いのけた。
ガシャン! と磁器が割れ、冷えた泥水のような茶が絨毯を汚す。
「こんな下品な紙切れ、見たくもありませんわ! 次からこんなものを持ってきたり、偉そうな口を利いたら、ユリウス様に言いつけて即刻クビにして差し上げますからね!!」
サロン中に響き渡るセレスティアの金切声。
散らばる陶器の破片。
そして、床一面に撒き散らされた、赤文字の警告の山。
ルートヴィヒは無言のまま、深く、しかし二度と敬意の戻らぬ一礼を捧げると、静かにサロンを辞していった。
扉が閉まる。
一人残されたサロンで、セレスティアは爪を噛みながら、不快そうに足を組み替えた。
彼女はまだ、気づいていなかった。
自らの浅薄な手でゴミ箱へ放り込んだあの紙切れの一枚一枚が、アルトハイム領という巨船の底に、自ら穿った巨大な風穴であったということを。
自警団の武装解除。
堤防の放置。
食糧の腐敗。
エレオノーラが去ってから、わずか数日。
守り手を失い、中身を抜き取られた侯爵領は、いま確実に、外からの魔の手に対して無防備な肉塊へと成り果てようとしていた。




