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地球機密!


「スキーマーか⁈」

イケおじが無駄に2回目を叫ぶ(前回も言った)


その時のポーズがちょっとカッコいい(効果線がGペンみたいな)


イケおじは左腕のアップ⚪︎ウォッチみたいな腕時計を操作し始めた

ウォッチのフェイスにSF風の立体画面が出てきて、その他の者たちは興味津々で食いつく


「え、なになに」

イケおじの肩越しに覗こうとすると、イケおじはサッと隠した

「国家機密…いや、地球機密です!」


ち、地球機密…!!


「ちなみに、あなたたちも“地球機密”です!」


お、オレたち私たちも地球機密…!


高齢のコウレイジャーたちとオタクの漫画家さんの頭の中になんとなく

ガッチャ⚪︎ンのオープニングの最後の方が浮かんできた

地球をバックになびくマント


♩地球はひとつ

割れたら二つ…!♩


え、ヤダ素敵…!!


「オレ、衣装にマントが欲しいなぁ!」


「不謹慎!」


赤の半蔵さんの欲望を青の秀治さんがピシャリと否定する

実は秀治さんとて、たなびくマントはちょっといいなとは思ったのだが、

スキーマーが出たのならば、犠牲者がいるかもしれん


そんな時にマントが欲しいとか!


「あー、スキーマーかどうかは不明らしいですが、ボイラーが爆発事故を起こしたようですね…ただ、修理中の使っていない物だったらしく、けが人はいません」

イケおじが謎のウォッチ情報を披露してきた


「幸か不幸か、現場は我々の今夜の宿ですよ…えーと、別館での事故なので、宿泊客は皆グレードアップした本館に移れるようです」


「うそー!」

「やったぁ!」

色々忘れて大喜びする御一行様


「ねえねえ、お茶の席空いたよー」

三郎さんが別方向で空気を読まない発言をかました



夕方前、待望の温泉ホテルに着いた

「ホテルロイヤルグランドパラダイス熱海」

そこかしこに昭和が漂う


事故の影響もあって、消防車やパトカーが来ていたりなど少しざわついていた


「お騒がせして申し訳ありません

ボイラーの事故だったのですが、もう大丈夫なんですよ」

若くて愛想の良いホテルの受付スタッフが笑顔で説明してくれる


「お詫びと言っては…ですが、お客様は本館のお部屋にアップグレードさせていただきました」


既に知っていた情報なので、皆は取り乱すことなく余裕の微笑みを見せている


チェックインが終わった時、こまちちゃんがみんなに「見て見て見てぇーーー」のジェスチャーをしてきた


こまちちゃんが指差した先には、


あの不倫カップルがいたのだ!


相変わらず2人の世界観満載で…しっとり寄り添っている


横の受付スタッフが同じことを説明していたので、本館アップグレード組であろう


そしてなんと、


“夫に出張と嘘をつかれて、不倫旅行の浮気調査に来た妻”も少し離れたところにいたのだ


こまちちゃんと、どピンクの梨乃さんは手を取って喜び合った


ほぼ確で面白いことが起きる!

多分今夜!

部屋が近いといいな!

参加(?)したい!


言葉に出さなくとも2人はそう語っていた



チェックインを済ませた後は、みんなでロビーにあるお土産コーナーをチェックした


「熱海の名物って、ナニ?」

梨乃さんが呟く


「海の近くなんだから海鮮じゃないかなぁ」

黄色の三郎さんはニコニコしながら言った

お腹も空いているし(さっきお茶したのに)、ナニを見ても美味しそうなのだ


「いやいや、温泉といえばまんじゅう…やたら美味い気がするまんじゅうは外せない…」

「今買うの?まあ待て待て!」

早々にお土産を買おうとする三郎さんを秀治さんが止めた


しかし三郎さんは、今回は人差し指を左右に振って

チッチッチ

と言った


「ホテルのお土産コーナーは思ったより閉まるのが早いんだよ

温泉に入って夕飯のバイキング食べた後だと、だいたい開いてない

また、朝に買おうと思っていても混んでいたりしてゆっくり見られないことが多い」

いつもの100倍カッコよくキメる三郎さんに、一同は納得しかけた


「まー、そりゃそうか

この距離で(東京から熱海は新幹線なら45分、他でも2時間以内とかで行ける)お土産ってのもなんだしな

テキトーなの選んでおけばいいか」

半蔵さんは“1番売れてます”の札がついたお手頃な商品を手に取った


その時、


「なによー!」


というのっぴきならない叫び声が聞こえてきた!

コウレイジャー熱海編を5月の文フリに持っていきます…♡よろしければ覗きに来てやって下さい(^人^)

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