幕間 ほんのお気持ち程度の心持ち
【ふぅ...やっと終わった】
今日の業務はおわり。
ぐっと伸びをして椅子の背もたれに体重を預ける。
そして、最近やってしまったミスを思い出しながら深くため息をついた。
ここまで焦ったのは女神生で初めてのことじゃないかな。
多大なるご迷惑おかけしたあの人のことを思い出すと、思わずクスッと笑みが溢れた。
【変わった人だったけど、優しい人だったなぁ】
今までの女神通信ヒヤリハット月報告書では、同じような事故の場合、対象者は怒り狂ってなんでもチートをつけろ!という人ばかりだったそうで、今回も同じだと思いだいぶ身構えていた。
けれど、蓋を開けてみたら全然そんな人じゃなくて、むしろ物欲が無さすぎてどう処理したらいいかわからなかったほどだ。
【《実りの加護》だけでいいなんて、そんなのあんまりだよ】
そう、親切心。
哀れに思った女神はついついあれもこれもとつけてしまったのだ。
ただの親切心と侮ることなかれ。
なんせ、彼がもらったのは《実りの加護》だ。
努力すればするだけ成長し、その天井はない。
当の本人はまだ知らない、多分これから先も知る由もないが、全ては彼の成長次第だろう。
【まぁ、あの子達も気に入ってついていっちゃったけどそれは私がしたことじゃないから大丈夫だよね】
優しい風を纏うあの光の子達を思い出しながらそっと目を閉じる。
上司に怒られるのはまだまだ遠い未来の話。
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あと、BM欄に数字があるのをみたときすっごく嬉しかったです!
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