↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
308/314

狐

な、何しやがる!!

「ひひひ目が覚めたか末代。お姫様に口付けして目覚めるのは王子か。情けねーなぁ。なぁ末代。少し昔話に付き合え」



アマテラスやイザナギがこちらの世界につれて来た生き物たちの成れ果てが魔法生物たちだ。濃い魔力にあてられて変化した姿だ。


この世界に奴らが来たときは、世界はまだ狭く、魔力もかなり濃かった。魔法生物になった獣を四方を守る聖獣とした。


わしゃが迷い込んだ時には、さらに人が増え、世界が窮屈になっていた。世界の基盤を広げる必要があり、住人たちは必死に研究していた。

元陰陽術の研究者であるわしゃは、結界術に夢中になった。分福の召喚術も、瓶の中に安定した空間をつくる研究がベースになっている。


12方向に楔として人柱が置かれることになった。

世界を広げ安定させるために。わしゃはそいつらを異界と魔界を区切るために楔にした。さちよも人柱の1人だ。


彼女たちの命を守ろうとした者、世界の安定を願う者との戦い。それが魔法少女大戦だ。


泥沼化し、魔人少女が何人も現れ、戦局はさらに酷い有様になった。より、強力な魔法生物を求め、狩りが行われて、森は焼かれ土地はさらに荒れた。


わしゃは、魔人少女を捕まえ、各地に楔として、封印して回った。お陰で土地を安定化することができた。莫大な魔力は、魔法国の土地を広げることに成功した。


わしゃ変態科学者から稀代の英雄に変わった。魔人少女や魔法生物を片っ端から封印していったのさ。


振りかえったら、今度はわしゃに杖が向けられていた。まさか自分が封印されるとは、思わなかった。


そのわしゃを封印したのが、滅魔の白狐。正確には、滅魔の白狐を宿した魔人少女だったのさ。相打ちになったがな。わしゃは一族の体という器に封印され、あいつは、十二の獣たちによって記憶や魔力が封印された。

なら、狐綿の正体って


「滅魔の白狐そのものさ。器の人格は残響が残ってるだけ。魔人少女は、魔法生物が魔法少女の肉体を得たものだからな」




いまだ狐綿は起きない。


「へへへ!仕込みは十分。だが、反応なし、か。魔装の力使って濃くしても足りないか。さぁて、あとは、」

狐綿に何かしてみろ!許さねーぞ。

「うっせぇなぁ。誰のお陰でお気楽に過ごせてんのかもしらねーでよ。女同士の接吻なんざいくらでもあるだろうに。あぁ、いまはお前の体か。末代。初接吻だ。ご馳走様とでも言っておくか?え?」

ふざけんな


「火火火(サラマンド)!貴様その子に何をした。」

「滅魔の封印を解きたかったんだがな。わしゃの呪いを解くために。そんであいつを封じてハッピーエンドさぁ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。