王族の近衛騎士団
「試合開始!!!」
「2人とも、あの子たちを容赦なく叩き潰しなさい」
「ん?隊長。らしくないな。いつもなら、近衛騎士団としての気品と余裕を持って対処するように言ってるじゃねーかよ」
「そうにゃ、そうにゃ、らしくないにゃ。らしくないけど、思いっきりやっていいなら、容赦しないにゃー、猫化35...猫パンチ!!!」
「ちっ!」
ラクーンの銃弾を拳圧だけで、消し飛ばす。実力差はわかっていた。ラクーンは、敵が作戦を練る前に1人は倒しておきたかった。それゆえの突貫。褐色の女もグローブを締め直して、拳を握る。
「不意打ちっすんのか。クソガキ!ニャスケしゃがめ!龍星群」
「にゃにゃ?!」「うぉぉ!」
スイカ程の弾丸が次々に降り注ぐ。拳による大砲のような正拳突き。
「塗り壁!!!」「猫化50....猫地汰、にゃにゃにゃにゃにゃ」
作った防壁がぞりぞりとえぐられる。ボロボロになった防壁に、先程の拳がぶち当たり、簡単に貫かれる。こいつら、連携のスピードが今までの誰よりも早く、完成されてる。
「ぐわああああ!!!」
「猫化75.....猫魂」
猫女が魔力に全身が覆われ、全ての爪が伸び、犬歯も伸びる。獣化の浸食をギリギリ耐え、変化する。
「ににににに!サーベルタイガー!!!」
目にも止まらぬ斬撃。爪に牙に、為す術なく、刻み込まれる。実力差を。
「……っ!まだだ!分福「狗」窯!アッパー!!治癒力!!」
防げねぇなら、やられた傍から治していけ。
「ぐぎぎぎぎぎ!」
「愚策だよ!そいつぁ!神化深解!!龍鱗流打」
「ルーキーはでるまくないにゃ。神化深解!!猫化100!!古代虎王!!」
魔力量の圧倒的な圧力と、獣を我が身に宿した一撃が、ラクーンを穿つ。
「「龍虎爆砕!!!!」」
「か、、。、、は、、、!、、、、」
試合開始後20秒の出来事である。




