本戦4
「さっきのやつら見たでしょ?魔法を消して、魔法をあやつる外の世界のやつら。君たちの優位はあくまで魔法国の中だけなんだぜ。ベイビー」
「滅魔石は、加工が難しいですし、天然に現れることは稀であります。それらは王族や我々貴族が管理しております。やつらに大量の滅魔石を手にすることはできません。」
「それもあくまでこの世界での話さ。魔法が発展しすぎて、科学技術が遅れてるだけで研究は彼らがしてくれたさ。加工もウォータースライサーで容易にカットできる。滅魔石は、魔法生物を封じ込めた魔石から、魔力を限界まで絞り出した後にのこる空虚な魔石だ。それさえわかってしまえば、わたしなら、量産できる。」
「分福の召喚術か」
「そ。それに、私の役立たずの息子が太古の遺産を掘り当てた。やつ自身は、これっぽっちも役に立たないが、それを手に入れ手懐ければ、魔法生物さえ必要なくなり、この国をも支配できる。」
「クーデターでも起こす気か」
4人が杖を抜く。
「よしてくれよ。姪っ子甥っ子ども。私一人でクーデターなんて。白い杖や黒い杖が手に入らないかぎり、動くことはないさ」
「オオガマおば様あなたは一体。」
「私は真にこの世界を憂うものだよ」
第4試合をアナウンスします。1巡目最後の戦いです。
選手は入場してください。勝者は準決勝に進みます。
「さっきの5大貴族様たちの戦い見たか。瞬殺だぞ瞬殺。全員開始1分以内に倒してやがる。」
「うわ、気の毒にな。この試合勝ったほうが戦うみたいだ」
「ご愁傷さまだ」
「なんだなんだ?せっかくの祭りによぉ。空気おかしくねーかー」
「まったくです。姉様!まったくです。」
「我ら、マリク女学園の三姉妹。5大貴族様さえも超えていきましょう。」
「っし!いくか狐綿。大丈夫か」
「うん。呪具で押さえ込んでもらったし。いけるよ」
さぁ、両者出揃いました。
チームマリク女学院の三姉妹VSチームきつねとたぬき
戦闘不能者が2人出たら敗北です。
はじめっ!!




