チームvs魔法隊3
「ハルカ!」
「わかってる。本気で行く。アリサ魔法を解除して、いつものをお願い。」
2人の姿が20代半ばにまでかわる。アリサは大杖を回して、支援魔法をかける。次々に色々な色の光がハルカを包み込む。無線で様子をきく。
「何個かかってる?煉」
「わからない。……田舎の魔法騎士がいかにレベルが低かったかわかったよ。ふたりとも警戒してくれ。見た目通りのかわいい戦力じゃないよ。あれは」
ハルカが1歩前進むと、地割れが起きた。嘘だろおい。
「百花繚乱流。雪柳」
日本刀をレイピアを持つように構えての無数の突き。
「はええ!!」
「百花繚乱流だ。旦那。あの魔法剣は、かつて最強の名を欲しいままにした剣豪の流派ですぜ。」
「だから、なんだってんだ」
根津は牽制に手榴弾を投げるも直ぐに上空に打ち上げられ、明後日の方向にふきとんだ。
「くぅぅ!」
「いい突きだ。スイッチだ。鼠。……ぬん。滅魔『青鬼棍棒』」
筋肉の青年が棍棒を地面にたたきつけ、刀の経路を塞ぐ。
「なんて、怪力。そんなことで」
だが、魔法を喰らう滅魔石を削って作った棍棒のため、ハルカがかけていた支援の魔法は解かれてしまう。
「アリサ!……っ」
伸びた手を掴み宇品は無造作に振る。彼女の体は宙へ舞う。
「痛いっわね!!百花繚乱流 蒲公英!!」
「飛ぶ斬撃か。間に合わないな。鼠」
「ああ」
彼の手にはライフルが握られていた。早撃ちで、直撃を防ぐ。
「させない。炎早鳥!!破裂」
直前に火の鳥が狙いを妨げ、さらに破裂して、チームの2人を焼く。
「百花繚乱流。蓬薙」
低姿勢で足元を払う。
「鬼!!」
「っつう、右足が」
「悪く思わないでね。古代・業火業火・地獄犬」
業火の犬の首が三つ飛んでくる。
「当たるとまずそうだな。……古田!煉!」
「はいよぉ!」
犬の首がはじける。古田のライフルには滅魔石が弾頭に仕込まれている。
「狙撃。どこから」
アリサが意識を逸らすが
「ばぁ!!」
唐突に少年が現れアリサを殴打する。
「ガッ!」
アリサの意識が途切れた事により、ハルカへの支援魔法が失われる。
「百花…」
「窮鼠虎狩り!」「鬼殴り!」
ハルカが吹き飛ばされる。
「ふん。状況終了だ。いい手土産ができた。」
意識を失った2人の魔法使いは捕らえられてしまった。




