チームvs魔法隊2
「へー。そうなんですね」
「君は試験に巻き込まれちゃったんだよ。んで私たちが救い出したのよ」
「あ、ありがとうございます」
ガイアンは何がなにやら頭が混乱していた。
さきほど、学園長室に呼び出されて、気づいたらここにいた。
「まぁ、びっくりしちゃうよね」
「なに」
「ごめんなさいね。学生くん。ちょっとこれ持って隠れててくれるかな」
荷物と小袋をおしつける。
「なにかな。わたしたちはリタイアするから、点数にはならないよ」
塔まで数十メートル手前の位置で立ち止まる。
「気配は消してたんだがな」
顔におおきなキズのある男が1人茂みから出てきた。刀を抜く。魔法少女試験ではほぼ皆無な近接武器。殺気はない。気配すら薄い。
「後ろの人もでてきたら」
筋肉隆々の青年。迷彩服を着ているが筋肉があふれている。
「わーお、眼福、だわ。てか迷彩服とか、軍隊みたいね。あなたも日本出身なのかな。」
「さっきも言ったけどオネーサンたちはリタイアするから戦っても意味はないわよ」
「あんたら強そうだから、実力見たくて、手合わせを、ね」
「……」
グイッと短髪が長い髪のほうの首元を掴んで引っ張る。
逆手に持ったサバイバルナイフが何本かの髪の毛を持っていく。
「鬼!」
「あいよぉ」
筋肉の青年が背中から取り出したグレネードで狙いを定め引き金をひく。
「っ!銃器?!百花繚乱流 !!十字華!!」
花びらとともにグレネードが十字に切捨てられる。
「鼠!」
「おうよ」
爆炎に紛れて、背後に回り込む。
「風風風」
風がまわりの土煙をながす。ほんとは近づく敵も吹き飛ばすつもりだった。
「なんで」
その風を日本刀が切り裂く。
「秘刀 窮鼠猫噛」
「……滅魔石の日本刀。あんたら、例の連中?!」




