乱戦
「今の気配はっきゅ」
いやな予感がする。魔法生物と契約者の間には一種の絆のようなもので結ばれている。
「ミッキゅさんも感じましたか?」
「うん。良くない気配」
コマイ兄妹も感じたようだ。
「こんなときに!!巨乳を見逃した気配がするっキュ!」
「……ふん!!!」
「キュッ!!!!」
土煙が上がる!
「妹ぉ!?!?」
焦る兄。鼻息荒い妹。めり込むミッキゅ。
「ばかやってる場合かぁ!!……分福弐釜!!」
二丁拳銃をかまえ、森の中を撃ちまくる。いや、だめだ。今までのやり方じゃあ。あの女のように。深く、魔法生物と繋がれ。
「ウリ坊匂いをたどれ、、いや、匂いを辿るぞ!!」
魔力をウリ坊の鼻に集中し、自分の感覚とリンクさせる。擬似蠱毒で鍛えた魔力感知。猪のもつ嗅覚。集中しろ。
「巨乳のお姉さんが」「まわりの状況を見て!えろ鹿」「ぶ、無礼だぞ妹」「あわわわ、魔法弾がいっぱい」
「っるっせぇ!!集中できないだろうが、、とわっ!」
くそ。次から次へと。目を覚ましてから、数時間次から次へと、ほかの志願者と遭遇する。みんな中央の塔を目指しているから、当然か。集中する暇がない
「いや」
本来の戦いはゆっくり待ってくれるわけじゃない。この混戦の中ものにしてやる。分福の力を。
「お姉さまにはさまれたいっきゅ!お前のような貧乳じゃなくてっきゅ。そうだ狐綿。どうっきゅか」「ちょ、あんた、お目付け役なんでしょうが!」「狐綿。ダウナーでめり込ますけど、いい?」「ララクーンくんが、困ってるって」
「やかましいわ!!」




