浮き島の戦い1
「よし。出発するか」
ポインターになった男子生徒から、ポインターの証である水晶玉を奪い準備を整える。
「かさばるな。何個も持てないぞ」
ジャングルはジャングルなのだが、所々に雲が浮いていて、それらは弾力があってつかむことが出来た。
「すんごいふかふか。狐綿。さわる。すごいふかふか」
「あ、ほんとだ!おどろきのまふまふ具合」
そんな様子を眺めながら、ミッキュは人間体に戻り、森を見回す。
「やな感じの森っきゅ」
「ミッキュさんもそう思いますか」
コマイ兄が話しかける。
「ミッキュの命令を一切聞かない木々なんてはじめてっきゅ。」
「誰かの魔法だろ?なにか問題があるのかよ。」
「命の気配がしないっきゅ。みっキュはみんなを助けられないっきゅ」
「そんな」
追い打ちをかけるかのように、アナウンスが鳴り響く。
ただいま、10組目が脱落しました。浮島の外周が落ちます。中央にお進みください。
背後で地面が割れ下に落ちていく。
「早いな」
「うそ、だろ?!」
「いやいや、いや!!」
「「「のー!!!」」
4人はダッシュで森の中にはいる。
「狐綿!!」
走り出したメンバーに狐綿がいない。
見たら、脱落した生徒を担ごうとしてる。
「ばっか、なにして、」
「このまま、じゃ、しん、じゃう!!」
「んな、やつら、ほっとけ、、、、、、ないよな!お前なら。」
彼女は弱い。弱いが、強い意志がある。そんな目だ。俺にはない強さだ。
「っ」
かと、言って、全員を運ぶことなんてできない。
「「おい、誰を選ぶ」」
双子が叫ぶ。命の選択をしろと言うのか。
「狐わ、、」
「選ばない!選ばせない!!私がたすけ」
狐綿の足元が崩れる。
「ばかやろう。」




