予選開始
「ぬわぁああああ……………………ぐへっきゅ!きゅ!!きゅ!!!きゅ!!!!きゅ!!!!」
ミッキュを下にして、4人が折り重なる。
「よし、いくか」
「いくか、じゃないっきゅ!」
「たしかに、きょりを測らないと」
遠くに見える本選会場の塔をみながらラクーンが、つぶやく。
「ちがうっきゅ!大切なことがあるっきゅ」
「水場の確保は必死だよな。見たところ普通の森に見えるけど。そういう訳じゃないよね。僕と妹で、川がないか。見てくるよ」
「ちがうっきゅ!!!」
「食料も重要だ。」
「謝ってほしいっきゅ」
「あるかなきゃ」
「さぁ、あるかなきゃ」
「あるかなきゃ」
「あるかなきゃ」
「あるかなきゃ」
いや、何かおかしい。4人の目の焦点があってない。召喚酔い?いや、全員が浮き島の端を目指して歩いている。これは、幻術攻撃。
「目を覚ますっきゅ」
さけぶも彼らのあゆみは止まらない。
「無駄無駄」
木に身を隠しながら、ほくそ笑む。
「ラッキーだったぜ。自分たちよりあとにくるグループがいるなんてな」
「待ち伏せ成功!俺たちの幻覚魔法は」
「「最強!」」
「止まらないっきゅ!!!」
人間化したみっキュは狐綿を引っ張ったり、ラクーンを殴ったり、色々試してみてもうまくいかない。
「これは、不可抗力っきゅ!これは不可抗力っきゅ」
むんずっと狐綿の豊かな胸をつかむ。
「みっぎゃああああああ!!」
「みっぎゃああああああ!!」
2つの悲鳴が森にひびく。けたたましいアラーム。えろを感知しました。えろを感知しました。粛清モードに移行します。
「な、なななな!なにするんですか!!」
「気、気がついて、良かった、良かったっきゅ。だ、大丈夫なことを、アピールして、は、はやくぅっきゅ」
「え、、えっと、大丈夫っだよ」
「ぐへぇ」
のたうち回っていたミッキュは、動きを止めた。
「……はやく、みんなを、幻術にかけられてるっきゅ」




