↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
257/318

レディーGO!

コブシが唸る音がする。

「分福四釜!!塗り壁!!!」

ガチガチに固めた魔力をまとめた壁だったが砕かれる。

「ぐわあああ!!」

2人が吹っ飛ばされる。

「急に物凄く強くなったじゃねーか!!」

「るっさい。僕のせいじゃない」

「いや、おまえのせいだろ。」

「冗談じゃない。レベル17マウント乗りゴリラだと」

「なんだよそいつ」

「バカ強いゴリラだよ!そして」


うほっほっほ!ほほ!

ケツをたたいて、指で下品なジェスチャーをする。

「物凄く煽ってくる」

「ぶっ壊してやる!!!!」


ラクーンの攻撃はダメージを与えられていない。

「クソッ本来は、れべる10で終わる予定だったのに。お姉ちゃん!ミスっちゃった早くだして!お姉ちゃん!」

ゴリラの猛攻をよけようとするが、暗闇に紛れて襲ってくるため、対処がおくれる。


「……………………くそ。おい。ぼんぼん」

「話しかけんな!腹が立つ」

「良く聞け!銃ってのは、筒の中に切れ込みがあって銃弾が、回転しながら出てくる。安定性と命中率があがるためにね。それに押し出してるんじゃない。火薬を銃弾のしりに仕込んで爆発させてるんだ。お前の構造じゃ威力が足りない。」

「!!……。んなこと、言われたって」

「しかたないか。頭かせ」

「やだよ」

「はやく貸して。」

「おいキスとかすんなよ」

「するかバカ!!……アッパー。」

ミシミシとアイアンクローで頭を鷲掴みにされる。

「おい!なにすん、ら熱い熱い熱っ!何すんだ!!」

「ぼんぼん。おまえの頭のイメージする部分に働きかけた。銃を作り上げてみろ。さっき僕が言ったことを踏まえてな」

「は?効果なかったろうが。あいつらの銃でも、歯が立たないだろう」

「なに言ってんだよ。お前は魔法使いだろ。良く考えろ。魔法を使え!!」

「!!回転し爆発させる!!」

迫りくるゴリラに向けて、狙いを定める。

「分福一釜!!!」



「……やだ。絶対にやだ!!」

はかいしろ。こわせ。すべてなきものにしろ。

あたまのこえが、ひびく。

「……狐綿。大丈夫?」

「ぅううう、、大丈夫。……」

「ほんとに大丈夫?」

「大丈夫だっていってんだろうが!!!」

「ひっ」

狐綿らしからぬ。怒声に驚く。目が血走り、口から犬歯が覗く。その口は微かに笑みを浮かべていた。

「はぁ、はぁ、こわす こわす こわす。こ 」

「ダウナー!!」

彼女の手を握る。振りほどこうとする狐綿を必死にとどめる。

「落ち着いて!落ち着くの!!」

絶えず魔法を流し込む。その瞳は金色で

「こ わ す」

絶対に私のせいで誰かを傷つけたくない。

指先に力が籠る。



「分福一釜!『猪突猛進!改!!』」

「……白狐っ……冥爪……」


槍が砕け、結界が氷獣ごと破壊される。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。