スタートライン2
和服を来た金髪青眼の少年少女。ぺこりとお辞儀した。双子なのかそっくりだ。
「かっわいい!お人形さんみたい」
「うっさいぺちゃぱい」「ぺちゃぱいしゃべんな」
??
「ぺちゃ?!ミッキュ!!」
「なんのことかっきゅ?!」
ねじり切らんとしたミッキュの戸惑いの声。微かに聞こえてきた暴言。
「どうしたんだよ。ほのか」
「いや?」
「地獄耳ババア」「行き遅れババア地獄」
「こらぁミッキュ!」
「ぎゅにゅああ!!ミッキュじゃないっきゅ」
まさかこの可愛らしい子達が、あんなドブみたいな悪口を?
「ほのか先生!ミッキュさんが緑の雑巾みたいになってる?!やめてあげて」
「おいおいほのか。暴れすぎだぞ。どうしたんだよ」
「だってこいつが、酷いことを」
「「??」」
「クスクスクス」「けらけらけら」
「ほら、今も笑って!」
怪訝そうな表情を浮かべるさきちゃんと狐綿ちゃん。ふたりには聞こえてない?
「…おい、お前ら。やめろよ。こんなんだけど、俺の先生なんだ」
静かにラクーンが、2人に言った。目線の先の2人は互いに顔を見合せた。不思議な表情を浮かべていた。
「イタズラにしては悪趣味だ」
「へー。お兄ちゃん名前は?」「名前は?クソガキ」
「名前が知りたいなら自分から名乗るべきだろ」
なにやら、不穏な雰囲気が漂う。
「グロウアッパー」「フォールダウン」
「分福 壱釜」
双子の2人の手元から木が伸び、それをラクーンの召喚した魔法生物が突き破る。
「ちょ、待て!」「やめな」
ほのかは手元に掴んでたミッキュを思わずぶんなげた。
「あ」
「きゅ?、、、みぎゃああああああ」
3人の魔法が逸れて、直撃は避けられたようだ(ミッキュ以外)。




