編成式
「( * ॑꒳ ॑*)」
「……そんな顔して座っていてもダメデス」
「んな事言ったって」
「ほのかさん。あなたはたしかに英雄です。あなたの功績は素晴らしい。ですが、その、少々派手といいますか。」
ある部屋に通されてほのかは、年配の魔女からお叱りを受けていた。
「あなたの隊は大変優秀ですが、損失や苦情も多く、魔法国への非難が日に日に強くなっています。派手な行動は避けてと念入りにお話をしたのが、昨日。あなたはその帰り道に何をされましたか?」
「新人の魔法の暴走を止めてました!」
どやさと、鼻を膨らませるほのかに、ため息をつく初老の魔女。
「非魔法地域での飛行魔法。魔法の残滓と記憶消去の魔法に後始末が大変でした」
「しかし、人命が」
「クレームの電話がやみません」
「そうっきゅ!全てほのかがわるいっきゅ!」
「あなたもです。大精霊さま。」
「( * ॑꒳ ॑*)」
「……セクハラの訴えが多く、こないだは、魔女たちがストライキを。お二方とも暫く大人しくしていてください。」
「「( * ॑꒳ ॑*)( * ॑꒳ ॑*)」」
「……後進を育成し、魔法界の発展を。あなたの隊の方には、謹慎処分と通達しております。」
「えー勉強苦手なのに、教えられるわけないじゃないですか。」
「そうきゅ!そうっきゅ!ほのかの脳みそは詰まってないっきゅ!振ればカラカラ!殴ればコロコロ!馬鹿の頭にゃ、なにもない!っきゅ」
リズムをとってバカにするミッキュを締め落とし、うなだれて、外に出る。
「いやだー。絶対、退屈だー。」
「大丈夫!きっと退屈しませんよ」
長官の笑顔がやけにあたまに残ったほのかだった。




