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イザン:血の継承  作者: Salhi smail


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131/135

崩壊の瞬間

冒頭の象徴


人は言う。

壊れない心など存在しないと。


しかし、本当に壊れた時、そこから現れるのは人ではない何かだ。



沈黙はもはや沈黙ではなかった。

それは世界を圧迫する重圧だった。


砂塵はまだ空中に漂っている。


シグランは地面に倒れていた。

呼吸は乱れ、体は動かない。


「……リ…ン……」


かすかな声。


その前にリンが立っていた。


アズロンを見据える。


「もう終わったわ」


アズロンは埃を払う。


そして笑う。


「終わった?」


瞳が赤く染まっていく。


「戦いを始めた時点で逃げる権利などない」


戦闘の開始


消失。


リンは背後に現れる蹴り。


アズロンはわずかに体を傾ける。


拳。


直撃。


リンは吹き飛ぶ。


だが倒れない。


交戦。


連撃。


大地が割れる。


空気が裂ける。


戦闘の激化


アズロンは笑う。


「近接戦か理解した」


手を上げる。


光の槍。


さらに数十。


そして数百。


リンを完全に包囲する。


「厄介ね」


一斉に放たれる。


リンは回避する。


しかし一本が太ももを貫く。


「っ」


倒れる。


シグランの叫び


「リン」


体は動かない。


這うように進もうとする。


「やめろ」


追撃


アズロンはゆっくりと歩く。


さらに光の槍。


もう一撃。


脚を貫く。


リンは叫ぶ。


それでも立ち上がる。


一撃でアズロンを吹き飛ばす。


だが膝が折れる。


死の瞬間


アズロンは髪を掴む。


「しつこい女だ」


シグラン:


「離せ」


声が壊れる。


アズロンの手に光が宿る。


胸を貫く。


リンの死


体から力が抜ける。


血が落ちる。


世界が止まる。


シグラン崩壊


「嘘だ」


「嘘だ」


地面が割れる。


「俺は弱い」


瞳が震える。


闇が内部から広がる。


スカイ


上空。


スカイは震える。


「何だこれは」


後退。


目が白くなる。


「見えない」


意識が崩れる。


アズロンの中の異変


アズロンが止まる。


「何だ」


笑みが歪む。


「ついに」


別の声。


「見つけた」


体が変質する。


黒いオーラが噴き出す。


イゼンとハマン


上空。


イゼンが止まる。


「人間の気配じゃない」


ハマン:


「間違いだ」


沈黙。


二人は同時に動き出す。


谷へ向かう。


終焉 一閃


下。


シグランがゆっくり立ち上がる。


瞳は完全な黒。


アズロンは叫ぶ。


「何だお前は」


一閃。


何も見えない。


首が落ちる。


身体が崩れる。


スカイ


完全に崩れ落ちる。


目は白。


「怪物」


意識喪失。


終わり


シグランはゆっくりと顔を上げる。


わずかな笑み。


それは人間のものではない。


空を見上げる。


沈黙。


第131話 終

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