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東大の「文理融合コース」は中世の兆し。中世が鬼門な日本人

その昔、中世ヨーロッパというと「暗黒時代」やマルクス主義唯物史観による「封建的」だとかそういうのでわかった気になっていたツケが来てる昨今の中世化の兆し。

何でも東大に「文理融合コース」ができたそうですね。私はよくわからないんですが、江戸時代の蘭学の時代から数えると、キリスト教人文学抜きの西洋の科学でキャッチアップという時代の趨勢から考えると、東大の「文理融合コース」ができたという事は、やはり今のご時世は、宗教的な価値観の比重が増しており、それを無視できない流れとなっている、そんな感じです。


文明の対立と言いますが、「文明」による思考回路の違いってかなり宗教的な価値観が色濃く出てるわけですから。それがそのまま国際政治の軸になり、そのパワーバランスの結果に財貨の獲得がついてくるのであれば無視できないものです。


となるとこれからますます「思考の深み」が重要となって来て、科学技術で西洋にキャッチアップのような、付け焼き刃なようなハリボテを得意とする日本のような国が有利に働かなくなるのがこれからなんです。


だから私は大学の改革には慎重になるべきで、改革してからだと戻すのが難しい。なら、ゼロスタートでいち私塾が大学と住み分けをしてドラスティックなものに挑戦すれば良いと考えます。


「思考の深み」というものを作るには、何世紀もの時間が必要であって、一朝一夕に付け焼き刃でできるものではありません。


機動性が高い代わりに、この国、歴史の長い他の文明圏に比べると「思想の貧弱さ」があるわけです。これからの世界、それで世界を渡り歩かないといけないわけです。


日本の知識層の宗教に対する俺つえーもののラノベのような見方を見てますと暗澹とした気持ちになってしまうわけです。


だから少しでも、日本のリーダーシップを取る人に深みのある思考、本物の文明圏の知恵みたいなものを体感して欲しいわけです。


そうやって研磨した深みのある「日本の思考」で世界とガンガン殴り合って欲しいのです。


日本はどうしても輸入学問ばかりなので、思想の発生源などを肌感覚で体感する事が難しい。それだから思想がなかなか深まらない所があるんです。だから、様々な国々の地域研究をして、なぜこの地域ではこんな思考が生まれるのか?そういうのを肌感覚で追体験する事などが重要になって来ると思われます。


日本においては、その現地の空間にイメージングで入っていって体験する事が何にも増して重要なのは間違いありません。こういった「感性」でわかる地域研究や思想研究をしてる所を私は見たことありません。


諸外国と渡り歩く上においても、感覚まで現地に溶け込む体験はきっと役に立つ事でしょう。


高学歴な所は、学術本が沢山置いてあってなどと言うことが美談として語られますが、あの学術本の書き方良くないんですよね。感覚で現地を理解するにはちょっと物足りない。 


西欧以外の知の世界は、物語や説話などを中心に学問が形成されてます。学術書はデータブックとしては精密ですが、あの本を読むのが美談というのはちょっと肌感覚の理解を阻んでる感じがします。


だから、学術書に書いてある世界を肌感覚で体感する、腑に落ちる程の理解に近づける、これはどの大学にもないものです。それを「とある教育ユートピア」の軸に据える。


大学教員の方が個別にやってる人もいるわけですが、アカデミズムの世界全体で推奨されてる機運ではないように見えるので。


「腑に落ちる」ような理解の体験はきっときっと、「とある教育ユートピア」で体験できる貴重なものとなるでしょうし。これが現代の教育制度にもっとも欠けてるものではないかと。


これからは最初の記事にも書いたように、世界中で(文明の破壊)が起こらなければ、西洋文明の再解釈が起こり、それが新たな「大アジア主義」の軸になる可能性があると睨んでるのが狸です。


そこで今まで中世ヨーロッパの時代を「暗黒時代」とかマルクス主義唯物史観で「何となくわかった気になっていた」事のツケが来てるような気がしてならないんです。


中世哲学の本を読んで見たのですが、ラテン文学やアリストテレス哲学などがわからないと、そうやすやすには理解できそうにない。


中世理解のボトルネックをどうやってクリアするかが、これからの課題となりますねぇ。そのための準備を「とある教育ユートピア」でやっているのです。

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