六百二十三日目
太陽暦936年 5月4日(月) 晴れ
ゼノン・クロック 17歳
静かなだった。
天候は晴れ、風はなく、静かな朝だった。
不気味な朝だった。
海は波一つなく、桶に張った水面のように凪いでいた。
まさに嵐の前の静けさというやつだったのだろう。
そして、世界が変容した。
反射的にミーリャ達と同一化し、流星の魔法で空中へと駆け上がった。そこから見えた風景は地獄絵図そのものであった。
大地は燃え盛り、水面はマグマのように高温の泥によって覆いつくされていた。泥からは黒い骸骨が次々と現れ、地上には魔獣が焼かれながら生き残った生物を蹂躙していく。
カフェリア:流石に海面は大きく荒れて、いつの間にか泥は消え去っていたが、地上はそうもいかなかったようだね。
濃密になった魔力によって魔獣は再現なく発生し、黒い骸骨の軍勢が着実にカルワルナの地を支配していく。まさに侵攻が始まったかのようだった。
カルワルナは現在人が住んでいないが、その周辺には数多くの集落があった。咄嗟に流星で様子を見に行ったが、そのどれもが手遅れであった。
熱波の衝撃で家屋は倒壊し、灼熱で皆焼け死んでいた。わずかに生き残った人々も魔獣たちに為すすべなく虐殺されていた。
カフェリア:そして、その腹いせにここら一帯の魔獣や骸骨を殲滅したと。気は晴れたかい?
全然だ。
我慢してたが、元凶をさっさと殺しに行くことにする。
カフェリア:死ぬかもしれないよ。
承知の上だ。
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所持金:174335マニー
貯金額:901700マニー、84913スター、98760ゴールド
身分証:冒険者証(緑)、騎士章、迷宮探索許可証
武器等:魔法の剣(雷撃、重量変化)、丘の剣、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー、銃
装備等:ヤーピリオンの腕輪(魔力貯蔵)、竜麟製のペンダント(身体操作)、夜火華の指輪
所持品:開かずの小瓶、黒晶玉、羽ペン、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔法の眼鏡、魔術式連絡紙、大学合格通知書、勉強会での集合写真、邪龍の鱗(エリエスの邪龍)
魔法等:流星の魔法、静止の魔眼、幻破りの魔眼
仲間:ミーリャ・クロック、ルウォ、アイナ・ルーザ
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