七百二十二日目
太陽暦936年 5月3日(日) 晴れ
ゼノン・クロック 17歳
少年と出会った。
「ヌシは何者だ?」
闇のように暗い髪。肌は白く、その黒く染まった眼球を引き立てている。背丈はミーリャと同程度。十歳前後の少年を思い浮かべればいい。それは人ではなかった。
「ニンゲンのように見えるが、知っている情報と差異が見られてな」
興味深そうに、珍しい品を見つけた学者のようにジロジロと少年は俺を見つめた。
「妖精による人モドキ、金字狼の特異個体、魔族の末裔。おもしろいが理解できる範疇だ。だが、何だヌシは?」
なんで、俺のパーティのメンツを差し置いて俺が一番異常みたいな感じで見られてるんでしょうね。
まあ、この少年は人間ではない。じゃあ、なんなんだよって話なんだが、それはわからない。
カフェリア:僕の眼でもわからないんだよね。なんだろうね。見たことがない。魔族でもないし、竜種やその他の種族でもない。勿論人間ではない。意思を持った膨大な力の塊とでも言おうか。
マジで何なんだろうな。
「ニンゲンでよいか。不可解は多いほど面白い」
そう言い残して少年は消えた。瞬間移動には見えなかった。塵が風に飛ばされるようにかけ消えていた。
マジで何だったんだろうか。
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所持金:174335マニー
貯金額:901700マニー、84913スター、98760ゴールド
身分証:冒険者証(緑)、騎士章、迷宮探索許可証
武器等:魔法の剣(雷撃、重量変化)、丘の剣、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー、銃
装備等:ヤーピリオンの腕輪(魔力貯蔵)、竜麟製のペンダント(身体操作)、夜火華の指輪
所持品:開かずの小瓶、黒晶玉、羽ペン、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔法の眼鏡、魔術式連絡紙、大学合格通知書、釣り道具、簡易折り畳みテント、勉強会での集合写真、邪龍の鱗(エリエスの邪龍)、小型自動車輪
魔法等:流星の魔法、静止の魔眼、幻破りの魔眼
仲間:ミーリャ・クロック、ルウォ、アイナ・ルーザ
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