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小さな日常  作者: 白豚
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龍司の家にて

明「..俺、女になったんだな..ハァ..なぁ、母さん俺どうしたらいい?」

明母「それはね、旦那さんを見つける事ね。」

明「....はっ?いやいや、女になったばっかりで旦那もクソもn.」

紅葉「お姉ちゃんの旦那さんは、龍司さんでしょ?」

明母「そういえば、昔は龍司くんと結婚するって言ってたわね。いいわよ、今から連絡して婚約を確定させておくわね!行ってくるわ!」


そういう、明母に、紅葉と夏希はついて行き明は残された。


明「話..聞いてくれよ..ハァ」


明は、諦めた様子で携帯で電話をかけた。


龍司『なんだ?お前からかけてくるのは珍しいな?』

明「母さんがそっちに行った。ハァ、馬鹿なことを言ったら止めといてくれ。いつもの暴走だ。父さんに連絡をして向かわせる。んじゃ。」

龍司『お前も、苦労してんな。うちとお前の母親足して二で割ったら丁度いいのに。ハァ。それなのに、性格が反対なのによく仲良く親友やれるな。』

明「俺らも似たもんだろ?」

龍司『そう考えたら、俺らもそうだな

。ハァ、まぁいい止めとくな。んじゃ』

明「あぁ、任せた。んじゃ」ブヅッ


龍司「はぁ、ほんとに来るのか?あの人はテンションで動くことも多いが大切なことはしっかりとする人だし。」

ピンポーン

「ほんとにきやがった!?」

明母「龍司君開けなさい!いるんでしょ?」

ガチャッ

龍司「お久しぶりです。萌香さん今日は何のようで?」

明母「明から聞いてると思ったのだけど?」

龍司「そして、後ろの二人もどうした?」

明母「それよりも!龍司君は、今付き合っている人いる?」

龍司「いや、それよr」

明母「付き合っている人いる?」

龍司「..いないですが?」

明母「良かったわ、あなたに紹介したい娘がいるの!その娘と付き合って頂戴!」

龍司「いや、あったことも無い人とは流石に、無理ですよ。」

紅葉「あったことはあるよ?」

夏希「まぁ、今日も合ったでしょうしね。そして、毎日話してるでしょうし。」

龍司「はっ?毎日話してる女子なんていねぇぞ?しいていえば、明と話すぐらいだぞ?」

明母「あら、理解してるなら早いわね。よし、毎日話すほどの仲ならいいでしょう。ねぇ、涼子?」

龍司「へっ?」

龍司母「そうねぇ、もえちゃん..それがいいわ..龍司明ちゃんと付き合いなさい。明ちゃん可愛いんだし..ね?」

龍司「いやいやいや、あいつ男じゃん男とはむりだぜ?流石に仲がいいとはいえなぁ。」

龍司母「私..可愛い娘が欲しかったの..夢が叶うわ」

龍司「無視はやめてくれぇ。」


龍司の言葉は、誰も聞いてなく。そして、龍司母は、しずかに喜んだ。その時に家のドアが開き、他人が入ってきて、二人ほど来た。


明父「おい、萌香いい加減にしろ!毎回毎回問題起こしやがって!てめぇもだ涼子、なぁ、尚」

龍司父「あぁ、そうだ、涼子あんな可愛い明が、うちの目付きの悪いのとつきあうのは可哀想だろ!」

龍司母「たしかに!」

明父「そうじゃねぇよ!?」


龍司母は、ハッとして肯定した。


明母「私が認めるからいいのよ、涼子。うちの長女は、龍司君のこと好きだから」

明父「いい加減にしろ!帰るぞ。萌香」

明母「え〜」


ブンっ、明父は、拳を振るったが外れた。なにせ見た目は、イケメンと美少女。とても、理想的。しかし、イケメンは、女、美少女は、男というアベコベ夫婦なのだ。そのせいで身長が低い明父の拳骨は、あたったとしても肩に、しかし、リーチがちがうが故に、簡単にいなされた。そして、明父は、徐々に涙目になり、鳴き声で、


明父「ねぇ、お願いだから、一緒に帰ってよぉ、お願いだから、ねぇ?」


それをみた、5人は、鼻血を吹き出し倒れた。そう、明の可愛さはこの父親から受け継がれた。

白豚「グハァ、可愛ぇ」

萌香「うちの嫁はやらんぞ?」

豪士「俺の嫁がお前だ萌香!?」

萌香「もう、可愛いんだから!」

白豚「他所でやってくれ。頼む..リア充を見るのは辛い....」

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