表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/9

君は何も

僕こんなこと言ったっけ。


写真を撮る理由を凪に教えたこと、あったっけ。


そこでパチッと目を覚ました。夢だったんだ、これ。

何故かこれを夢だと思えない自分がいた。

夢じゃないと思ったから、記憶のどこかで言った気がしたから。


僕は昔から夢見がちだった。それを凪に伝えると「それ楽しそうだね」なんて笑ってくれた。

僕はそれが嬉しくて何かを思いつけば直ぐに伝えてた。


これがきっと、僕の愛の伝え方だった。でも僕の愛の伝え方は凪はわからなかったみたいで、逆も然り。僕も凪からの愛情表現がわからなかった。


凪の口癖はなんだっけ、仕草は?目線、表情、声色、他は・・・。



考えれば考えるほど分からなくなってくる。

僕は本当に凪のことを知らないんだ。一年一緒にいたはずなのに。食べ物くらい覚えておかないと。

凪の好きな食べ物ってなんだっけ。クッキー、好きだって言ってたなぁ、僕不器用だしなぁ、今度凪に一緒に作ろうって誘ってみよう。でも迷惑かな?どうしよう・・・。

なんて考えていたらあっという間に夕方になった。



明日海だし何持っていけばいいかな、タオルと・・・水筒、念の為コンビニでご飯買って、いや凪と買おうかな。

これから知ればいいかなぁ、なんて明日の準備をする。




そんな僕のカバンにはカメラが入っていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ