一般書(海外)5作
あまり良い一般書が見つからないため、たった5作でひと区切りとする。しかし、選ばれた5作は名著が多く、伝説の始まりのような重要な一作であったり、時代の生き証人のような重要な事柄について書かれているものが多い。ぜひ、読んでいただきたい。
眠られぬ夜のために(全2巻)
人を動かす
解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯
アップルを創った怪物
脳は世界をどう見ているのか
ヒルティ「眠られぬ夜のために」(全2巻)
1901年のスイスのキリスト教の書。キリスト教を擁護する側の書物として、かなり優れている。1900年間のキリスト教の知恵の積み重ねの成果を感じることのできる書物である。第一部と第二部に分かれているが、第一部が素晴らしい。第一部を何度も読むべきだ。キリスト教の到達点を示すのはこの本だ。
カーネギー「人を動かす」
自己啓発本の元祖らしい。確かに、この本に書いてあることをすると、人を動かすことができそうな気がする。人を動かすコツが書かれていて、それはとても効果がありそうだ。そんなまともな本である。他にも、話題の豊富なエッセイ集である。
ウェンディ・ムーア「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」
近代西洋文明の礎となった鬼才外科医ジョン・ハンターの伝記である。2000体以上の死体を解剖した外科医であり、死体を墓暴きに集めさせ、買い取っていた。私は、高校の授業で彼についての短い記事を読んで、彼に尊敬の念を抱いていた。彼の人生を知ることは私の夢だった。その夢が適った伝記だ。
スティーヴ・ウォズニアック「アップルを創った怪物」
初めてディスプレイとキーボードのついたパソコンを開発したウォズニアックの自伝。1975年、ホームブリューというコンピュータマニア数十人の集まりから伝説が始まった。ウォズニアックはその後、アップルⅠ、アップルⅡを開発した。1980年、アップルは百万台のパソコンを売り、世界一のパソコン企業になった。
ジェフ・ホーキンス「脳は世界をどう見ているのか」
著者は、この本を将来の古典にするつもりで、普遍性の高い脳の機能について書いているようである。確かに、この本に書いてあることは、あまりにも斬新な内容で、この本に書かれた研究を知っているか知らないかでは、脳についての理解が大きく変わってしまいそうな重要な内容である。




