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戦えない落ちこぼれは知力で成り上がる  作者: 加藤 成
第3章 生きる傀儡篇
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第63話 ガルダ公国

「ーーー我が国からの依頼、受けたくれた事を感謝する、女王陛下直属の部隊よ」



その言葉を前に膝を折るものが5名。

全員、黒色の服に身を固め、上着は黒のロングコート着ている。

顔は服とは違い、全員が全員違うマスクで顔を隠していた。側から見れば危ない人にしか見えないだろう。



そんなほぼ黒ずくめな5人は言わずもがな翔太達だ。

アスカから話を聞いた翌朝、翔太達は隣国であるガルダ公国へと来ていた。

翔太達は今、ガルダ公国国王であるジル国王と謁見の間にて面会の最中である。

謁見の間には翔太達を見下ろすように数段上にジル国王が鎮座し、2段下の両翼にガルダ共和国の大臣や貴族がいる形になっている。

ジル国王以外は翔太達を歓迎していないようで王にバレない程度に不愉快な態度を見せていた。



「しかし一昨日手紙を飛ばしたのじゃから、届いたのはおそらく昨日ではないか?」



「はい、その通りでございますジル国王様」



国王の質問に代表である隊長のヒスイが答える。



「…ラース王国からここ、ガルダ公国まで早くても3日は掛かるはずじゃが……どうやって着たのだお主ら?」



「秘密事項なので言えません」



ここで今まで黙っていた大臣の1人がヒスイ達に突っ掛かる。



「フンっ、本当はもうこの国におったんだろう。秘密裏に調査する為に。

素直に白状すれば許してやらんこともないぞ?」



「どう解釈してもらっても構いませんよ。それが正解かはまた別ですが」



ヒスイの返しが気に入らなかった大臣は顔を真っ赤にする。



「そこまでだクォーツ。

助けを求めたのはこの我だ。何か言いたいことがあるなら我に言え。

他のも達もだ」



ジル国王からの鶴の一声。

それにより大臣は何も言えなくなる。



「では、私達はこれで失礼します。事件の調査を行いたいので」



「うむ、すまないがよろしく頼む」



翔太達は一礼をし謁見の間を後にした。



ーーーーーーーー



「さて、これからどうするか…」



謁見を終えた翔太達は、滞在する間泊まる宿でこれからの行動について相談をしていた。



「その辺は参謀であるコクヨウが考えてくれてるはずですよヒスイ」



「………」



「どないしたんコクヨウ?」



「……僕やっぱり翔太のままでいいですよ…。コクヨウなんて恥ずかしい…です…」



翔太は顔を赤らめ俯く。



「ダメだ。これは女王陛下がお決めになったこと。

私はヒスイ、グラナートはザクロ、ローザはモモ、ヴァイスはクロ。そして翔太、君はコクヨウ。

これが任務の時に呼び合うコードネームだ。だから任務の時はコードネームで呼ぶんだ。

そう最初の任務の時に話しただろう。いい加減慣れろ」



「うぅ……とりあえず、周囲への聞き込み。

それから夜になったら実際に現場に行きます…」



「ということだ。

そろそろ昼食の時間だから昼食後、さっきの城を中心に東西南北分かれて聞き込み開始としよう」



翔太達は宿で昼食を済ませた後、方角を決め聞き込みを開始した。

変更:ガルダ共和国→ガルダ公国

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