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戦えない落ちこぼれは知力で成り上がる  作者: 加藤 成
第2章 学園編入篇
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第46話 予想外

「それで翔太君は生徒会選挙で何するつもりなのかしら?はいリンゴ」



「ありがとう。……秘密」



コウサカに負け、八城さんとリーラさんに治療してもらい、そのまま早退した僕は今、城のベットの上で寝ていた。そして横には椅子に座ってリンゴを剥くアスカ姉さん。



城にいる理由。それは…約1時間前のこと。



ヤーデさん達と学園外でも関わり禁止という事はルームシェアも出来ない。つまり帰る場所が無い。

最初はリーラさんの家に止めてもらおうって思ってたけど、どこから聞きつけたのかアスカ姉さんが僕を拉致ってくるようヴァンさんに命令。僕は抵抗するまもなく拉致られ今の状況となる。



「教えてくれたっていいじゃない。私は学生じゃないんだし」



「ダメです」



「むぅ…ケチッ!もういいもん!」



こんな事で拗ねるって子供なの貴女は…。



「失礼します。…おや、どうしましたアスカ様?そんなに頬を膨らませて」



紅茶を持って来たヴァンさんが、何があったのかと不思議そうに僕とアスカ姉さんを交互に見る。



「聞いて頂戴ヴァン、翔太君が私を苛めるの!」



「いやいや、苛めてないからね?!」



何人聞きの悪いこと言ってるんだこの人!



「じゃあ何で教えてくれないの!?私関係ないからいいじゃん!」



「アスカ姉さん口軽いんだもん、ヤーデさん達が用事でアスカ姉さんに会いに来た時、ぽろっと喋りそうだから嫌だの」



前、グラナートさんのサプライズ誕生日パーティーの時は、アスカ姉さんが喋っちゃってサプライズにならなかった。



「喋らないから教えてよぉ〜」



「まぁまぁ、落ち着いてくださいアスカ様。…では、こういうのはどうでしょう。生徒会選挙の時アスカ様も学園に顔を出されては?」



ヴァンさんが紅茶を注ぎながら突拍子も無い発言をする。



「ヴァンさん、流石にそれは無理でしょ。アスカ姉さんにだって仕事がーーー」



「ナイスアイディアよヴァン!そうと決まれば3日後の予定は全てキャンセルよ!」



「かしこまりましたアスカ様」



「ちょ、ちょっと待って!?3日後って確か大事な会議があった筈じゃ…ッ?!ヴァンさんも!かしこまらずにアスカ姉さん説得してよー!」



「あぁあれね。大丈夫よ、夫に行かせるから。翔太君、私が何の為に意味の無い結婚をしたか知ってるでしょ」



そうだった…この人は仕事がしたく無いから結婚したんだった…。

ハァー、これはもう何言っても聞かないパターンだ。



「……もう勝手にしてよ…」



「えぇ!勝手にするわ。ふふふっ」



ホント自由だなぁ。

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