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戦えない落ちこぼれは知力で成り上がる  作者: 加藤 成
第2章 学園編入篇
36/90

第35話 ファイト2

1分後



………。



3分後



……。



5分後



…。



8分後



「ふぅ、お待たせしました皆さん」



「「「遅いわ!!」」」



「何で8分もかかるの!?グラナートさんなら、ちょっと通してって言えば普通に通して貰えるでしょ!」



さっきから僕、声張り上げてばっかだ…。喉痛くなってきた。



「仕方ないじゃないですか、お手洗いに行ってたんですよ。もっと言うと、うn」



「それ以上言わんでええ!」



危なかった…。まだローザは何を言おうとしたか気付いてないみたいだ。彼女はそいう話聞くと、不機嫌になって何やらかすか分かったもんじゃない。せっかく機嫌とったのに。下手したらハチの巣が出来てた。ヴァイスありがとう!



「ところで、ヤーちゃんは?」



そういえば、さっきの返事から見てない。来たのもグラナートさん1人だし。辺りを見回しても、知らない生徒ばっかりで、どこにも彼女の姿は無かった。



「あぁ、ヤーデならあそこですよ」



グラナートさんが指した先を見ると、ここから100メートル程離れた場所にヤーデさんがいた。どうやら生徒と話をしているみたいだ。生徒の方は人だかりのせいでよく見えないが、おそらくチームの誘いだろう。ここでグラナートさんの口から、最も聞きた聞くない名前が出てきた。



「今、彼女と話てるのはSクラスの、えーと…コウサカ君?です。どうやら僕たちと組みたいみたいですよ」



その名を聞いた瞬間、僕たちは、げんなりする。今日1日で何回絡んでくるんだと。



「ん?でもアッチの人数4人いますやん。ワイらは5人。一緒になっても9人やさかい1人オーバーしてまうけど?」



「彼らが組みたいのは、生徒会メンバーである私たちだけらしい」



「あ、ヤーちゃん」



ヤーデさんも合流。

話はつい………てはいないみたいだ。彼女の後ろには、4人がまだいる。



何で連れて来ちゃうのヤーデさん…。



ここで、コウサカくんが前に出てきて僕を指差す。なんて失礼な奴だ。



「瀬戸翔太、お前にファイトを申し込む!」



ーーーーーーー



ファイトってあれでしょ?所謂、決闘でしょ?

でもあれ?回想してもファイトを申し込まれる理由が分からない!?



「聞いてるのか瀬戸翔太!俺と戦えって言ってるんだ!」



「うるさいな、聞いてるよ。ファイトだろ?嫌だよメンドくさい」



あー、イライラしてきた。



そう言って僕は、彼から背を向けて歩き出す。

ここで王女がしゃしゃり出てきた。嘲笑した顔で。



「ファイトを申し込まれた相手に拒否権はありません。そんなことも知らないのですか?」



「知ってるよ。だから歩いてるんじゃん、真ん中のほうに行くために。そんなことも分からないなんて、王女って意外とバカなの?」



なんか王女が言ってるけど、聞く気が無いので無視して歩みを進めた。

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