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戦えない落ちこぼれは知力で成り上がる  作者: 加藤 成
第2章 学園編入篇
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第28話 ブチギレ

「瀬戸翔太アアアアァァァァァァ!」



うるさい、そんな大きい声出さなくても聞こえてるよ。はぁ…そろそろダウト始めたいのに次から次へと。



また嫌々振り返ると、そこには僕の名前を大声で叫んだ人物、イケメンくんがいた。怒りを露わにして。



「で、君のようは何ですか?えっと……せ、せ、せ、センシくん?」



「誠也だ!お前よくも美嘉を泣かしたな!」



あ、名前間違ってた。



「いやいや、話し合ってたのローザですよ?ん、ローザ…さん?」



ローザに目を向けると、前髪で表情は読めないが明らかに怒ってる。だって彼女の魔力がすごい荒れてるんだもん。うん、これかなりヤバイかも。



「嘘をつくな!俺は見たぞ、美嘉がお前の方を向いて話してる所を。そして、それを無下にするようにお前が無視してトランプを始めるところも!全部見たぞ!」



それほぼ終わり側じゃん。



「それを女の子の所為にするなんて。やっぱりお前みたいなクズで無能で役立たずは居なくなれば良かったんだ!」



「ちょっ!言い過ぎよ神坂くん!それにこれは私がーーー」



「もういい、黙って」



「「っ!?」」



あーあ、ローザがキレたよ。やっぱり優しいな、僕の為に怒ってくれるなんて。



「みんな、邪魔ばかり。早くダウト、したいのに」



訂正、僕の事は関係無かった。

すると、ローザが徐に立ち、さっきの教師のところに向かう。それから一言二言話してまた戻って来た。



「これ以上、話してても、キリがない。だから…物理的に黙らせる」



そこで男性教師の声が届く。



「今からローザ=ラフスの提案により、特例で模擬戦を行う。模擬戦を行うのはローザ=ラフス対セイヤ=コウサカだ。コウサカは模擬戦が初めてらしい。なので今回は特別に刃引きされた剣で行う。これは転入生達の実力を知るのにも丁度いいだろう。全員よく見ておくように!」



転入生の人達がハブられるのは可哀想。だから模擬戦をして、みんなに今日入って来た転入生達はこんなに強いんだよって教えてあげる。とでも教師に言ったのかな?

相変わらず悪知恵がまわる人だ。で、本音は遊びを邪魔された八つ当たりと。



「じゃあローザ=ラフス。それからセイヤ=コウサカ真ん中まで来てくれ」



ローザは素直に、コウサカは女子とは戦いたくない、けど教師の言うことも一理あるから渋々といった感じで真ん中に立つ。



みんな、どんな模擬戦なるんだろうってワクワクしてる。でも僕とヴァイスは知ってる。これから起こるのは、ただの蹂躙だと。

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