表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ご想像にお任せします  作者: ともの


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/15

暗い家




祖母の家で暮らした期間がどのくらいだったのか

全く覚えていません




帰るたび

母屋には誰も居なかった



そんな記憶しかありません



離れに行くと

祖母がよく

おやつにと

赤いきつねにお湯を注いでくれました



弟たちと過ごした記憶も

両親と過ごした記憶も少なくて

しかもあまりいい記憶でもなくて




残っているのはなぜか

庭に弟のこいのぼりを立てた記憶と

正月にミカン崩しを母と姉とした記憶以外は



家に帰るのが嫌で

遅くまで一人で

校庭の遊具で遊んでいた記憶しかありません



夜は

姉と2階の2段ベッドで寝ます



隣に立派な本棚があって

圧迫感が半端ない




毎晩のように

同じ悪夢を見るようになったのは

この頃からでした



2段ベッドに横になると

足側に部屋のドアがあります

やっと寝付いた頃に

ギギィーっとドアが開いて

積み重ねられた重い布団を持った人物が入って来ます



顔が見えないので

もしかすると布団が宙に浮いているのかもしれません



体は動かせないのに

状況が分かります

金縛りですね



3枚ほど積まれた

昔ながらの重たい布団が

私の胸元にドスッと置かれる瞬間に

いつも身体が動くようになります



今でも覚えている悪夢



他には何も思い出せない







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ