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ご想像にお任せします  作者: ともの


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20/22

分岐点①





就職し

収支を把握するまでは会社の寮住まい



古くて狭くもあったけれど

期間限定前提だったし

夜勤もあったので



新しい環境と人間関係

サイクルに慣れることが最優先だったこともあり

何も苦ではありませんでした



仕事のサイクルと環境を知ってから

物件を探し

アパートでの一人暮らしを始めたのは

その年の秋くらいだったでしょうか



好きなインテリアを集めたり

同期と遊んだり

スポーツ、温泉も

手頃に楽しめる環境で

とても充実していた気がします



冬は雪深く

夏はカラッとした暑さ

実家よりは開けた町だけど

ど田舎であることに間違いはない



ドライブが好きな私にとっては

車必須な田舎に住んでたほうが良かったのかもしれません



独りでも

充分楽しめるし

比較的安く生活できる



今ほどお金を増やそうと奮闘しなくても

適度に趣味を楽しんでも

生活費に困ることはないでしょう



私は社会人になるまで

異性とお付き合いしたことがありませんでした



好意を持った同級生や先輩はいましたが

想いを伝えて満足するような



そして

全て届かず叶わず終わるような

可愛い片思いばかりでした



小4の白くて身軽でかっこいい同級生

中2の静かなイケメン同級生

高1の同じ部活の強くて面白い先輩

高3で同じ高校で同じバイトの後輩



コンプレックスも多く自己肯定感も低かったので

恋愛には繋がらず

おかげで自分のくだらない恋愛体質に気づくことなく

楽しく生きていました



盛んに合コンを開催していたのは

専門学校から社会人2年目まででしょうか



3年目に入り

同職場の先輩を好きになり

これが私の人生初の分岐点





もしやり直すことができるなら

私はここを選ぶかもしれません








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