俯瞰
私はずっと
母親のことを見てきました
母親のことをずっと待っていました
6歳の時の予期せぬ再会からずっと
いい時も悪い時も
辛い時も楽しい時も
私は母親さえいれば大丈夫だと思えるほど
強くて頼もしい母親でした
でもそれは
母を支えてくれている存在が
あってのことでしょう
今でも納得できないことはありますが
そのほとぼりは遠に冷めていて
今だから違った視点で
冷静に想像することができます
人は
独りでは生きていけないから
自分が元気でないと
自分に余裕がないと
守りたいものが守れません
つまり
守りたいものだけでは
頑張りきれません
守りたいものを守るには
独りぼっちでは無理なのです
精神的な支えだけではなく
物質的な支えがあると
より頑張れます
私は
貧しさを感じて辛いということはなかったし
できないやりたくないと
現実逃避する母を見たことはありません
私は
転校するたびここぞとばかりに
持ち前のコミニュケーション能力を発揮して
いじめに苦しむこともなかったし
いじめられようもんなら
少しずるい知恵を使ってでも
コミュニケーションを取ろうと努力しました
強い母を見て
世の中どうにもならないことなんてないと思えましたし
今もそう思ってます
生きてさえいれば
たとえ望まない形でも
守りたいものを守ることはできる
今すぐに
この日までに
と急ぐとしんどくなりますが
こうあるべき
正しい 間違い
と決めてしまうと何が大切なのかを見失いそうになりますが
いつでもいい
どんな形でもいい
伝えたい相手に
きちんと伝わるように
感謝を 謝罪を
伝えたいと思った時に伝えればいい
私は
クソ真面目でネガティブな自分に
振り回されることが多い人生でしたが
ある出会いをきっかけに
そんな自分に気づかされ
そんな自分と向き合う努力を始めました




