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ご想像にお任せします  作者: ともの


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18/21

俯瞰




私はずっと

母親のことを見てきました

母親のことをずっと待っていました



6歳の時の予期せぬ再会からずっと

いい時も悪い時も

辛い時も楽しい時も

私は母親さえいれば大丈夫だと思えるほど

強くて頼もしい母親でした



でもそれは

母を支えてくれている存在が

あってのことでしょう



今でも納得できないことはありますが

そのほとぼりは遠に冷めていて

今だから違った視点で

冷静に想像することができます



人は

独りでは生きていけないから



自分が元気でないと

自分に余裕がないと

守りたいものが守れません



つまり

守りたいものだけでは

頑張りきれません

守りたいものを守るには

独りぼっちでは無理なのです



精神的な支えだけではなく

物質的な支えがあると

より頑張れます



私は

貧しさを感じて辛いということはなかったし

できないやりたくないと

現実逃避する母を見たことはありません




私は

転校するたびここぞとばかりに

持ち前のコミニュケーション能力を発揮して

いじめに苦しむこともなかったし

いじめられようもんなら

少しずるい知恵を使ってでも

コミュニケーションを取ろうと努力しました



強い母を見て

世の中どうにもならないことなんてないと思えましたし

今もそう思ってます



生きてさえいれば

たとえ望まない形でも

守りたいものを守ることはできる



今すぐに

この日までに

と急ぐとしんどくなりますが



こうあるべき

正しい 間違い

と決めてしまうと何が大切なのかを見失いそうになりますが



いつでもいい

どんな形でもいい



伝えたい相手に

きちんと伝わるように

感謝を 謝罪を

伝えたいと思った時に伝えればいい




私は

クソ真面目でネガティブな自分に

振り回されることが多い人生でしたが

ある出会いをきっかけに

そんな自分に気づかされ

そんな自分と向き合う努力を始めました









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