5話 俺「ここは未来のオッパイ製造孤児院」
危機感
いや、危険な事が起こる前兆なら
俺よりデブ猫の方が感知が早いはずだ・・・。
動きを止め
周りを見渡す
右を確認し、左を確認する
GSやSS、ガキどもを確認する・・・。
なんだ?
この違和感は?
そして、絶対気が付かないとダメだという
生死を分けるほどの緊張感に冷たい汗をかく・・・
そんな、俺の行動に
SS24が、小さく身を震わせた
俺「あ!
オイ、B154は?
あのガキはどこに居る?
おい、SS24、GS001答えろ!」
SS24が下を向く中
GS001が、静かに動く
G「シケモクさん
こちらに
子供達の前ではアレなので」
俺の気が高ぶる中
GS001とSS24となぜかAAAと共に
在る一室に足を運んだ
本来、子供達が入ってはイケない
聖職者達の部屋である。
そして、そこの奥
個人部屋の一室、ベットの上で
青い顔でもがくB154がいた・・・。
GS001が重い口を開く・・・。
話は、こうである
数日前、よそ者が教会に来たらしい
そもそも、化ヶ物の息が掛かる
キャバクラや、娼館
そして、町に並ぶ店や、この教会に
手を出す人間は居ないのだ
また、手を出すなら
都市部から離れた場所であり
最も弱い人間が揃う
孤児院、教会は良いカモとなる。
よそ者、冒険者PTの5人は
仕事で失敗し、酒場で酒を飲み
そのうっぷんを、大通りで叫び暴れていたらしい
そして、道に迷ったのか
泥酔状態で教会の近くに差し掛かった時
教会の孤児院で楽しそうな子供の声に腹が立ち
泥酔状態のまま、殴り込んだらしいのだ
GS001を始め、SS数人が対処していたらしいが
相手は泥酔状態の酔っぱらい
その1人が短剣を抜き
SSの1人に酒を出せと
お酌をしろと
「オッパイを揉ませろ」と迫ったらしい・・・
なんて下品な奴らだ!!
まぁ、SS達の中には若い美人も数人居るが
とある(おっぱいが小さいと言う)大きな問題(欠点)を持つ女性達である。
そこに割って入ったのが
このB154
冒険者達と争いになり
運悪く、その短剣を腹に喰らった
さらに運悪く、毒が塗られた短剣によって切り開かれた傷口は
聖職者であるGS001の回復魔法では治らなかった。
そう、本来、高位司祭のGS001の回復魔法は
失った肉体の再生は出来はしないが
傷、ケガ、なら完全回復出来るほどだが
特殊な毒を含む、その傷は回復できず
すでに傷口は半分壊死し
GS達は、手遅れと判断したのだと・・・。
俺「は・・・はははは
やってられるか!!!
化ヶ物に、AAAに
どれだけ、俺をイラつかせれば気が済むんだ!
ックソ
オイ、GS
歳とって耄碌したか?
それとも、もう棺桶に片足突っ込んで
死地の旅に、B154を連れて行く気か!!
お前ら、全員、こいつの代わりに死んで来いよ!!」
Ⓐ「あなた・・・
司祭様だって力の限りやったのでしょ
そんな人達に、そんな言い草は・・」
S「いいのよ
シケモクさんの言う通り
何も出来ない、私たちが全て悪いのだから・・・・。」
俺「何もできないって、バカか・・・
俺や、あの化ヶ物に知らせる事くらい出来るだろうが!
こんなになる前なら・・・」
B「兄ちゃん・・・待ってくれ・・・」
俺「あぁ!
そういえば、バカがここにもいたな!」
ベットに横たわる、バカ
別名B154とも言うが・・・。
B「僕が・・・
言わないでくれって・・・
兄ちゃんや、姉さんに・・・
これ以上迷惑かけたくなくて・・・。
それに、僕は・・・
みんなの、お兄ちゃんだから
みんなを・・・
司祭様や、シスターを守らないと・・・。」
涙ぐむ、GS、SS、AAAだが
俺「知った事か!!
大体、てめぇら、揃いも揃って何様だ!!
目の前で、死にそうな人間を放置で
死んでいくのを待つだなんて
アレか?
死んでから、生き返らせるつもりでもいるのか?
生死すら操作できる神にでもなったつもりか?
もともと
お前らの、足りない頭で、どれだけ考えようと
正しい答えなんて出る訳が無いだろ!
そもそも、答えを出せるほいど
知識が無いんだよ!
・・・
言えよ
俺達に
そしたら
こんなに苦しむ前に・・・
あぁぁぁ、くそう!
お前らの事情なんて
俺には関係無いんだ
だいたい
誰が死のう生きようが、俺には関係ないんだからな!!
今すぐ出て行け!
お前ら、全員この部屋から出て行け!!」
無理やりGSやら、SS,AAAを部屋から追い出し
部屋にB154と2人っきりになる。
ってか久々に、腹が立つほど頭に来た!
この怒りを何かにぶつけて
うっぷんを発散させたい!・・・が、だ
今は、このガキだ
俺「おい、B154
大体、誰に断って死のうとしてやがる!
お前等の命は安くないんだ!
お前は、大きくなってここ(教会)を守って行かないとダメだろ!!
俺のオッパイを!
未来のオッパイ製造孤児院を、お前が守らないでどうすんだよ!!」
B「兄ちゃん・・・
本当に好きだよね・・・。」
俺「あぁ、唯一の楽しみだからな!
ただ・・・
あの化ヶ物さえ居なけりゃ
ここは、未来のオッパイ天国なんだけどなぁ・・・。」
B「兄ちゃん
死ぬ前に、僕の一生の・・・お願い。
姉ちゃんと結婚して
姉ちゃん、本気で、兄ちゃんの事大好きだからさ・・・。」
俺「何時も言ってんだろ
アレは女じゃねぇ
化ヶ物だと!」
B「兄ちゃんの照れ隠しは聞き飽きたよ
姉ちゃんを幸せにしてあげてね・・・。」
だから・・・アレは本当に女じゃねぇ・・・って。
俺「まぁ、どっちにしろ
てめぇの、お願いなんぞ聞く気はないし
てめぇは、俺に隠れて死のうとした事を反省しながら死ね!!
そして、後悔しろ!!
まぁ、苦しまずに死ねる様に
とりあえず、殴るぞ!」
B154は、痛みを感じずに死ぬソレは
俺の最大のやさしさだろう・・と
痛みで苦痛に歪み顔を引きつらせながら笑う・・・が
俺は有無を言わさず
B154の、頭を殴り飛ばす!
んっま、俺のうっぷんを晴らすのに・・・
いや、断じて、うっぷんをぶつけた訳ではない。




