4話 Ⓐ「キャクワァクワァォワァフワァ・・・・・・」
俺の家・・・
まぁ、家なんだろう
週に1回くらいしか帰らないし
住み始めて、まだ数年
だから俺の家と言う感覚は無い。
そしてそれが在るのは
この城塞都市の西の門の近く
都市で唯一ある教会の敷地に在る。
昔、神が絶対であった時代があった
その時は、教会は国や領主と同等の力を持っていたが
神が絶対の時代は10年以上前に終わりを継げた
まだ、神を絶対とし信仰している国は存在するが
この国では
神に祈る人間が減ることで
教会も廃れていった。
今では、戦争孤児を引き取る
孤児院の様な存在と化す、教会はおおいいらしい。
教会の敷地に入ると
俺に気が付いた、ガキどもが寄ってくる
「モクが、女を連れてきてるぞ!」
「彼女か???」
「まて、オッパイ無いぞ?」
「ッチ、彼女じゃないのかよ」
すかさず解散するガキども
ふ・・俺の日頃のたわものだな!
俺「おい、AAA
ここは、教会だ
孤児院も兼ねてるから
泊めてはもらえるし
胸につっかえてる物が在るなら
GS001に聞いてもらえ
そして、いい加減に放せや!!」
グズグズ・・・半泣き状態のAAAを
教会の中に連れていき、聖堂に入っていくと
AAAの奴、やっと俺の服を放しやがった
まぁ、貴族か?良い所の出なんだろう
教会と聞いてそれなりの身だしなみを整える為
汚れた手で
涙で濡れた顔を整えていく・・・・
「「カンチョーーーーー」」
俺「フン!!!
カンチョーー返し!!」
俺は、後ろから来た攻撃に対し
ケツ筋に根限り力を入れる事で
攻撃を跳ね返す
B132「いたたたた
完全に油断してると思ったのに」
俺「ッハ!!、まだまだ甘いわ!!」
Ⓐ「キャクワァクワァォワァフワァ・・・・・・」
俺の視線の先には
床にうつ伏せで倒れ
ケツを持ち上げ
両手で、スカートの上から
ケツの穴付近を抑え
意味不明な言語を発しっている
AAAの姿が・・・。
俺「変わった、お祈りの仕方だな。
初めて見たわ。」
鼻で笑い
最奥に居るBBAなGSを見つけ
俺「おい、GS
変な信者が来てるぞ、相手してやってくれ。」
GS001と話をしていたSSが怖い顔で
S「シケモクさん
何度いったら分かるのです
(女)司祭様とお呼びなさい。」
俺「はぁ?
いっつも、そう呼んでるだろうが!」
G「まぁまぁ
不毛な言い合いはお辞めなさい
お久しぶりですね、シケモクさん
で、その方は?」
俺「知らん!
化ヶ物の所から、俺を付け回したAAAだ
詳細は化ヶ物にでも後から聞け
俺は一切知らんし
知ろうとも思わねぇ!!」
G「そうですか・・・
それにしても
来て早々、子供たちの洗礼に在ってしまいましたか・・・。」
GS001が、AAAの回復を始めたが
俺には関係ない
俺「おい、SS24、L91はどこにいる?」
S「ルーチェさんですか
多分、食堂に居ると思いますよ。」
俺「おう、ありがとさん。」
俺は
AAAに、カンチョウし
怒られるのが嫌なガキどもと
食堂に乱入する
俺「おう、俺様が来たぞ!!」
L121「モクにぃーーちゃんだぁ~~]
L99「いらっちゃいぃぃーー」
L91「にぃちゃぁぁ~~~」
俺「おう、無駄に元気だな、お前ら!」
ちっちゃいロリっ子どもが俺の周りで戯れる
ついでに、ちっこいガキどもも戯れやがる
めんどくさいので
デブ猫を投入!
お前ら、ソレで遊んでろ!
俺を笑ったバツで
そこで、もみくちゃにされろ、デブ猫!
俺「L91、こっちゃ来い。」
L91「な~~にぃ~~」
俺はその場に腰を落とし床に座ると
手に持っていた袋をL91に
俺「今日誕生日だろ
コレ、プレゼントだ。」
古着屋のBBAから受け取った物を渡すと
L91は嬉しそうな顔で袋を開け
中に入っていた、ソレを取り出すと
袋は投げ捨て、中に入っていたソレを高々と持ち上げ
L91「わぁぁぁぁ~~~
赤ずきんちゃんだぁぁぁぁ~~」
俺「おう、赤ずきんの絵本好きだったろ?
古着屋のBBAに頼んで
ぬいぐるみを作って貰ったんだ
大切にしろよ。」
L91「にぃちゃぁぁだいすき~~~」
床に座った俺に抱き着くL91
まぁ、親愛のハグはOKって事で
【赤ずきん】の絵本は
娯楽が無い、ここの孤児の為に
【俺が居た元の世界】の絵本を作ってやった物だ
すでに、100冊を超える絵本がある
まぁ、作家作業のストレス発散に絵本を作ってるようなもんだが
貴族のバカ相手に話考えるより
絵本作るほうが100倍有意義だ。
俺「じゃぁ、おっぱい大きくなったら揉ましてくれよ!」
L91「それまでぇ~うわきしちゃぁ~いやよぉ~~」
俺「お前は俺の許嫁か嫁さんか!!」
L91「ニニニニニニ」
俺「はっはっははは」
ガキはいい!
損得勘定なしで感情を表してくれるし
しょうもない冗談に笑いで返してくる。
食堂の入り口付近から
冷たい視線と
「ロリコン・・・。」と言う言葉が
馬鹿か?AAA
これは青田買いと言うんだ!
だが、オッパイの無い所に長居は無用
AAAと一緒に居るGS001に向けて
俺「用事も終わったし
俺は帰るぞGS」
G「今日くらいは、夕食一緒に食べていったらどうですか?」
俺「は?
俺に、教会の安っぽい精進料理を食えって言うのかよ
辞めてくれ
俺は俺の好きな物を好きな時に食うって決めてんだ
お前らの、好みを押しつけるんじゃねぇよ!」
G「この子は・・・いつも、そんな事を言って
私が知らないとでも思ってるのかしら・・・。」
俺「昔から言ってるだろ
俺は、俺の好きな様にする
それが、道端のドロを啜る行為でもな!」
G「えぇ、知ってますよ
要請はしていませんよ
これは、1つの提案です。」
俺「だが、その提案も聞けねぇ!
俺は帰る!」
まぁ、GS001相手はメンドくさい
本来なら、こんな田舎城塞都市に居るはずがない
かなり高位の神官だったらしい
ただ、あの戦争から孤児になった子供達の為に
孤児院の創設を巡って
他国からこの都市に飛ばされてきた・・
誰しも過去はあるのだろうが
全てを受け入れ優しく包み込むような
あの澄んだ瞳は苦手だ。
GS001から顔を仰け反るような仕草をして
俺は出口に体を向ける
その時
俺の何かが
何時もと違う違和感に引っかかる
違和感・・・?
いや、絶対気が付かないとダメだという、危機感
生死を分けるほどの緊張感に
背中に、冷たい汗をかく・・・。




