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獣達の騎士道  作者: 春野隠者
一年の平穏

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189/218

【幕間】 新月の婚礼1 留守居と王都

 その文が届いたのは、和議の印が乾いてからほどなくのことだった。

 帝国軍は二つ目の峠を越え、約束どおり騎士たちの身柄も東へ返し終えている。東の城壁から見下ろす平野には、焼け残った柵と乾ききらない泥の跡が残るばかり。篝火の海は、もうない。

 宿営の天幕で、ロズヴェータは封蝋を見つめていた。

 押されているのは、見慣れた辺境伯家の紋だ。

「……家からか」

 小刀の背で蝋を割る。乾いた音がして、羊皮紙の匂いが立った。聖都の乳香とは違う、獣脂と草いきれの混じった、懐かしい辺境の匂いである。

 文面は短い。


 ――婚礼を挙げる。次の新月の夜だ。お前も来い。


 署名はディリオン。長兄の、丸みを帯びた丁寧な字だ。その下に、別の手で、角ばった素っ気ない字の一行が添えてある。


 ――断る理由を探しているなら、先に言っておく。無い。ナルク


 気づけば、ロズヴェータは口の端を緩めていた。

「ディリオン兄上が、結婚か」

 背後で文箱を整えていたユーグが、手を止める。

「おめでたいことです」

「ああ。……相手の名が書いていない」

「向こうに着けば分かる、ということでしょう。辺境の方々らしい」

 ユーグの赤い瞳が、わずかに細くなる。からかっているのだと分かるのは、乳兄弟くらいのものだろう。

「行かれますか」

 問いは短い。だがその中には、いくつもの問いが畳まれている。

 聖都から辺境までは、王都を経て片道二十日。往って還れば、ひと月半を優に越える。和議は成ったとはいえ、休戦は次の雪解けまでの紙一枚にすぎない。王都にはガベルがいる。グリムニルが帝国の副将に渡した封書の中身も、まだ誰も知らない。

「行く」

 ロズヴェータは即答した。

「兄の婚礼に顔を出さぬ弟を、辺境の者はどう見る。それに、あの家の者たちの顔を一度見ておきたい」

「家の、ですか」

「俺の値をつけたがっている者の顔だ。盤の外に何人いるか、数えておいて損はない」

 言いながら、文をもう一度見下ろす。無い、と書いたナルクの角ばった字が、なぜか目に残った。

「では、留守は」

「ヴィタスに預ける」

 ユーグは何も言わない。反対ではないのだ。ただ、それがどれほど重い言葉かを、この男は誰よりもよく知っている。

「殿下には、留守の間の帳簿の見方を置いていく。ヴェルダー卿には、正式に届けを出す」

「名代の卿が、許されましょうか」

「許すさ。兄の婚礼に弟が出るのを止める理由は、あの人の正しさのどこにも書いていない」

 ユーグは小さく頷き、文箱の蓋を閉じた。


◇◆◇


 ヴィタスは東の城壁の上にいた。

 夕暮れの風が、石の上を這っていく。かつて十万の人垣が並んだ平野には、いま鍬の跡が筋を引いている。巡礼の三割は路銀を持って西へ去り、残る者たちは荒地を畑に変え始めていた。戦の間は壁だった者たちが、今度は土を相手にしている。

 その平野の先、峠の向こうを、名を捨てた男は黙って見ている。

「ここにいると思った」

 声をかけると、ヴィタスはゆっくりと振り返り、深く一礼した。

「ロズヴェータ様」

「兄が婚礼を挙げる。辺境へ行ってくる。往き還りで五十日ほどだ」

「……おめでとうございます」

「その間、差配をお前に預ける」

 風が止む。

 ヴィタスの顔から、表情というものが一瞬消えた。

「私に、でございますか」

「そうだ」

「お言葉ですが」

 ヴィタスは静かに首を振る。

「私は名もない男でございます。泥の海で死んだことになっている、帝国の元将にすぎません。その男に千年の都の差配を預けたと知れれば、ヴェルダー卿も王都も、黙ってはおりますまい」

「表に立つのは殿下とヴェルダー卿だ。お前が握るのは、三頭獣の手綱と盤を読む目だけでいい」

 ロズヴェータは城壁の縁に手をついた。冷えた石が、掌に固い。

「ガーデルが帳簿を見る。エリシュが壁を見る。トーロウとグレイスが耳と目になる。だが、それを一つの盤として読める者がいない。俺の他には、お前しかいない」

「……名もない男に、でございますか」

「名は器だ」

 東の暗がりを見たまま、ロズヴェータは言った。

「中身はもう見た。泥の海でも、天幕の中でもな」

 長い沈黙が落ちる。

 遠くで、巡礼たちが夕べの祈りを唱えていた。十字の祈りの声が、風に乗って細く届く。かつてこの男が仕えた神の名とは違う祈りである。

 やがてヴィタスは、先ほどよりも深く頭を垂れた。

「承りました。お帰りまで、この都を割らせはいたしません」

「割らせるなよ。女王陛下との約束だ」

「存じております」

 顔を上げたヴィタスの口元に、ごくわずかな笑みがあった。和議の天幕で旧主に名を捨てられて以来、初めて見る顔だ。

「ロズヴェータ様こそ、辺境で値をつけられませぬよう」

「……そんな顔をしていたか」

「お顔に書いてございました」

 ロズヴェータは短く笑い、城壁の階段を降りた。


◇◆◇


 発ったのは翌朝、まだ星の残るうちだった。

 供はユーグと、ガッチェの率いる十騎。いずれも辺境の生まれで、草原の風を知る者たちだ。

 ロズヴェータは初め、ユーグ一人を連れて行くつもりでいた。

「大勢で行けば王都で目立つ。俺はいま、目立ちすぎている」

「目立たぬ銀の獅子など、聞いたこともありませんが」

 出立の間際まで、ユーグは一歩も引かなかった。結局、辺境へ帰る者を供に選ぶことで折り合いがついたのだ。故郷の婚礼に里帰りする一行なら、道中で誰に見られても言い訳が立つ。

「だから、たてがみを隠していく」

 紋章の入った装具は一つも持たず、一行そろって商家の護衛のような粗い毛織の外套をまとう。ガッチェは故郷の名を聞いた時から、日焼けした顔を隠しもせずにほころばせていた。西の門をくぐる時、乳香の匂いが背中から遠ざかっていった。

 街道は、半年前とはまるで違う顔をしている。

 民衆十字軍が東へ流れた跡が、道の両脇に残っていた。踏み荒らされた畑。焚き火の黒い輪。ところどころに、粗末な木の十字を立てた土饅頭。宰相コルベールが二十筋に割ったという川筋の一本を、一行はいま逆に辿っているのだ。

「痩せた川の跡、ですね」

 ユーグが呟く。

「一本の深い川なら、この道は墓で埋まっていた」

 顔も知らぬ老宰相の筆が、この墓の数を減らした。ロズヴェータはそれを、馬上で黙って噛みしめる。

 その夜は、街道脇の廃れた水車小屋で火を焚いた。

 壊れた羽根車が、風が吹くたびに軋む。ガッチェたちは小屋の外に火を分け、故郷の歌を低く口ずさんでいた。小屋の中では、乾いたパンと干し肉を炙る匂いが籠もっている。

 火の粉が、ぱちりと跳ねた。

 火の番をしながら、ユーグはしばらく黙っていた。他人の耳のない所でだけ、この乳兄弟は主を短い名で呼ぶ。

「ロズ。母君の墓には、寄られますか」

 炙った肉を持つ手が止まった。

 母の顔は、もう輪郭しか思い出せない。親父殿の屋敷で育った自分が母に会えたのは、たまに領主の館へ戻る日だけだった。覚えているのは、窓の外の草原を見ていた横顔くらいのものだ。あの人が何を見ていたのか、幼い頃には分からず、いまも分からないままでいる。

「……寄る」

「では、花を」

「辺境の花は、この時期はもう枯れている」

「枯れ草でも、手向ければ花です」

 ユーグの赤い瞳が、火を映して揺れていた。ロズヴェータは答えず、小さく息を吐く。軋む羽根車の音が、しばらく二人の間を埋めていた。

 十日目の夕刻、王都の城壁が見えてきた。

 獅子と王冠の旗が、傾いた陽を受けて塔の上で翻っている。門をくぐれば石畳に車輪の音が満ち、焼いた肉と蜜蝋と馬の匂いが入り混じって鼻を打つ。聖都の乾いた静けさに慣れた耳に、王都の喧噪はいささか騒がしすぎた。

 ガッチェたちを別の宿に分け、ロズヴェータとユーグは騎士校にほど近い裏通りの一軒を選んだ。学生の頃に何度か使った安宿だ。軋む階段も、酸っぱい葡萄酒の匂いも、あの頃と変わらない。

 変わったのは、戸口に立った者の姿だった。

「隊長」

 旗持ちから騎士となった娘は、息を切らしている。背が伸びた。肩も、別れた時より厚い。

「ネリネ」

「本当に隊長だ……文をいただいた時は、たちの悪い冗談かと」

 ネリネはそこで言葉を詰まらせ、慌てて姿勢を正した。騎士の礼をとろうとする手を、ロズヴェータは軽く押さえる。

「ここではやめろ。今夜の俺は、ただの旅の者だ」

「……はい」

 それでもネリネの目は、隠しきれない喜びに光っていた。

 卓に安い煮込みが三つ並ぶ。豆と塩漬け肉の、騎士校の者なら誰でも知っている味である。

「王都は、隊長の噂で持ちきりです」

 匙を持ったまま、ネリネが声を落とした。

「首狩りを泥に沈めた話は、もう講堂の誰もが知っています。尾ひれがついて、隊長が雪解けの神を呼んだことになっている話まで」

「神は呼んでいない。呼んだのは谷の水だけだ」

「分かっています。でも若い騎士たちには、そういう話の方がよく回るんです」

 それから、とネリネは続ける。

「陛下のお言葉も、まだ消えていません。ルクレイン家のガベル様に『卑怯』と仰ったという話です。あれ以来、寮では聖都の王配殿下に杯を上げる者まで出てきました。帳簿一つで首狩りを黙らせたお方だ、と」

「殿下が聞けば、困った顔をなさるだろうな」

「喜ばれるかと」

 ユーグが珍しく小さく笑う。

「困った顔で喜ばれる。あの方はそういう方だ」

 ロズヴェータがそう返すと、ネリネも声を立てて笑った。騎士校の寮で、夜更けに灯りを囲んだ頃のような笑いだった。

「聖都は、どんなところですか」

 ネリネが身を乗り出す。

「乳香の匂いがする。どこへ行っても祈りの声が絶えない。それから……」

 ロズヴェータは少し考えた。

「喋らぬ女王がいて、喋りすぎる巡礼が十万いる」

「それは、大変そうです」

「大変だ。だが、退屈はしない」

 ひとしきり聖都の話をせがんだ後、ネリネの顔からふと明るさが引いた。

「……一つだけ、気になることがあります」

「言え」

「三日ほど前から、騎士校の門の近くに見慣れない男たちが立っています。家の紋はつけていません。でも立ち方が兵のそれです。聖都から来る旅人のことを、宿の主人たちに訊いて回っているとか」

 ロズヴェータは匙を置いた。

 煮込みの湯気の向こうで、ユーグの赤い瞳が冷たく細まる。窓の外では、日の暮れた王都の鐘が低く一つ鳴った。

「俺が王都を通ると、誰かが読んでいたか」

「隊長が来ると知っているのは、ごく僅かのはずです」

「兄上の婚礼は、辺境では隠しもしない話だ。辺境から王都へ話が流れる筋は、いくらでもある」

 窓の外に目をやる。

 満ちたばかりの月が、欠け始めていた。王都の屋根の上で丸みを一つ削がれた月は、どこか半眼の目に似ている。

「明日は、日の出前に発つ」

「承知しました」

 ユーグの返事は短い。その手はすでに、腰の剣の位置を確かめていた。

 ネリネは不安げに二人を見比べ、思い切ったように口を開く。

「隊長。聖都に戻られる時も、ここを通られますか」

「たぶんな」

「では、その時までにもっと耳を増やしておきます。寮にも、講堂にも、厩にも」

 まっすぐな目だった。旗を預けた時と同じ目だ。

 ロズヴェータは一瞬言葉を失い、それから、その肩を軽く叩いた。

「頼む。だが、無理はするな。お前の耳は代わりがきかない」

 翌朝、まだ暗いうちに城門を抜ける。

 門の脇の暗がりで、誰かが煙管の火を消した気がした。振り返っても、そこには湿った石壁があるだけだった。

「気のせいでしょうか」

「気のせいならいい。気のせいでなければ、帰り道で分かる」

 ユーグは答えず、手綱を短く握り直す。後ろに続くガッチェが、無言で配下の間隔を詰めさせた。夜明け前の冷気の中で、焦げた煙草の匂いだけが、しばらく鼻の奥に残っていた。


◇◆◇


 王都を過ぎると、道はしだいに険しくなる。

 麦の畑が途切れ、石の多い丘が増えていく。木々は低く、風は日ごとに乾いていった。十八日目には、枯れ草と馬の汗と、遠い焚き火の煙の匂いが風に混じるようになる。目を閉じていても分かる匂いだ。

「帰ってきた、という顔をしています」

「そうか」

「ええ。騎士校に上がる前の、あの頃の顔です」

 ロズヴェータは答えなかった。答えれば、何かを認めることになる気がしたのだ。

 後ろでは、ガッチェたちが丘の名を一つずつ言い当てては笑い合っている。

 二十日目の昼過ぎ、丘の上に城が見えた。

 飾り気のない、灰色の石の城。王都の城のように塔を誇ることもなく、聖都の城壁のように千年を語ることもない。ただ二つの大国に挟まれた土地で、低く、厚く、しぶとく立っている。まるで持ち主そのものだ。

 城門の前では、すでに婚礼の支度が始まっていた。羊が追われ、樽が転がされ、女たちが干し肉を束ねている。子供たちの甲高い声。遠い鍛冶の槌音。見知った顔の老いた門番が、馬上のロズヴェータを見上げて目を丸くした。

「若様……」

 言いかけて、門番は口をつぐむ。皺だらけの顔をくしゃくしゃにして、深く頭を下げた。

 中庭を抜ける間、すれ違う家人たちが次々と足を止めた。囁きが、背中を追ってくる。あれが聖都の、銀の獅子の、と。王都で聞いた噂と同じ言葉が、ここでは少しだけ違う響きを帯びていた。誇らしさと、どこか遠巻きにするような怯えの混じった響きだ。

 ふと、中庭の隅の窓に目が留まる。

 日当たりの悪い、小さな窓。鎧戸は閉ざされ、その下に枯れた蔦が絡みついていた。

「……ロズ」

 ユーグが低く呼ぶ。

「分かっている。墓は、明日だ」

 窓から目を引き剥がし、広間への石段へ向かう。

 その石段の下に、熊のような男が腕を組んで立っていた。

 白髪交じりの髪を短く刈り、顔には古傷が幾筋も走っている。辺境の戦場で幾度となく草原の騎兵を叩き返してきた、獰猛な戦士の体躯。ロズヴェータを育てた屋敷の主、ユバージルだ。

「親父殿」

「戻られたか。十一騎で二十日の道とは、また大胆な」

 ユバージルは、ロズヴェータの供の数を一目で数えたらしい。それから、その後ろに控えた赤い瞳へ目を移した。

「……で、そっちは。主の供を十騎で済ませる副官がどこにいる。甘いですな」

「十騎で済ませたのは、私ではありません」

 ユーグの声が、いつもより一段低い。

「私は止めました。このクソ親父」

「聞こえておるぞ、倅」

 父子の間に、剣呑とも親しげともつかない沈黙が落ちる。ロズヴェータは思わず口元を緩めた。この二人は昔から、顔を合わせればこうだ。

「お館様がお待ちです。ロデリクを追い返した件も、耳に入っておりますぞ」

 ユバージルは太い指で、広間の扉を顎で示した。

「縁談を運ばせたのは、お館様の意を汲んだこちらだ。恨み言なら、後で聞きましょう」

 ロズヴェータは小さく頷き、石段を上る。辺境伯ノブネルは、広間の奥の椅子にいた。

 立ち上がりもせず、迎えの言葉もない。暖炉の火が爆ぜる音だけが、石の広間に響いている。獣脂の灯りの匂い。壁に掛けられた古い槍と、使い込まれた鞍。王都の宮廷なら恥じるほどの質素さを、この男は少しも恥じていない。

 辺境の蝮。二つの化け物に挟まれて、なお呑まれずにいる男。

 一年ぶりに見る父は、何ひとつ変わっていない。髪の色も、肘掛けに置かれた手も、人を量る時のわずかに傾けた顎も。蝮は、年さえ呑み込んでしまうらしい。

 その目が、ゆっくりとロズヴェータを見た。

「ロズヴェータ」

「ただいま戻りました、父上」

 膝をつき、頭を垂れる。

 沈黙が続いた。父の視線が、頭の上から足の先までを量っていく。王都の舞踏会で婚約を捨てられた日も、武官へ転じると告げた日も、父はこうして黙って見ていた。褒めることも、叱ることもなく。

「遠かったか」

「二十日です」

「そうか」

 短い。それだけで話は終わるのかと思う。

 だが父は、暖炉の火を見たまま、もう一言だけ続けた。

「聖都を銭で保ち、首狩りの牙を泥に沈めたそうだな」

「はい」

「それで、その功はいくらで売れた」

 ロズヴェータは顔を上げる。

 父の目には、称賛も嘲りもなかった。あるのは、市で馬の歯を検める者の目だけだ。

「……まだ、値はついておりません」

「ならば、つけに来る者がいる」

 ノブネルは椅子の肘掛けを、指で一度叩いた。

「婚礼は三日後、新月の夜だ。それまで、家の者の顔をよく見ておけ」

 話は、それで終わりだった。

 広間を辞して回廊に出ると、ユーグが待っていた。

「いかがでしたか」

「量られた。昔と同じだ」

「それだけですか」

「……それだけだ」

 嘘ではない。だが耳には、父の最後の言葉が残っている。値をつけに来る者がいる。あれは脅しだったのか、それとも。

 回廊の窓から、夕暮れの草原が見えた。風が吹くたびに、枯れた草が波のようにうねる。その向こうに、もう一つの大国がある。

 どこかで、兄たちの笑い声がした。一年前と変わらない、聞き覚えのある声だ。一つは丸く柔らかく、もう一つは細く、よく通る。

 月はもう、夜明け前の東の空にしか昇らない。爪の先ほどに痩せて、白く、消えかけている。

 新月まで、あと三日。


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